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セロ弾き 呑み鉄 蕎麦打ち~趣味とともに楽しく過ごしたい今日この頃

博物館浴(いわき市立美術館「「がまくんとかえるくん」誕生50周年記念 アーノルド・ローベル展」)

2022-10-23 11:12:50 | 博物館・美術館
いわき市立美術館で開催されている『「がまくんとかえるくん」誕生50周年記念 アーノルド・ローベル展』、本日が最終日である。





 アーノルド・ローベルは、「がまくんとかえるくん」シリーズを生んだアメリカの絵本作家。猫やかえる、かめなど様々な生き物を飼い、子供の頃からお話づくりが得意だったローベルは、それらの動物たちを主な登場人物として100冊もの絵本を世に送り出した。

 今回の企画展では、原画やスケッチ、打合せ資料などが展示されている。ちなみに、写真撮影OKである。





 第2展示室は、「がまくんとかえるくん」コーナーとなっている。原画がストーリーの流れで展示されており、思わず見入ってしまった。出口付近では、アニメーションも上映されている。


 今日は、朝一で行ってみようと思い、家からマイチャリを走らせ美術館へ向かった。開館前、すでに行列が発生。振り返ると、美術館前の歩道まで伸びていた。企画展の内容から、親子が多い。ミュージアムショップも大賑わいであった。

 今日発見したこと。美術館の開館は午前9時30分。向かいにあるカトリック教会の鐘が同時刻になる。あたかも、美術館の開館をお知らせするかのように。なかなか良い風景である。

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読売日本交響楽団 創立60周年記念 いわき特別演奏会

2022-10-10 21:33:38 | 音楽
 昨日は、NHK交響楽団、今日は、読売日本交響楽団。まるで、江戸に出奔して、NHKホールとサントリーホールを「はしご」しているような気分である。

 今日の読響、いわき市出身のマエストロのお出ましだ。マエストロとは、今から20数年前、いわき市に新しいホール・劇場をつくるプロジェクトを担当しているときに、ヒアリングでお会いした時がある。ちょうど、地下鉄サリン事件があった後で、六本木に行くのに、日比谷線、上野からは乗らずに恵比寿から乗った記憶がある。その後何度か、マエストロがいわきで指揮した演奏会を聴いている。当時の平市民会館でハンガリー国立とマーラーの5番を演奏されたときは、劇場スタッフとして舞台袖から演奏を鑑賞した。

 本日の公演は2曲。最初は、昨年のショパンコンクールでセミファイナルに残った角野隼斗によるラフマニノフのピアノコンチェルト2番。そして、マエストロの十八番、チャイコの5番である。







 角野さんのアンコール、出だしは「キラキラ星変奏曲」。その流れで行くのかと思いきや、曲調がジャズタッチに。それから、ショパンが来て、ベートーベンが来て、という感じで、彼のオリジナル編曲のような気がした。でも、このアレンジ、なかなか面白かった。そして、恐らく、アンコール1曲だけだったのだろう。でも、マエストロに請われて、もう一曲。あ「赤とんぼ」。これも、変奏曲バージョンでの演奏であった。角野さんは、ショパンコンクールのあと、テレビ出演が多く、小生も、クラシックTVなどで観ている。

 そして、チャイコの5番。マエストロの5番を生演奏で聴くのは何回目だろうか。あのテンポが小生は好きである。アンコールは「ダニーボーイ」。これまで、マエストロのいわき公演では、何度か聴いているが、今回は、ウクライナへの思いを込めての演奏であった。美しい弦の響きに感動した。

 次は11月。東京芸大のモーニングコンサートで、ラフマニノフのPコン2番を聴くことにする。
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第10回NHK交響楽団 いわき定期演奏会

2022-10-09 21:34:24 | 音楽
 コロナ禍も諸々規制は緩和されてきている中、博物館浴は着々と実行しているが、音楽鑑賞、舞台鑑賞は、なかなか実行できていない状態であった。

 東京芸大のモーニングコンサート、HPも眺めるたびに気にはなっていたが、先月、初めて芸大奏楽堂で鑑賞した。

 そして、本日、アリオスでのN響定期。昨日のオーチャードホールでの模様がHPにアップされていた。







 本日の曲目

 グリーク 組曲「ペールギュント」から「朝」

 グリーク 「ピアノコンチェルト」

 シベリウス 「シンフォニー№2」

 指 揮 サッシャ・ゲッツェル
 ピアノ 牛田 智大

 ピアノの牛田さんはいわき市出身。小生は、彼のTVドキュメントや浜松の国際ピアノコンクールのドキュメントをを観て承知していたが、生演奏は、お初である。

 そして、何よりも驚いたのは、数日前のHPにアップされたこと。なんと、コンサートマスターが、あのウィーンフィルでコンマスをしていたキュッヒルさんだ。奥様が日本人で、たびたび日本のオーケストラにもコンマスとして参加されていた。

 で、素晴らしい演奏に割れんばかりの拍手。オケのアンコールは、シベリウスの「悲しいワルツ」。曲の終焉部に第一バイオリン4人で奏でる部分がある。キュッヒルさんの繊細な響き、聞こえたような気がする。



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