おもしろきこともなき世を おもしろく すみなすものは・・・

セロ弾き 呑み鉄 蕎麦打ち~趣味とともに楽しく過ごしたい今日この頃

東京藝術大学美術館  「法隆寺 祈りとかたち」

2014-04-30 21:06:19 | 博物館・美術館
 法隆寺は推古天皇の御代、聖徳太子が建立した古刹。世界最古の木造建築として世界遺産にもなっている。ここにある彫刻や絵画といった美術工芸品は、文化財の価値としては国内、いや、世界の最高峰であるのではないかと思う。

 今回、東日本大震災からの復興を祈念するとともに、新潟県中越地震復興10年という節目の年に、飛鳥時代以降の法隆寺の寺宝が数々を公開される展覧会が開催されている。

 場所は、東京藝術大学美術館。怒られるかもしれないが、以外と穴場の美術館である。

 

 また、岡倉天心に始まる東京藝術大学との関わりも垣間見ることができた。

 そして、今回、新たな発見が 美術館の近くにある東京藝術大学陳列館、建物がレトロでなかなか趣がある。

 

 

 そこでは、「別品の祈り-法隆寺金堂壁画-」(入場無料)が開かれており、法隆寺金堂の壁画(複写)が原寸大で展示されていた。

     
  

 その勢いで東京国立博物館の法隆寺館へ、と思ったのだが、そこは次回のお楽しみに。
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東京都写真美術館 3つの展覧会

2014-04-29 20:49:36 | 博物館・美術館
 上京して博物館浴をするときに必ず立ち寄るのが、東京都写真美術館。

 平成7年1月に開館し、小生、4月に観に行っている。六本木に仕事があったのだが、ちょうど、3月に地下鉄サリン事件があって、上野からではなく、恵比寿から日比谷線に乗車した。その帰りに写真美術館に立ち寄った。そのときから、毎年のように訪れている。

 今回のメインは、「101年目のロバート・キャパ 誰もがボブに憧れた」、そのほかに、「没後百年 日本写真の開拓者 下岡蓮杖」、「黒部と槍 冠松次郎と穂刈三寿雄」。

 

 ここでは、いつも、セット券を購入する。なおかつ、ビューカードを持っているので2割引。お得である。

 いつもの通り、まず、エレベーターで3階へ。「没後百年 日本写真の開拓者 下岡蓮杖」
 蓮杖は、日本写真開祖の一人。元々は絵画をやっていたのだが、アメリカ人から写真技術の手ほどきを受けた。晩年は、再び絵画作品でも一品があるそうだ。

 そして、階段を下りて2階へ。「黒部と槍 冠松次郎と穂刈三寿雄」
 戦前の著名な登山家で山岳紀行文で知られる「冠松次郎」と山岳写真の秀作を残した「穂刈三寿雄」のモノクロ写真が会場に並ぶ。入山するのにまだ十分に整備がなされていなかった大正後期から昭和初期にかけての写真がほとんどである。モノクロ写真は、自然の喜怒哀楽を如実に表現している。思わず見入ってしまった。

 最後は、地下1階へ。「101年目のロバート・キャパ 誰もがボブに憧れた」
 キャパ展は、写真美術館や横浜美術館で何度か観ている。特に、横浜美術館では、キャパの恋人・ゲルタ・タローにも視点をあてた展示であった。1954年に日本を訪問し、次の訪問地である現在のベトナムで地雷を踏み爆死した。キャパの写真は、常に人に着目し、その姿・表情をうまく抑えている。

 今回の写真美術館は大満足。まぁー、入館前の恵比寿麦酒記念館もよかったのだが。

 次回は、これまた毎年必ず観ている「世界報道写真展」。また、お江戸に行くことになる。
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呑兵衛たちの月9 その192

2014-04-28 21:37:51 | 
明日でGW前半が終了。土曜日はお江戸、昨日は水汲みと家のお仕事、今日は出勤。なんだかんだ、時は過ぎていく。

ということで、ありったけの小銭かき集め、今日もこんなに呑んじゃった。呑兵衛たちの月9、類氏は今日も旨そうに呑んでいる。

 今日は、総武線・平井。総武線という響きに懐かしさを感じる。で、天気はあいにくの雨である。
 まち歩きは、荒川沿い。小松川千本桜を眺める。満開。ただ、雨につき、ほとんど人はいない。街中に戻り、レトロな喫茶店「喫茶 ワンモア」へ。創業44年、類氏は、伝統のフレンチトーストセットをいただく。卵、牛乳、砂糖を鍋で暖め、食パンを浸す。表面に焦げがつくまで焼いて、レモンの輪切りを添えてできあがり。バターの風味も効いている。そして、苦いコーヒーと合う。ただ、呑む前には重いような気もするのだが。

 暗がりになり、「大衆割烹 丸木屋」へ。このお店、創業時は酒屋であったが、50年以上前に居酒屋となった。店の入り口には「新潟の酒」の表示。ただ、最初の一杯は、奈良生駒の酒「嬉長純米酒」、ラベルには「丸木屋」。2代目女将が書した文字とのこと。ここで、奈良の酒について類氏の講釈が始まる。なかなか御常連との乾杯に移れない。場の雰囲気を察して、類氏、御常連と乾杯。お通しは、8点盛りくらいあるだろうか、手の込んだお通しで、値段が450円と安い。この一皿だけで日本酒2、3合いけるのではないだろうか。そして、静岡産の生シラス、旬を味わえる。
 メニューは魚が多い。刺身は4点盛り、〆サバ、赤身2点、ヒラメでウニを巻いたオリジナル。そして、日本酒は新潟の酒「越の白梅」、これで〆サバを流し込む。
 春の旬と言えばワラビ。おひたしでいただく。そういえば、震災後、ワラビ取りには行っていない。そろそろ大丈夫かなぁ。
 目玉?はステーキ。前もって予約しておくと栃木県産の黒毛和牛のステーキをいただくことができる。類氏、ステーキにわさびをつけて食する。
 〆に、下町ハイボール。焼酎を「天羽の梅」で割り、そこに炭酸を注ぐ。旨そう。

 明日は、トマト、なす、その他数種、苗を購入予定。そうそう、緑のカーテンも作らなければならないので、キュウリとゴーヤ、売っていたら、これも買ってしまおう。ちなみに、明日はジョイフル本田に出没予定。時間があれば、常陸国二の宮「静神社」に行ってみようと思う。
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東京国立博物館 キトラ古墳壁画  榮西と建仁寺

2014-04-27 20:58:34 | 博物館・美術館
 博物館浴、まずは、東京国立博物館。

 何となく、歩いて駅まで行ってみたかったので、午前6時に家を出発。駅についたのは6:35。気温もちょうど良かったので、汗ばみもせず、気持ちの良い散歩。そして、6:58発スーパーひたちで上野へ。

 風景は見飽きているので、乗車とともに睡眠。気づけば松戸を通過。

 上野駅の改札付近で、職場の同僚と遭遇。やはり、キトラを観に行くそうだ。ただ、ちょっと用事を足してお昼頃とのこと。

 小生は、一目散に東京国立博物館へ。

 博物館の入り口を遠目にみると、なんか、行列ができている。チケットを入り口で提示して入場。最後尾の看板。仕方なく並んだ。

 

 待つこと1時間。本館に入場することができた。ということで、予定は大幅に変更。

 キトラ古墳は、直径13.8メートルの円墳。1983年に石室の盗掘穴からファイバースコープを挿入し、北壁に描かれた玄武を発見。1972年に調査された同村の高松塚古墳に続き2例目の極彩色壁画を持つ古墳であることを知ることになる。その後も石室内部を撮影する手法で調査され、古代中国で玄武とともに四方を守護する四神とされた朱雀、白虎、青龍のほか、天井に描かれた天文図を発見。壁の下部に描かれたネズミ、ウシなどの動物の顔と人間の身体を持つ十二支も見つかった。
 壁面は取り外され、今回、現物も展示されている。ただし、青龍は補保存の関係で今回、展示はなかった。
 この手の装飾古墳は、空気に触れると急速に劣化するらしい。高松塚も、カビが発生してしまって大変なことになっている。ただ、日本文化を知るためには非常に貴重な財産、大切にしたい。ちなみに、図録購入。

 次に、平成館で行われている「栄西と建仁寺」。

 

 開山の祖・栄西、実は「エイサイ」ではない。文献では「イヤウサイ」、今の読みだと「ヨウサイ」というのが本当らしい。博物館でもすべて「ヨウサイ」で統一されていた。

 建仁寺といえば、国宝「風神・雷神」。これ、出口近くに展示されていた。
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今日は、お江戸へ。

2014-04-26 21:51:52 | 
 今日は、博物館浴。お江戸へ。

 朝、6:58発のスーパーひたちで上野へ。東京国立博物館、東京都写真美術館、東京芸大美術館でいいものを眺めた。

 お江戸に行ったら、まずは恵比寿。昼にここで一杯やるのがいい。

 

 そして、観終わったら、アメ横の大統領。今日は、ちょうど1席入れ替えで座ることができた。ラッキー。

 で、モツ焼きセット(タレ)とホッピー。ホッピーの後は熱燗。これがいい。2,000円ちょっとで酔っぱらえる。

 

 

 そして、帰りの電車。これもお約束。上野駅の総菜屋でセットを購入、日本酒で流し込む。

 

 で、今日、観ることができなかった博物館、5月に行くことにする。
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