今日は、午前中、書類を出しに平までマイチャリで。往復すると7キロか8キロになるだろうか。いい汗をかいたのだが、風が冷たく、体がすぐに冷えてしまう。人間ドックの結果を受けて、今日は、昼休みに約2キロウォーキング。やはり汗ばむ。このパターンを、少し続けてみたいと思う。
ということで、ありったけの小銭かき集め、今日もこんなに呑んじゃった。呑兵衛たちの月9、類氏は今日も旨そうに呑んでいる。
先ずは、横浜。西口にはディープな飲み屋通り「狸小路」がある。あの細い、ちょっといかがわしい雰囲気が飲み屋街には必要だ。類氏が出撃したお店は「焼鳥 お加代」。昭和28年創業のお店で、類氏、今日は店主のお任せで酒の肴を食していた。ちなみに、店主は世界的なフライフィッシャー、著作もあるそうだ。とり生から始まり、かぼす割り、お約束の御常連との乾杯を経て、牛すじ焼き、香味ラム焼き、にしんの蒲焼き、揚げでささみを包んだ揚巻、平成だんごは、とりの軟骨にニラなど入ったスパイシーな焼き物、そして、創業以来の味シロ。類氏もかぼす割りは3杯呑んでいた。
元気になったので、2、3軒、はじき飛ぶそうだ。
お次は、飯田橋。類氏の素面放浪は小石川後楽園。水戸光圀の時代に完成した庭園だ。小石川というと、時代劇的には養生所と薬草園だが、庭園もあったということをはじめて知った。
暗がりになり、JRのガード下を歩むと、ディープな建物へ。飲み屋が軒に連なっている。お店は「鳥政」、類氏の行きつけのお店で、昭和12年創業。雰囲気のいいお店だ。
店主は類氏の生活パターンを承知しているのか、先ずは野菜スティック。類氏はとりあえずのビール。納豆オムレツが出てきた。これは旨い。どこの店だったか忘れてしまったが、たぶん平の店だが、納豆入りのオムレツ、よく注文した記憶がある。フワフワとして、旨いんだ。そして、シャキシャキとしたハスのきんぴら、高清水の辛口をぬる燗で。偶然にも店主の息子がカウンターに客として?座っていた。注文したのは鯨刺し、当然、類氏、ご相伴にあずかる。
いつものことながら、うらやましい限りだ。
そして、高田馬場。街中には、「馬場」といわれるように、江戸時代は馬場があったそうだ。高田馬場というと、中山安兵衛の16人切りは有名だ。類氏が訪れたお店は、昭和7年創業の「菜穏」、焼き鳥とチャンポンのお店だ。ケースには、焼き鳥の串が並んでいる。類氏、とり生で刺身盛り合わせ7点盛り。お任せでいただいている。ウナギの肝焼き、甘辛のタレを通したようだが、肝のほろ苦さとマッチしていると思われる。ほろ苦が登場すれば、あうお酒は日本酒、佐賀のお酒「窓乃梅」で流し込む。〆にはお店の逸品チャンポン、少々値が張るが、野菜たっぷりで旨そうだ。レトロな雰囲気のお店とマッチする。
まもなく12月、忘年会の季節である。年を忘れるはずが、呑んだそのときを忘れてしまう今日この頃、自制という言葉が必要なのかもしれない。
類氏が終わると、テレ東で「モリのアサガオ」という番組をやっている。刑務官と死刑囚の話だ。今、いろいろと死刑制度についての議論が出てきているが、この番組、実際に刑務官のOBの方が制作に関わっているので、リアリティがある。一応、大学で法律なんぞ学んでしまったので、興味を引く番組である。これからの展開、楽しみである。