おもしろきこともなき世を おもしろく すみなすものは・・・

セロ弾き 呑み鉄 蕎麦打ち~趣味とともに楽しく過ごしたい今日この頃

上野桜木 菜の花

2019-05-31 20:38:45 | グルメ
 江戸に出奔したときに、久しぶりに、上野桜木にある「菜の花」で食した。




 「ランチ」は1,650円






 食材は、店の大将の出身地・佐渡から毎朝送られてくる。

 まずは、別注文の「生ビール」648円




 呑んでいる間に、前菜が登場



 店員さんが、丁寧に小鉢それぞれを紹介してくれる。




 メインは、ゴマダレでいただく刺身。今日は、マグロ、イナダ、ヒラメのこぶ締めの3点。




 最初の一膳は、そのままいただく。刺身を少し残しておき、、2膳目には出汁をいただき、残った刺身を載せてお茶漬けにしていただく。




 相変わらず、美味である。


 午前11時過ぎに入店した。小生は一番乗り。すると、続々とお客が入ってきた。小生が店を出るときには、ほぼ満席。
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呑兵衛たちの月9 その421

2019-05-27 22:28:07 | 
 土曜日は「飯野八幡宮 御田植祭」。日曜日は「芝山山開き」。いずれの行事も神事が執り行われた。天候にも恵まれ、秋の恵みや安全確保をお祈りした。それにしても、「あづい」土日であった。


 ということで、ありったけの小銭かき集め、今日もこんなに呑んじゃった。呑兵衛たちの月9、類氏は今日も旨そうに呑んでいる。


 今日は北千住、ディープな呑み屋が多い街である。江戸時代は日光街道の宿場町。街道沿いにある昭和10年創業、老舗のカバンメーカー「大峡製鞄」へ。ここ、ランドセルメーカーの草分けで、手造りが基本。皇族も使われているとのこと。「ヨーロピアン カーフ ランドセル」は10万円。ジジババがかわいい孫のために買い求めるのだろう。

 
 まだまだ明るい中、北千住東口「大衆割烹 味久」へ。このお店、魚目当ての御常連で賑わう。
 類氏、カウンターに座して「生ビール(中)」610円をいただく。「お通し」320円は、つぶ貝の煮付け。とるのが面倒臭いようだ。本日のラインナップは、ホワイトボードに書かれている。まずは、刺身の盛り合わせ、盛り合わせというよりは、組み合わせといったほうが良い。類氏は、「カツオタタキ」700円、「ホタルイカ」550円を注文。そこに加えて、「中トロ」700円が一皿に盛られる。カツオは初物。2、3人前ぐらいはあるボリュームである。こうなると、日本酒が欲しくなる。高知の地酒「酔鯨 特別純米」700円は、酸味のある辛口。
 刺身の次は煮物。「さといも煮」530円は、いわゆる里芋とイカの煮っ転がし。見るからにしょっぱさが伝わってくる。壁に貼られているポスターは「桜咲かそハイボール」450円、桜の花びらのシロップ漬けが入っている。調べてみると、上野観光連盟とキリンビールが、上野の街や3月下旬の「うえの桜まつり」で、ご当地応援ハイボール「桜咲かそハイボール」として、約100店舗で提供されるとのこと。ただし、3月上旬から4月上旬に提供とのことで、今、提供されているかどうかは不明である。
 お次の日本酒は「白神山地の四季 特別純米 300ml」750円。「天ぷらの盛り合わせ」900円は、季節の野菜が並ぶ。たけのこ、ウド、たらぼ(タラの芽)など。これまた、すごいボリュームである。
 〆に、「三陸のカキ焼」800円、大振りのカキが3つ。リーズナブルである。


 今週で5月も終了。月日のたつのは、年齢とともに早まってきている。もろもろ行事が入ってくれば、なおさらだと思う。1日1日を大切にしよう。
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博物館浴(いわき市立美術館「蜷川実花展 ー虚構と現実の間にー」)

2019-05-22 22:02:58 | 博物館・美術館
 いわき市立美術館では、5月26日まで「蜷川実花展 ー虚構と現実の間にー」が開催されている。






 蜷川実花といえば、世界的演出家・故蜷川幸雄の娘。この頃は、映画監督としても世界的に名を馳せている。今回の展覧会は、全国各地の美術館との連携、巡回展である。ただ、それぞれの美術館の展示スペースや建物の状況で、展示の構成を変えているそうだ。

 いわき市立美術館では、開演の日、4月13日、いわき芸術文化創造館・アリオスで、蜷川実花トークショーを開催した。その時に、蜷川実花の写真に対する思い、父・蜷川幸雄との関係、実生活など、これらの作品につながる何かを知ることができたと思う。

 トークショーで印象に残った言葉。「桜の開花を、あと何年観ることができるだろうか」

 当たり前に生きている今日この頃ではあったが、齢50を過ぎて、改めて、自分自身が桜をあと何回観ることができるのだろうか、これからの人生について、考えさせられた。


 展示構成だが、いつもは美術館の正面階段を上り、右側の受付でもぎり、企画展示室へと入っていく。今回は、左手、第2企画展示室からの入場である。第2展示室は南側にある。南側の展示は、桜、花、芸能人たちのポートレート。原色の世界が広がる。










 そして、第1企画展示室へ。第1企画展示室は、北側にあり、天井も低く、自然光の入る余地はない。ライティングも、明るさを落としている

 演出家・蜷川幸雄が世を去った、その入院生活を、周辺の風景を踏まえながら表現している。これまでの華やかさから、いっきにどんよりとした空間となる。

 小生は、言葉で表された蜷川実花の父に対する思いを目の当たりにする。














 そして、最後の部屋は目黒川。

 この部屋に入ると、一瞬、何を撮影したのか理解に苦しんだ。じっくり眺めると、川の流れが見える。じっくりと観なければならない。主役は桜だ。

 最初の部屋での桜の華やかさ。最後の部屋での桜のはかなさ。

 展示構成も素晴らしい。

 今回の展覧会は、若い女性層が多く観に来ているそうだ。

 企画展示室入り口付近、平日にしては、グッズ購入者が多い。

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博物館浴(三井記念美術館 「円覚寺の至宝 鎌倉禅林の美」)

2019-05-21 20:39:07 | 博物館・美術館
 三井記念美術館では、6月23日まで「円覚寺の至宝 鎌倉禅林の美」展が開催されている。






 円覚寺といえば、歴史の教科書で舎利殿の写真を目にしていた。以前、北鎌倉駅で下車し、円覚寺界隈を散策したことがあるが、その時は、確か、舎利殿まで到達できなかった記憶がある。

 円覚寺は、1282年、鎌倉幕府第8代執権北条時宗により、中国から招聘した無学祖元を開山として現在の鎌倉市山ノ内に創建された。鎌倉宋朝禅興隆の基盤を築くとともに、中国との国際的な交流を通して鎌倉独自の宗教、文化、芸術を創造する中心的存在となった。
 今回の展覧会では、円覚寺とその一門寺院に伝わる、彫刻、絵画、書跡、工芸品などの優れた作品が展示されている。


 第1室では、「開山箪笥」と称される、開山無学祖元の所用と伝えられる南宋、元時代の品々。重要文化財に指定されている。

 第2室では、円覚寺の青磁

 第4室では、「円覚寺の華厳禅と舎利信仰」として円覚寺に収蔵されている仏像。「鎌倉宋朝禅の蘭渓道隆と無学祖元」として、建長寺の開山蘭渓道隆、その後を継いで円覚寺を開いた無学祖元の肖像画、彫刻、書。「大陸文化との交流 ①彫刻、絵画」として宋風と称される大陸文化に影響を受けた彫刻・絵画。

 第5室では、「大陸文化との交流 ②書跡、青磁器、漆器」として、同じく宋風の書籍など。

 第7室では、「円覚寺派の展開」として、円覚寺とその一派の展開の中で、大きな足跡を残した高僧の頂相彫刻、各寺院に伝わる優れた寺宝、そして鎌倉における禅僧画家の活躍。


 展覧会を通して、鎌倉に「禅」の興隆基盤を築くとともに、中国との国際的な交流を通して鎌倉独自の宗教、文化、芸術を創造に向けた円覚寺の役割を知ることができる。
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呑兵衛たちの月9 その420

2019-05-20 22:16:42 | 
 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催まで1年あまり。文化プログラムの開催も各地で行われている。
 昨日、アーツカウンシル東京が主催する「東京キャラバン in IWAKI」が、いわき市小名浜のアクアマリンパークで開催された。小生が住む内陸部は強風に見舞われていたので、浜はもっと風が強いものと思い、ウインドブレーカーを持参。しかし、小名浜はほぼ無風状態。イベント日和であった。
 いわき会場のプロデュースは、ダンスカンパニー・コンドルズを主宰する近藤良平氏。氏は、いわき芸術文化交流館・アリオス開館前に、アーティストレジデンス事業でいわき市民をワークショップを重ね、公演を行った。
 今回の東京キャラバンで、その時を思い出した。


 ということで、ありったけの小銭かき集め、今日もこんなに呑んじゃった。呑兵衛たちの月9、類氏は今日も旨そうに呑んでいる。


 今日は、京成、東京メトロ千代田線、都電荒川線・町屋。学生時代、京成で町屋で乗り換えをした記憶がある。それ以来、行ったことはない。住宅街を歩いていると、商店もちらほら。「丸石蒲鉾店」は、おでん種のお店。練り物や揚げ物が店に並ぶ。下町名物の「フライ(にくまん)」5ケ250円のところ、1個を試食のように串に刺していただきいただく。風貌はコロッケのようだが、中身は、魚のすり身をベースに、ソーセージや玉ねぎなどが入っている。肉は入っていないそうだ。おでんに入れると味が変わるということで、早速お試し。1、2分浸す。「フライ」50円、そして、「スジ」70円も合わせていただく。酒が欲しくなるシチュエーションである。


 暗がりになり、類氏、蛇行する細い道を歩く。24年前に住宅を改造してオープンした居酒屋「酒処 喜多郎」、曲がりくねった道からさらに細い道に入っていく。ちなみに、酒処はりホーム前は玄関と居間とのこと。まずは、「白金乃露」550円をお湯割りでいただく。「お通し」300円は、フキ、キンピラなどのお惣菜。
 アテは「車麩卵とじ」450円。車麩を出汁で煮込んだあと、溶き卵をかける。トッピングには明太子。いいアクセントになっているようだ。酒は日本酒、鳥取の地酒「千代むすび 純米吟醸 強力50」750円、これを冷やでいただく。強力は鳥取県の酒米とのこと。お次のアテは「栃尾揚げ」450円、栃尾揚げは新潟県の名物。一瞬、厚揚げのように思えるが、油揚げである。これにネギ味噌のようなものを挟んで、ポン酢でいただく。ご常連も食しているようだ。お次は、「ポテト焼」600円。女将の友人が徳之島から送ってきたジャガイモ1個を擦りおろし、グザイを入れて焼く。チジミやお好み焼きのような風貌であるが、味は全く違うそうだ。
 女将から、〆にざるそばは、戸のお声掛け。そばにはぬる燗。福島の地酒「にいだしぜんしゅ 燗誂」700円。そうそう、仁井田本家といえば、もともとの銘柄は「金寶」、1升瓶が金色の包装紙で包まれている。自前の田んぼを持っており、有機栽培で米を育てている。最近、メロン味の酒など、面白い試みをしている蔵である。「ざるそば」500円は山芋そばである。


 東京キャラバンは、大成功。で、これから考えなければならないのは、今回、参加してくれた面々とのネットワークをいかに継続していくか、今回のイベントで終わりではなく、今回のイベントが始まりである、というスタンスで、いわきの文化をどうするか。
 改めて、考えていく必要があるのかもしれない。

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