おもしろきこともなき世を おもしろく すみなすものは・・・

セロ弾き 呑み鉄 蕎麦打ち~趣味とともに楽しく過ごしたい今日この頃

博物館浴(東京国立近代美術館 トーマス・ルフ展)

2016-09-29 21:23:42 | 博物館・美術館
 今年は、写真家の展覧会が多い。

 先月は、世田谷美術館(アルバレス・ブラボ写真展)と三菱一号館美術館(ジュリア・マーガレット・キャメロン展)を見学した。

 今月は、東京都写真美術館で恒例の「世界報道写真展」を観て、そして、東京国立近代美術館「トーマス・ルフ展」である。


   


   


 1958年にドイツで生まれたトーマス・ルフは、現代の写真表現をリードしてきた存在である。今回の展覧会は、ルフの初期の作品から最新作までの125点を展示。初期に注目された約2メートル四方のポートレート、近代建築やルフが少年時代から興味があった宇宙。「jpeg」では、圧縮率を高めすぎるとブロックノイズが発生し、画面がモザイク状になってしまっているが、これが、またいい趣がある。新作は、興味を抱きはじめた数学や物理学の影響で、様々な数式が作る線形をポートレートしている。

 
 篠山紀信の写真展が、品川の原美術館と横浜美術館で開催される。これも観に行かねばならない。
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博物館浴 (東京都写真美術館 世界報道写真展2016)

2016-09-28 21:42:10 | 博物館・美術館
 東京都写真美術館、2年ぶりの鑑賞。

 2年前から改修工事があって、昨年の「世界報道写真展」は、池袋の「東京芸術劇場」で行われた。

 先日もブログしたが、そのため、恵比寿駅周辺は、ご無沙汰だった。

 9月頭に、東京都写真美術館、リニューアルオープン。そして、「世界報道写真展2016」、行かないわけには行かない。

 まずは、改修後のエントランス。


   


 いきなり横文字。館内にはいると、チケット販売ブースも、模様替えしていた。ミュージアムショップがあったところはmカフェ、当然のごとく、小生は見向きもせずに「恵比寿麦酒記念館」にいってしまったのだが。


 で、今回の世界報道写真展


   


 難民の生活や、福島には切っても切れないチェルノブイリの映像。

 そして、中国の二酸化炭素。


 ジャーナリストが現場で感じ取った映像を、写真というツールを通して知ることができた。


 いつものことながら、「世界報道写真展」、観ておかなければならない。
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恵比寿麦酒記念館

2016-09-26 21:54:29 | 
 東京都写真美術館の帰りには、必ずと言っていいくらい、「恵比寿麦酒記念館」で麦酒を楽しんでいた。

 しかし、写真美術館が改修工事のため9月2日まで閉館。きっかけもなかったので、久しぶりの記念館となった。


   


 いつも、ビール2杯と料理というパターン。今回は、「琥珀エビス」と「エビスプレミアムブラック」。ちょうど昼時でもあり、料理は「熊本産牛肉使用 煮込みハンバーグ」、煮込みハンバーグにフランスパンとサラダが付く。


   


   


 喉が渇いていたので、料理が出てくる前に、琥珀1杯は終了してしまったが、料理は黒ビールで楽しんだ。
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呑兵衛たちの月9 その301

2016-09-26 20:35:17 | 
 シルバーウィーク、天候は思わしくなかった。昨日晴れたぐらいか。雨が降ると、やりたい作業もできない。天気予報を見ると、これから一週間、スッキリとした晴れ間はないようだ。 
 今日の昼休みに散歩をしたが、湿度が高いことから、流れるような汗をかいてしまった。スッキリとした秋はいつやって来るのだろうか。


 ということで、ありったけの小銭かき集め、今日もこんなに呑んじゃった。呑兵衛たちの月9、類氏は今日も旨そうに呑んでいる。

 今日は、古都・奈良、清酒発祥の地である。
 小生、直近で奈良に行ったのは、10年位前である。再開発したのだろうか、奈良駅前はだいぶ変貌したようだ。ただ、旧駅舎は残っている。奈良と言えば、この駅舎の印象が焼き付いている。
 類氏は、奈良公園と思われるエリアで、鹿と戯れている。鹿煎餅を差し出すと、手まで噛まれてしまう。神様の使いなので、無碍にすることはできない。近くの春日大社、今年は式年造替の年。本殿の朱色が鮮やかである。灯籠は約3,000基、これに明かりがともると、さぞかし幻想的だろう。
 類散歩のあとは、一休み。「茶亭ゆうすい」で「つくりたてわらび餅(きなこ、あずき、黒蜜)」648円をいただく。出来たてのわらび餅、暖かい。

 まだまだ明るい雨の中、「田舎料理 いづみ」へ。赤提灯には「鮑腸汁」、これはなんぞや。開業は昭和42年、もともと花街、御茶屋だったところを改装して今に至る。お品書きの板は、以前は芸子の名前を書いていた札とのこと。ちなみに、大将は高知出身、類氏と同郷である。
 まずは、「生ビール」500円、「お通し」は「秋鮭の白子のみそ田楽」、なかなか凝ったお通しである。「お造り盛り合わせ」1,600円は、ヒラメと剣先イカ。これを奈良の地酒「春鹿 超辛口純米酒」1,480円で流し込む。
 「ハモの天ぷら」860円は、トロハモと呼ばれる大降りのハモを使っており、脂がのっている。これを流し込むのは、高知の酒「土佐鶴 本醸造辛口」600円。そして、テーブルに座している御常連と乾杯。女将自慢の「ニシンとジャガイモの炊き合わせ」540円をいただく。
 ここから、赤提灯の「鮑腸汁」の種明かし。女将が手打ち麺を作り始める。包丁で切るのではなく、太めの固まりを伸ばしていく。これで麺が細くなる。元々は大分の郷土料理とのこと。麺は、赤味噌で見込まれる。みそ煮込みうどんのような感じだ。おそらく、麺が「鮑の腸」のような感じなのか。おなかに優しい〆である。


 今週で2016年度上半期も終了。10月1日から下半期となる。1日は、イベント盛りだくさんだが、小生は式典に出なければならない。時間を見計らって屋外イベントを眺めてみようと思うが、天候はいかに。
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博物館浴(国立新美術館)

2016-09-25 10:21:08 | 博物館・美術館
 国立新美術館では、「ダリ展」が開催されている。


   


   



 「ダリ」といえば、ぎょろっとした目にヒゲのイメージ。20世紀の著名に芸術家の一人である。

 シュルレアリスムを代表する画家であるが、今回の展覧会では、絵画に加えて彫刻や映像作品も公開されている。

 印象派の影響を受けながら、20代になるとキュリズムに傾倒し、その後、古典主義、シュルレアリスムという流れ。キュシズムと古典主義が融合した作品も展示されていた。

 広島と長崎の原爆投下に衝撃を受け、ダリは、量子力学や相対性理論に関心を持つ。科学と芸術の融合を観ることができる。

 約250点の作品、見ごたえがあった。
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