おもしろきこともなき世を おもしろく すみなすものは・・・

セロ弾き 呑み鉄 蕎麦打ち~趣味とともに楽しく過ごしたい今日この頃

呑兵衛たちの月9 その430

2019-07-29 22:09:45 | 
 先週は、木曜日、金曜日と新橋へ。毎年恒例の「こいち祭り」に参戦。SL広場、ニュー新橋ビル、桜田公園を会場に、天候にも恵まれ、というか、暑い中、多くの人でにぎわった。仕事でお付き合いのある皆さんや以前わが社に出向されていた皆さん、ちなみに、小生の愚弟も参戦してくれた。
 来年は、東京2020大会もあることから、時期を動かし、10月下旬に開催するとのこと。天候(気温)が気になるところではあるが、やむを得ない。


 ということで、ありったけの小銭かき集め、今日もこんなに呑んじゃった。呑兵衛たちの月9、類氏は今日も旨そうに呑んでいる。


 今日は、京浜急行・汐入。小生、湘南国際村で数年間、夏場にセミナーを受講していたので、最寄駅である汐入をよく利用していた。たまに、横須賀中央駅まで散策、その際に「ドブ板通り」にも立ち寄った。そんなことを思いながら、類氏も「ドブ板通り」へ。ここは、よこすかジャンパー、いわゆる「すかジャン」発祥の地。創業1947年の「プリンス商会」、もともとは刺繍を扱っていたお店。アメリカの軍人がジャンパーを持参し、刺繍を頼んだことが発端である。お店には、先代が製作したすかジャン。龍、富士山、虎などが背中を覆っている。まさに、日本とアメリカのコラボである。


 暗がりになり、地元に愛されるお店「汐入酒場 大八」へ。創業から半世紀、今は2代目が店を仕切る。すでに店内は地元御常連で賑わっている。壁一面には豊富なメニュー。カウンターに座した類氏、まずは「緑茶ハイ」420円を注文。人気メニューの「ゆでガツ」500円は、ニンニクとミソをベースにしたタレでいただく。「つぶ貝串焼き」1本200円を2本、小さいサイズのつぶ貝を使っているので、柔らかい。類氏談「オホーツクの味と香り」、なんとなくわかる。次のアテは本日のお勧めから、「三崎〆サバ」700円はボリュームがある。これを高知の地酒「土佐鶴(2合)」850円で流し込む。
 そろそろ〆の時間。横須賀といえばカレー、カレー煮込が出来上がるまで、「大七生酛(2合)」850円、このお店の先代の出身地、ということは、二本松出身か。「カレー煮込」500円が出来上がる。「追加うどん」300円も合わせて注文。これまたボリュームがある。近くの自衛隊の皆さんが御常連ということで、自ずと量は多くなるとのこと。

 
 いわきも祭り真っ盛り。土曜日には小名浜港で「いわき花火大会」が開催される。約10,000発の花火が海面にも映し出される。6日からは「平七夕まつり」、8日には「いわきおどり」、13日からは「内郷回転櫓盆踊り」、〆は20日の「夏井川流灯」。いっきに夏が過ぎて行ってしまうような気がする。
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博物館浴(出光美術館「唐三彩-シルクロードの至宝」)

2019-07-28 20:03:28 | 博物館・美術館
 出光美術館では、8月25日まで「唐三彩-シルクロードの至宝」展が開催されている。






 緑釉、褐釉、白釉がかけ分けられた華麗な装飾、唐三彩。まさに、唐時代の遺物が、20世紀初頭、中国の鉄道工事の最中に偶然発掘された。

 この時代はシルクロードを通した東西交流が盛んな時代。砂漠の貿易商人であるソグド人や長距離交易の際の乗り物であったラクダといった異国情緒たっぷりな人物や動物の像を通して、東アジアだけではなく、オリエントの雰囲気も教えてくれる。


 「プロローグ 三彩への道」では、唐三彩に至る道筋を、漢時代から隋時代までの作品を通して知ることができる。

 「第1章 唐三彩 ―シルクロードの至宝」、白色の器体に緑釉・褐釉・白釉(透明釉)がかけ分けられた華麗な装飾が魅力的な唐三彩は、有力貴族たちの墳墓へ埋葬するために制作された陶器、一方で、エキゾチックなモチーフがふんだんに盛り込まれ、東西交易と文化交流の舞台となったシルクロードのロマンを感じさせる。

 「第2章 伝統と革新の融合 ―唐三彩の諸相」、唐三彩は、高度に発達した中国の作陶技術に、シルクロードを通して西方からもたらされた品々のエキゾチックで斬新な器形や文様と中国古来より伝わる造形や意匠が見事に融合することによって誕生した。

 「第3章 遼三彩とペルシア三彩」、中国の周辺地域で三彩風の陶器が流行、契丹族の国・遼では、唐三彩に似てはいるものの、遊牧民族の素朴さが加味された独自の遼三彩が盛んに制作された。一方、西方のイスラム世界でも、後にペルシア三彩と呼ばれることになる三彩風の陶器制作が開始さた。

 「エピローグ 三彩スタイルの系譜」、唐三彩の歴史は1世紀ほどのわずかな期間だけ。しかし、鉛を媒溶料に用いて多色の釉薬でうつわの表面を飾る陶器装飾の伝統は、その後も引き続いて中国陶磁史に重要な足跡を残した。中国の三彩技法の影響を受けて成立した日本・江戸時代の源内焼や長与焼なども展示されている。
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呑兵衛たちの月9 その429

2019-07-22 22:03:45 | 
 土曜日、いわき芸術文化交流館アリオスで、「オリンピックコンサート」が開催された。小生、昨年、川越市で開催されたこのコンサートを鑑賞したが、オリンピックの映像と音楽とがコラボして、非常に感動的なものであった。いわき公演でも、フィナーレには、市内の中学校合唱部の女子生徒がオーケストラに合わせて「オリンピック賛歌」を斉唱。見るからに小柄な生徒たちが、素晴らしい歌声を館内に響かせた。この感動は、昨年以上のものがあった。コンサートには、いわきFCジュニアのこどもたちも来てくれた。これを刺激剤として、さらなる高みを目指してほしい。


 ということで、ありったけの小銭かき集め、今日もこんなに呑んじゃった。呑兵衛たちの月9、類氏は今日も旨そうに呑んでいる。


 今日は、JR総武線・市川。以前行ったときは、ちょうど駅前の再開発をしようとしていた時。今は、常磐線からもタワーマンションを眺めることができる。いまは、駅前、どのようになっているのだろうか。タワーマンションには展望施設があり、だれでも利用できる。エレベーターで45階、さらに1階上がって海抜150メートル。関東平野がジオラマのごとく一望することができる。「市川市アイ・リンクタウン展望施設」、今度時間があるときに、行ってみよう。


 ちょっと黄昏時、暖簾にメニューが書いてあるお店「花まる」へ。創業して37年、もともとフランス料理出身の大将が店を仕切る。カウンターに座した類氏、なぜか、「コークハイボール」450円を注文。ブラックニッカを使っている。「お通し」200円はポテトサラダ。本日のお勧めは黒板に。女将自慢のおばんざい、大皿盛でカウンターに並ぶ。その中から、「おばんざい盛り合わせ」700円、マダケ煮、おから、ワラビ、里芋の含煮が皿に並ぶ。
 「とり皮せんべい」400円は、とり皮をつぶしてカリカリに焼いたもの。とり皮の旨味が何とも言えない。これを「ホッピーセット」450円で流し込む。次のアテは、「豚タンレモン塩」450円、さらに、名物の「和牛もつ鍋」1,100円は醤油味。これには、類氏の故郷・高知の地酒「土佐鶴 本醸辛口」600円。注文が多いときにつくるという女将自慢の焼きおにぎり、類氏もいただく。「焼きおにぎり+ぬか漬け」200円、これで本日の〆。


 今週は、25日(木)、26日(金)に、新橋のSL広場、桜田公園、ニュー新橋ビルを会場に「こいち祭り」が開催される。今年も、ニュー新橋ビル4階テラスで、いわき市のブース「フラガーデン」が開催される。小生も、両日、お手伝いをする。といっても、お客様と一緒に呑んでしまうのだが。江戸方面にお住まいの方で、お時間のある方は、是非是非、お越しくだされ。
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呑兵衛たちの月9 その428

2019-07-15 22:44:05 | 
 13日は、いわきの海開き。「勿来」、「薄磯」、「四倉」、そして今年から「波立・久之浜」の4か所。天気が心配されるところではあったが、ちょうど午前中はお天道様も顔を出し、程よい天候で式典を行うことができた。ただ、水温は19度から20度、こちらの方言でいう唇が「ぶんず」になる、といった状況か。今週は気温が上がるもののお天道様の御尊顔を拝することは難しいようだが、来週になると、梅雨明けも期待できる。いわきの夏、到来。


 ということで、ありったけの小銭かき集め、今日もこんなに呑んじゃった。呑兵衛たちの月9、類氏は今日も旨そうに呑んでいる。

 
 今日は総武線・本八幡。本八幡は、江戸川を超えた千葉県に入って2番目の駅。「八幡の藪知らず」、足を踏み入れると二度と出てこられなくなるという神隠し伝説があるところだ。今は、不知森神社の一角のみ立ち入ることができる。神社に参拝し、「八幡」の地名の由来となった「葛飾八幡宮」へ。宮司さんに案内してもらう。「不知藪八幡之実怪」は、興味本位で藪知らずに入ることを戒めるために描かれた錦絵、類氏、これを見学させてもらった。

 
 まだまだ明るい中、昭和46年頃に創業した「居酒屋 こい」へ。店名「こい」の由来は、以前池で鯉を飼っていたこと、そして、お客「来い」の意味も込めて名付けたそうだ。まずは「生ビール(中)」500円、「お通し」310円は、タキヌタやレンコン和えなど。アテは「本日のおすすめ」からチョイス。「刺身小盛合」1,000円はきびなご、サーモン、小ぶりのアワビなどの盛り合わせ。刺身に合わせる酒は日本酒、「こんちきちん 純米吟醸(2合)」980円は伏見の酒。これを江戸切子の猪口でいただく。
 「とろくじら刺」800円は、ミンククジラの背肉。赤身の中にうっすらとした白身。霜降り状態の肉のようだ。これをニンニクとショウガでいただく。そして、目の前には生きた沢がに。これを「沢がに素揚げ」580円にしてもらう。類氏、沢がにに故郷の土佐を思い出されたようだ。で、カリカリの食感。先代から続く名物の「煮込み鍋」630円、ニンニク醤油ベースでジャガイモ(メイクィーン)が入る。これには「どぶろく(濁り酒)」550円。


 昨日、福島から叔母と従弟がやってきた。手土産として日本酒をいただいた。以前から気になっていた壱岐島で醸造されている「横山」。その中で「よこやま SILVER7 純米吟醸 生酒」をチョイスして持ってきてくれた。前々から呑んでみたいと思っていた酒につき、冷蔵庫で十分冷やしていただくことにする。
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博物館浴(江戸東京博物館 「発掘された日本列島2019」)

2019-07-11 20:34:59 | 遺跡・史跡
 江戸東京博物館では、7月21日まで「発掘された日本列島2019」が開催されている。






 今回は、発掘された遺跡のなかでとくに注目を集めた12の遺跡について展示されている。

 そして、特集として、今回も「福島の復旧・復興と埋蔵文化財」のコーナーが設けられている。
























 双葉郡広野町から南相馬市までの遺跡発掘速報である。

 そして、今年は日本で記念物保護の取組が始まって100年になる節目の年、保護の重要性についての展示もあった。
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