さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

ハイイロヒレアシシギの大きさは??

2020年04月28日 | 野鳥
夏鳥の姿がボチボチ見え始めたようですが、めぼしい公園はどこも軒並み駐車場閉鎖。
近くのK自然観察公園の駐車場も先日来閉鎖。毎年今頃出かける隣県の県民の森の駐車所も閉鎖され、暫く鳥写真も休息か??
ネタの在庫切れも・・・・・

その為のせいでもないのですが、今回は、前回のハイイロヒレアシシギ、大きさ比較の写真を掲載していなかったので追加掲載です。
ハイイロヒレアシシギの体長は約21センチですから、アカエリヒレアシシギ(約19センチ)より少し大きいでしょうか。
今回少し遠いところでヒドリガモに近づいてくれたので、比較してみると、大体の大きさが想像できると思います。
意外と小さいことが分かります。




ハイイロヒレアシシギが、エビのようなものを捕獲したようです。(少し遠いですが)


この日、カンムリカイツブリも3羽来ていました。 この沼には時々立ち寄るようですが、いつも長居せず!!



帰りがけ、駐車場でカメラをしまいかけたとき、ユリカモメが数羽やってきたので、遠くの駐車場からパチリ!!



ユリカモメもすっかりガングロ顔!! この子達も旅立ちです!!


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コムクドリ雄、どちらのタイプがお好き?

2020年04月25日 | 野鳥
4月16日、久しぶりの沼散策は久しぶりに良いこと続き!!
シマアジには会えなかったものの、初めての鳥ハイイロヒレアシシギに会った後はコムクドリ(小椋鳥)です。

ハイイロヒレアシシギを撮り終えて、再びこの日の目的コムクドリのポイントに戻ると・・・・・
ラッキー!! 10数羽の群れに出会えました。
長く同じところに留まってくれたので、ゆっくりいろんなシーンを撮ることができました。
今回は、以前も書いたことがあるのですが、コムクドリの雄は、顔周辺の模様によって大きく2つのタイプに分かれます。
幸い、今回も両タイプがいましたので、紹介しますね。(中間タイプらしき個体も居ました。)
まずは雄から・・・・・雄は顔周辺の茶色の模様を見てください。

〇ちょっとかわいいえくぼが特徴の「えくぼタイプ」





〇お洒落な襟巻が似合う「襟巻タイプ」



次の子は完全な襟巻になってないので、もしかしたら「えくぼ」と「襟巻」の混合かもしれませんね。「中間タイプ?」


面白いのは、「模様の違いが、繁殖行動に関係してるらしい!」ということなんです。

〇もちろんも・・・・地味ですが可愛いです。





コムクドリの模様が繁殖に関係があることを詳しく書いて記事は・・・・・・・こちら
興味のある方は覗いてみてください。

*新型コロナの勢いが一向に収まる気配がなく、まだまだ不安な毎日が続きそうです。
我が町でも、毎年綺麗なバラを咲かせる公園のバラ園、人の密集を避けるために、花を咲かせる前の蕾がすべて刈られました。
バラの花を楽しみにしていた人(私も含めて)も多かったのに・・・・・この状況では仕方ないのかもしれません。
国や自治体の後手後手対策に苛立ちを覚えますが、今日から始まるGW,お互い自重して不要不急の外出は控えましょう!!


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ご近所散歩で見つけた花

2020年04月22日 | 
公園で咲く八重桜の中には御衣黄?も・・・・
いま思い起こせば、緑色の桜の花は、現役時代、自社工場の玄関の片隅で見たのが初めてだったかもしれません。


ギョイコウ(御衣黄)は、サクラの栽培品種だそうで、花弁の数は10~15程度の八重咲きです。
咲く場所や時期によって花の大きさや色合いに差があるようです。
花の色は白色から淡緑色で、中心部に紅色の条線があり、開花時には目立たないが、次第に中心部から赤みが増してきて(紅変)、散る頃にはかなり赤くなる。
緑色の花は葉緑体によるもので、同じく葉緑体をもつウコン(鬱金)は、その量が少ないために、色は緑色が弱く淡黄色だそうです。
(ウィキペディアより)
どちらも花期の終わりころには赤味を増すので、この公園の桜はどちらなのか不安ですが、御衣黄かな? 花期も後半なのかかなり赤味が増してます。

 

次の花は?? 藤棚では、藤の花が咲き始めてました。


グルっと周辺を巡ると街路樹のハナミズキも見頃になってます。


中を覗くと・・・・・


さて、次は何者??? 左:ヒバの実かな?? 右は:真っ赤で模様が面白いので撮ってみましたが、名前は????? 
reihanaさんに教えていただいて、名前が分かりましたよ!! 左:コノテガシワの雌花で、右: アカメガシワだそうです。

 

ご近所散歩でもいろんな出会いがありそうなので、たまには気晴らしにいいかもしれませんよ。


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ハイイロヒレアシシギ(灰色鰭足鴫)!!

2020年04月20日 | 野鳥
「御衣黄」の記事を載せる予定だったのですが、花写真が続いたので、久しぶりの鳥ウォッチングの様子を先に載せますね。

4月16日、朝から少し風、そろそろコムクドリが来てるころだろうと、沼に出かけてみました。
桜並木周辺のポイントを散策するも、コムクドリどころかムクドリの姿もなし!!
仕方なく、沼をのんびり一周することに・・・・・・途中で、鳥撮りさんが二人。何かにレンズを向けてる様子!!
その先を見ると・・・・アカエリヒレアシシギ?
波間をプカプカ気持ちよさそうに漂ってるだけで、なかなか近づいてくる気配はなく、皆さんが諦めて去った後、
暫く一人で我慢して待ってると、やっと射程距離まで近づいてきてくれました。しかし、かなり警戒心が強そうです。


プカプカ漂ってるだけなので、どれも目が出ず同じような写真ばかりですが・・・・・ん? 待ってる間にモニターを確認すると・・・
どこか違う!! アカエリヒレアシシギではなさそうです。 正体は自宅で確認することにして・・・・


自宅で再度確認したところ、結果、この子はアカエリヒレアシシギではなく、ハイイロヒレアシシギのようです。私にとっては未見の鳥!!ラッキー!!
こんな形で出会えるとは思いませんでした。 (未見の鳥だけに、間違ってたらご指摘くださいね。)


ハイイロヒレアシシギ(灰色鰭足鴫)
日本には旅鳥として飛来することがあるようですが、アカエリヒレアシシギより沖合を通過することが多く、渡来数は少ないようです。
食性は動物食で、獲物は、昆虫類、節足動物、甲殻類等。
名前にヒレアシシギと追記されてるように、第2-4趾オオバンの弁足のように、鰭(ひれ)が発達しています。
アカアシヒレアシシギと同じように、夏羽と冬羽では全く見栄えが違います。ハイイロヒレアシシギの夏羽は雌の方が鮮やかだとか!!
アカエリヒレアシシギは夏羽の特徴が名前の由来になってるのに対し、ハイイロヒレアシシギは冬羽の特徴(羽の灰白色)が由来になってるのも珍しいですね。


この子は、いま夏羽に変身の途中ですね。



折角なので、在庫から10月のアカエリヒレアシシギ(冬羽)と比較してみました。
冬羽のアカエリと夏羽に移行中のハイイロとの比較ですが、大きな違いは、嘴の太さと嘴基部の黄色です。2枚の写真を比較してみてください。


次の写真は、今回のハイイロヒレアシシギの写真を少し大きくトリミングしてみました。
嘴基部の黄色はまだ夏羽に変身途中で、完全な夏羽になると、全体が黄色で先端のみ黒くなるようです。
また、尾羽近くに一部赤褐色が見えますね。夏羽になると、喉・首・体下面が、赤褐色色に変わるので、その前兆が出始めてるようです。
違いが、分かるでしょうか??


その後、羽ばたきなどしてくれることを期待したのですが、様子は変わらず。
シマアジも来てるようなのですが、見渡してもその姿が確認できないため、もう一度コムクドリポイントに戻ることにします。

一部、説明が分かり難かったので、少し手直ししました。(4月20日11:15)




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ぼんぼり桜

2020年04月17日 | 
新型コロナの勢いが止まりそうにない中、広大な武蔵丘陵森林公園だったら大丈夫だろうと、思って・・・・
ネモフィラの状態を知ろうと、調べてみると、休園!!  やはり土・日は人が多いので、休園にしたようです。残念!!
そんなわけで、今年のネモフィラは来年までお預けになりました。

仕方なく、近くの公園へ・・・・・・ぼんぼり桜が見頃です。
ここでは、ソメイヨシノの後、八重桜が咲き、毎年地元の人たちで賑わいますが、さすがに桜の下でお弁当とはいかないようです。


青空を半分にづつ分け合って!

 

ソメイヨシノなどの花弁は5枚、それより多い6枚以上の花弁の桜のことを「八重桜」と呼ぶそうですが、奥が深そうですよ。
調べてみると・・・・・
花弁が6~15枚のものを「半八重咲」、5枚の花と6枚~10枚の花が1本の枝に一緒に咲いているのを「一重・八重咲」と呼ぶそうですね。
さらに、20~70枚までの花弁を持つものを「八重咲」、100枚以上になると「菊咲」と呼ばれるとか!
でも、花弁を数える勇気はありませんでした。(笑)
別名、牡丹桜・里桜・菊桜とも呼ばれるそうですが、ぼんぼりを想像させる「ボタンザクラ」が一番お似合いかもしれませんね。

 

 

淡いピンク色が優しく、気持ちが癒されます。


ソメイヨシノより花期も長く、平安時代より愛されてきた八重桜、長い歴史を感じながらのお花見でした。

次回は「御衣黄」?




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