さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

オナガの巣立ち雛・奮戦記(1)

2016年09月11日 | 野鳥
日差しがやっと秋らしく感じられるようになった8月のある日。

近くのスーパーに立ち寄った帰り道の神社の一角で、オナガの賑やかな鳴き声がします。
辺りを確認すると・・・・・・近くに巣があるようで、しかもすぐ近くに2か所も・・・・

夕刻に手持ちのミラーレスを手に再度その場所に行ってみることにします。

そのうちの一つ、神社の境内の巣の近くでは、オナガ数羽が飛び回っていて、それが尋常な騒ぎ方ではありません。

周辺を見渡わたすとと・・・・・・巣のある樹の根元に1羽の雛がうずくまってます。
まだ巣立つには早かったのか?誤って巣から落ちたのか? 辺りでは親が大きな声で鳴きながら飛び回わって、雛に何かを促してるようです。
うずくまってる雛の横の地面には、オナガの雛(?)の残骸が見えますね。
前にも、雛が巣から落ちたのでしょうか??


あまりも親の鳴き声が激しいので、もう一つの巣を先に見に行くことにします。


こちらの巣は、民家の庭の樹に営巣したようで、巣立った雛は3羽のようです。
こちらの方は、巣立って少し時間が経ってるのか、かなりしっかりしています。
そんな雛が、庭先で、ちょっと疲れたのか?休憩中???
赤ちゃんのヨチヨチ歩きのような格好でくつろいでました。 ちょっと癒される光景です。


兄弟(兄妹)ですね。もう1羽が下りてきました。

雛たちがいるその樹上では、しっかり親が見守ってます。




そんな親子の微笑ましい様子を見た後、もう一度、先ほどのうずくまった雛の様子を再び見に行くと・・・・・
親が枝から下を見ながら、相変わらず盛んに騒ぎ立ててます。

その先には・・・・・先ほどの雛が、一層懸命羽ばたきながら、柵の上に昇ろうとあがいてる様子が見えます。


親は枝から下に・・・・・


そして、すぐそばの石燈籠の上から雛を励ますように、見守ります。「ガンバレ!!」


この雛は、巣立ちが早すぎたのでしょうか? まだ満足に飛べないようで、人間の手を差し伸べるわけにもいかず、そのままにしておくしかありません。
何とか柵の下の段まではたどり着いたようですが、この先、何とか大きく育って行ってほしいものです。


・・・・・・・・・・・・・・・・続く


今回は連載のためコメント欄は閉じています。







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