さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

伊佐沼の古代蓮、今年も全滅か?

2023年05月30日 | 野鳥

5月17日、沼のコアジサシの様子を見に出かけてみます。

この沼では一昨年(2021年)まで、毎年、沼の北側一面に古代蓮が楽しめたのですが、異常が起きたのは昨年のこと。

蓮が見られたのはわずかに岸辺近くだけで、見るも無残な状態だったんです。

「果たして、今年は??」と期待していたのですが、昨年よりひどい状態のようで、発芽すらしてないようです。

原因ははっきりしないようですが、アカミミガメの繁殖が影響してるのではないかと云う人も・・・・

雑食で食欲旺盛なアカミミガメ、小さいときは動物食傾向が強いが、成長に伴い植物食傾向が強くなるとのこと。

今年6月1日からアカミミガメとアメリカザリガニが規制されるようになりますが、事はすでに遅しでしょうか?

楽しみにしていた蓮の花は今年も見れそうにありません。この沼で子育てするヨシゴイの餌場にもなってるだけに残念です。

次の写真は2020年の古代蓮の様子ですが、今では懐かしい思い出の光景になりました。いつか復活してくれることを期待して・・・

 

一方のコアジサシは営巣が始まり、雌はすでに抱卵中のようです。 この日確認できたのは6~7羽(雄が多いのかな?)

カイツブリが縄張り争い??

睨み合って・・・・

バトル寸前!!

一方では、威嚇の忍者走り?

着水も見事です。

ここでは毎年複数のカイツブリが子育てする姿が見ることが出来ます。今年も元気な雛が見れそうです。

このところ天候も安定せず、鳥ウォッチングもサボりがち、またまたネタが尽きてきそうです。

 

 

 

 

 

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コロナワクチン6回目接種

2023年05月28日 | 日記

5月25日、コロナワクチン6回目の接種完了しました。

今回は、ファイザー製のワクチンは在庫切れのためか、初めてのモデルナ製の2価ワクチン。

モデルナ製の方が若干副反応が強いと聞いていたのですが、幸い熱は出ず、当日の夜中、腕の痛みで何度か目を覚ました程度。

5月初めにコロナも5類に移行し、行動変化も変わってきたように思いますが、まだまだ心配なコロナ感染拡大。

昨日の厚労省の5類移行後の直近の定点観測状況が発表されましたが、「感染者は増加傾向にある」とのこと。

1定点当たりの全国平均は3.56人(約1か月前は1.7人)に対し、我が埼玉県は4.42人(約1か月前は1.48人)

確実に緩やかな拡大が始まってるようで、このまま7月末にかけてが徐々に感染拡大が進みそうですね。

インフルエンザや麻疹などのコロナ以外の感染症も増えてる中、インバウンド需要も歓迎したいですが、ちょっと心配!!

上手く付き合いながら日常生活に戻りたいものですが、まだまだ年寄りや基礎疾患を持ってる人にとっては悩ましい日が続きそうです。

 

さて、悩んでばかりいても仕方ないので、今回は前回載せた営巣中のオオタカの様子の続きです。

5月12日、雛が誕生してるのは間違いないものの、なかなか雛の姿が確認できません。

この日は、雌が巣の近くで巣の補修のためか、小枝を咥えて巣から少し離れたところに!!

巣の周辺を何度も行き来しながら、落ち着かな様子です。

そして・・・・雄の鳴き声に反応して突然、少し離れた別の木に止まり、餌を受け取りに??

その後しばらくしてから巣に戻って来たものの餌を受け取った気配はありませんでした。

この日は別の角度から、雛の頭の天辺の産毛だけチラチラ確認できましたが、結局全身姿は確認できませんでした。

 

 

 

 

 

 

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遠くのセッカと近くのヒバリ

2023年05月26日 | 野鳥

キジの母衣打ちを後にして田圃周辺を歩き回るも、この日はシギチどころか白鷺の姿も見えません。

そんな中、遠くに居たのはセッカ(雪加・雪下)です。もう少し近くに来てくれればいいのですが遠すぎる。

オオヨシキリ(大葦切)も、あちこちで大きな声で「ギョギョシ!ギョギョシ!」初夏の陽気に誘われて賑やかです。

田圃を一回りして駐車場に戻ろうとしたとき、クロ-バーの花(シロツメクサ)にヒバリ(雲雀)が1羽。

近寄っても逃げる様子はなく、さかんに白いクローバーの花を突っついてます。小さな虫でも探してるのか?? 花から花へ・・・

芝生の上にも・・・・春から初夏にかけてはヒバリの季節ですが、こんなに警戒心のない地上のヒバリは初めてかも??

結局この日は大した成果もなく退散。田圃はいつ賑わうのか?? これからますます鳥の影が薄くなる季節です。困った!!

 

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キジの母衣打ち

2023年05月24日 | 野鳥

田圃にも水が入り、あちこちで田植えが始まりました。

5月11日、そんな田圃に何か渡り途中のシギチが立ち寄ってないかと周辺を2か所ほど巡回。

早々に姿を見せてくれたのはキジでしたが、すぐの草むらの陰に姿を消してしまいます。

キジ(雉)は日本の国鳥!!昔から身近な鳥として知られてますが、このキジを町のシンボルにしてる自治体も多いですね。

反対側に回り込んでみると、遠くの畔で・・・・距離は遠いですが、「ケーン!ケーン!」と見事な母衣打ちを見せてくれました。

キジは北海道などを除く本州・四国・九州で普通に見られる留鳥ですが、繁殖期のこの時期が一番見つけやすいかもしれません。

「母衣(ほろ)打ち」は、繁殖期の雄の縄張り宣言で、恋敵の雄を追い払い、雌を呼び寄せるために行います。

雄の声と姿にひかれて縄張り内に入ってきた雌のすべてと交尾するそうですから、一夫一婦制ではないですね。

母衣打ちは、時にはキジがバランスを崩しそうになるくらい激しい動きで、1回の時間は数秒ほど。

左斜め後ろから・・・目立つように少しでも高い所から!

ちなみに、「母衣(ほろ)」とは母衣武者の鎧や兜の後ろにつける布の旗のような武具のことを指します。

「母衣打ち」は、キジが羽ばたいた時の姿や羽音が「母衣(ほろ)」に似てることからつけられたのですが、どうでしょう??

日本鳥類学会がキジを日本の国鳥として選定したのは、1947年(昭和22年)3月22日。

国鳥に選ばれた理由には、「雌は母性愛が強く、雛を連れて歩く様子が家族の和を象徴しる」からだそうです。

「母衣打ち」が見れるのもこの時期だけ!!雄の姿が見えれば、少し我慢して観察してみましょう!

6月ごろには、雌が雛を連れて歩く姿が見れるかもしれませんよ。

 

 

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オオタカ物語(雛もそろそろ・・・)

2023年05月22日 | 野鳥

2月初めころからペアリングが始まったオオタカ夫婦、5月10日、その後の様子を見に行ってみました。 ほぼ3か月ぶりの観察です。

オオタカの抱卵期間は約35~40日だと云われてますが、そろそろ雛が誕生してる頃です。

巣にいるのは雌のようで、周囲を警戒しながら・・・カラスが一番の天敵。

巣の中で伸び~!!ちょっと狭そう!!

地元の人の話によると、雛はすでに誕生してるようで、あと1~2週間ほどで可愛い雛の姿が見れるかもしれませんね。

 

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