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博物館浴(三菱一号館美術館「芳幾・芳年ー国芳門下の2大ライバル」)

2023-03-31 21:11:04 | 博物館・美術館
 三菱一号館美術館では、4月9日まで「芳幾・芳年ー国芳門下の2大ライバル」が開催されている。





 江戸時代後期の浮世絵師・歌川国芳、その門下である落合芳幾と月岡芳年。

 芳幾は東京日々新聞の新聞錦絵を、芳年は国芳から継承した武者絵を描くようになった。

 浮世絵や肉筆のコレクションを鑑賞できる。





 展示構成は

 芳幾と芳年
 二人の師・国芳
 国芳からの継承
   武者絵̶【太平記英勇伝】
   武者絵̶【芳年武者无類】 
   芳幾の洒落
   芳幾の役者絵
   芳年の歴史画
 肉筆画
   芳幾の肉筆画
   芳年の肉筆画
 同時代の絵師たち
   横浜絵・開化絵
   美人・風俗・宮廷
   時事
 新聞錦絵
   【東京日日新聞】
   【郵便報知新聞】
 月百姿

 三菱一号館美術館は、今回の企画展後、メンテナンスのため2024年秋ごろまで閉館となる。
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博物館浴(出光美術館「江戸絵画の華」)

2023-03-26 20:02:34 | 博物館・美術館
 出光美術館では、今日まで「江戸絵画の華」が開催されていた。





 第1期は1月7日から2月12日まで「若冲と江戸絵画」、第2期は2月21日から3月26日まで「京都画壇と江戸琳派」

 いずれも鑑賞することができた。第2期を鑑賞した時に、近くにいた方が、第1期を見逃した、と言っていた。

 第1期の展示構成は
1 生きものの楽園-ようこそ、プライス・コレクションの世界へ
  動物園のごとく、若冲の「鳥獣花木図屏風」(六曲一双)をはじめ、花鳥、孔雀、白鶴を観ることができる。
2 若冲の墨戯-絵筆による冒険
  若冲の墨画を中心とした作品が展示
3 浮世と物語-躍動をかたちに
  江戸や京都で活躍した絵師の作品が展示

 第2期の展示構成は
1 清遠な自然へー円山応挙とその周辺
  ここでは、応挙の「懸崖飛泉図屏風」や応挙の門弟である源琦が描いた国宝「雪松図屏風」の模写が展示
2 京中、皆一手-円山派の画家たち
  応挙をはじめ、応挙の流れをくみ画家たち
3 粋の系譜-酒井抱一と鈴木基一、さらにその先へ
  抱一の「十二か月花鳥図」や「四季草花図・三十六歌仙図色紙貼交屏風」など江戸琳派

 皇居を拝して、余韻を楽しむ。

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博物館浴(根津美術館「仏具の世界」)

2023-03-05 20:46:53 | 博物館・美術館
 根津美術館では、3月31日まで企画展「仏具の世界」が開催されている。





 今回の企画展では、根津美術館所蔵の仏具を紹介しており、伽藍装飾から僧の生活必需品といった多岐にわたる。

 展示構成は、「仏を荘厳する」、「仏を供養する」、「仏道を極める」、「仏性を呼び覚ます」、「茶の湯と仏具」、「仏教美術と女性の信仰」となっており、日本のみならず、中国、朝鮮半島の仏具も紹介されている。



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磐城平城田町曲輪の調査

2023-03-03 22:40:02 | 
2月25日、26日、いわき市生涯学習プラザで開催された「生涯学習フェア」、そこで、いわき駅並木通り地区再開発に伴い行われた発掘調査「磐城平城田町曲輪の調査」で、一部ではあるが遺構の写真や遺物が展示された。



このエリアは磐城平城下、武家屋敷地、明治時代には磐城郡役所があったところ。



遺物は、陶磁器のかけら、木製品、漆器などの生活道具、さらに、井戸に埋納されたと考えられる一分金が見つかった。





今回は、急遽の展示だったので、今後、考古資料館で開催予定の速報展で詳しく展示・説明するとのこと。
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