さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

春の足音

2023年01月30日 | 

1月27日、腰痛の状態は今一つですが、この日はリハビリも兼ねて「大宮第2公園」の梅林の様子を見に行ってみました。

コンデジ片手に梅林を覗いてみると・・・・早咲きの紅梅はすでに咲き始めてました。

左:枝垂れ梅ですが数輪の花が咲き始めてます。  右:種類は分かりませんが小さな枝ぶりの梅はすでに満開

 

こちらの白梅も3分咲きぐらいです。メジロも期待したのですが、この日は天気が悪かったせいでしょうか、メジロの姿は無し。

この梅林の傍らではロウバイの花も見頃です。   庭園内の福寿草もだいぶ膨らみ始めました。

 

ぶらぶら歩いて、第2公園の池へ・・・・ここは傍らを流れる芝川の調整池になってます。いつもは地元の人たちで賑わうのですが・・・・

さいたま市は河川が多いせいか、治水のためのこんな調整池がたくさんあります。

調整池の周辺の日当たりがいい場所ではホトケノザナズナの花も咲き始めてました。

春はすぐ近くまでやって来てるようで、「梅林」の梅の花も、2月半ばころには満開かな??

 

 

 

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タシギが慌てて退避

2023年01月27日 | 野鳥

このところ、寒さのせいか持病の腰痛が出始めて、鳥ウォッチングを自重していたのですが、運動不足気味。

まだ完全ではないのですが、ストレッチを兼ねて、1月22日、2週間ぶりで沼を覗いてみました。

沼の様子は以前と変わらず、オオハシシギやセイタカシギたちはのんびり遠くの浅瀬でくつろいでます。

北側の浅瀬に居たタシギの様子を確認してみると、こちらも陽だまりで4羽がのんびり採餌中。(1羽は離れたところで)

久し振りにビデをでその様子を撮ってると・・・・・突然タシギ達がソワソワし始めて、慌てて杭の陰に避難!!

上空に居たのはチョウゲンボウです。(ビデオからカメラへ切り替えたりしてるうちにファインダーにかろうじて捕捉できたのはこの1枚だけ)

この写真には写ってませんが、チョウゲンボウの先には逃げるイカルチドリ? はるか上空を旋回しながら必死に逃げてます。

チョウゲンボウもその後をしつこく追いかけて彼方へ・・・・・この後どうなったのか確認できませんでした。逃げ切れたか??

チョウゲンボウの一撃必殺は叶わなかったようです。

チョウゲンボウが去った後、再び沼は平穏に・・・・イカルチドリもやって来ます。

そのうちイカルチドリは飛び立って・・・・

くつろぐ2羽のタシギ。(残りの2羽は少し離れたところで居眠り中?)

そのうちに1羽が他の2羽の所へ・・・・

どこかな?

お邪魔しま~す!!

せっかく気持ち良く寝てたのに起こされた?

「遊んでよ~!」

こんなタシギの1連の様子をビデをにまとめてみました。少し長いですが、冒頭タシギが慌てて避難する様子も映ってますよ。

 

 

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クイナ(水鶏・秧鶏・水雉)

2023年01月24日 | 見学

久し振りに腰痛が再発して、ここ数日活動停止しているためブログネタがついに切れました。

今回は在庫最後のネタで、久しぶりにクイナ(水鶏・秧鶏・水雉)の登場です。

1月13日、久しぶりにA公園周辺を散策してみました。

相変わらず野鳥の影が薄い状態が続いてましたが、M池周辺では、ベニマシコに加えてアトリやトラツグミが姿を見せ始めたようです。

この日はトラツグミ待ち?それともベニマシコ待ち?、久しぶりに鳥撮りさん達がたくさん集まってました。

人も多そうなので、そのポイントはパスして田圃の水路に向かってみます。

昨年と同じようにヒクイナが入ってることを期待してしばらく散策してみたのですが、姿を見せてくれたのはクイナだけでした。

クイナのことは過去何度か書いてきたのですが、今回改めでクイナのことを少し触れてみたいと思います。

クイナ(水鶏。秧鶏・水雉)

日本では北海道と本州北部で夏鳥として繁殖し、本州中部以南で越冬する漂鳥です。

クイナの仲間は全世界で約130種ほどいるようですが、もともと飛ぶのが苦手な鳥で、中には全く飛べないものもいます。

(日本で飛べない鳥として有名なのは、沖縄本島北部の山原(やんばる)地域に住む絶滅危惧種のヤンバルクイナですね。)

クイナは警戒心が強く、半夜行性で日中は藪に潜んでいることが多く、明るい場所へはなかなか出てきてくれません。

日本では古くから親しまれてきた鳥で、古典文学にもたびたび登場し、「夏は来ぬ」という歌にも出て来るほど身近な鳥です。

本州中部以南では冬鳥のはずなのに、「夏は来ぬ」では夏鳥として歌われてるのも不思議ですね。(本州北部地方の歌?)

「夏は来ぬ」の歌詞(4番と5番)

4番:楝(おうち)散る 川辺(かわべ)の宿の門(かど)遠く 水鶏(くいな)声して 夕月すずしき 夏は来ぬ
5番:五月闇(さつきやみ) 蛍飛び交い水鶏(くいな)鳴き 卯の花咲きて早苗(さなえ)植えわたす 夏は来ぬ

姿を見せてくれたのはほんの一瞬だけ、相変わらず警戒心が強いクイナでしたが、今ここには2羽いるようです。

後ろ姿も!尾っぽを上下しながら警戒心を怠りません。

クイナを撮り終えて、駐車場に戻る際、鳥撮りさん達が集まってる場所を再び覗いてみたのですが、人がさらに増えてます。

やはりどこも冬鳥の数は少なそうですね。

 

 

 

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カンムリカイツブリ(冠鳰)

2023年01月21日 | 野鳥

1月11日、A公園は相変わらず鳥の影は薄く、ルリビタキポイントも、時々、雄が姿を見せてくれるものの鳥撮りさんは2~3人。

林ではエナガが飛び交い、地面にはシメの姿だけ。相変わらず寂しい状態が続いてるようでした。

しからば、たまには「彩湖」に行ってみようと思い立ち、翌12日出掛けてみました。

1年7か月ぶりの彩湖でしたが、こちらも実に寂しく、湖面にはオオバンとカンムリカイツブリが見えるだけで、ユリカモメの姿もありません。

冬のカモたちの姿が無い「彩湖」は初めてです。

西側を南下していくと、遠くに姿を見せてくれたのはハジロカイツブリ(羽白鳰)1羽だけです。

毎年ベニマシコが姿を見せていたポイントに立ち寄ってみましたが、鳴き声さえ聞こえず、モズの姿だけ。

帰り際、やっと近くに来てくれたカンムリカイツブリ(冠鳰)。  冬羽から少し夏羽に移行し始めたか?

せっかくなので、「彩湖」のことも書いておきますね。

「彩湖」は秋ヶ瀬公園の南側にあり、荒川貯水池とも呼ばれる荒川河川敷に掘られた人造湖で、広さは1.18平方キロメートル。

この彩湖を含む荒川第一調節池は、水を安定して首都圏の人達に届けるための利水機能と
荒川が増水したときに、首都圏を洪水から守るための治水機能という大きな役割を果たしています。

荒川第一調節池全体は2004年に完成、3900万立方メートルの治水容量を持っています。

その中にある「彩湖」は1980年に工事が始まり、1997年に完成。1060万立方メートルの貯水容量があります。

「彩湖」の東側には整備された市営公園「彩湖・道満グリーンパーク」があり、市民の憩いの場になってます。探鳥は主に西側です。

 
(写真:グーグルマップより)

 

ちょっと寂しいので、前日に秋ヶ瀬公園で撮ったエナガシメの写真も貼っておきますね。

大きな口を開けて何を食べたのかな?

 

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久しぶりのオオハクチョウ

2023年01月19日 | 野鳥

年が明けて7日と8日に続いて、9日はS調整池の様子を見に出かけてみました。

ここ数年、この調整池には多くの渡り鳥がやって来るようになったのですが、鳥までの距離が遠くて・・・・

冬の時期は、それでも地元中心にたくさんの鳥撮りさん達がやって来ます。

この時期、この池の野鳥はノスリやオオタカ・ミサゴ・ハヤブサ・チュウヒなどの猛禽類のほか、ベニマシコ・オオジュリン・アリスイなど。

水鳥では、各種カモたちに混じってミコアイサやカンムリカイツブリ・ハジロカイツブリ、そして最近ではオオハクチョウたちです。

この日はポカポカ陽気で冬支度で歩いてると汗ばんでくるほどでした。

葦原の中から早速聞こえてきたのはベニマシコの鳴き声です。姿を見せたのは雌ですが、光の当たり具合が悪くて証拠写真です。

水門近くでもベニマシコが出てるようで、数人の鳥撮りさん達。肝心のベニマシコの姿はなかったですが、カワセミがお立ち台に!!

この調整池は広くて、対岸までは4~500メートルくらいあるでしょうか。遠くに見えるのはミコアイサの雄ですが豆粒ほど。

池の真ん中に姿を見せたのは2羽のオオハクチョウ。

ここ数年、毎年オオハクチョウがやって来るようになり、定着してきたようです。

ミコアイサの雌がやって来て・・・・・

オオハクチョウとニアミス?

葦の中にゴソゴソしていたのはオオジュリンです。

時間的に遅かったのか、期待したオオタカやミサゴ・チュウヒの姿は見えませんでした。 遠くの水面近くにノスリが1羽だけ!

近いうちに日を改めて来たいものです。

 

 

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