さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

公園にはまだアトリが…

2015年02月26日 | 野鳥
今日は朝からシトシト雨です。

今回も在庫からです。




M公園のアトリも、そろそろいなくなる頃だろうと、2月中旬に覗いてみると・・・・

まだ居ました。

しかも、雄は、以前にも増して、黒く変身してるような感じです。



背中の模様も、カラフルですが、シックな柄で、なかなかお洒落です。



この個体は、もう完全な夏羽状態(?)頭が真っ黒です。



個体によってかなり差がありますが、生まれ年によって違うのでしょうかね??



今、ここでは、枝の上にいる時間より、地面に降りて餌を食べてる時間の方が多いようです。



何かに驚くと・・・・一斉に枝に移りますが、しばらくするとまた地面に降りてきます。

地面に降りると、特に雌は、見つけにくいです。

果たして、何羽いるか、分かりますか???





どちらの写真も5羽????




おまけは・・・・1月末の在庫からです。

水面に貼った氷の上で、ハクセキレイが遊んでました。




ボケボケ写真ですが・・・・ピントは尾っぽにだけ。



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カワセミもそろそろ恋の季節??

2015年02月24日 | 野鳥
O公園周辺には、カワセミポイントがいくつかありますが、梅の様子を見に行ったついでに、久しぶりに顔を出してみることに・・・・・

いつもは何人かの鳥撮りさんたちが、集まってる場所には、午後のせいか、お一人だけ!!

カワセミが2羽、雄と雌が仲良く居たので、早速、ウメ撮りからカワセミ撮りに変身。

カワセミもそろそろ恋に季節なのか、お互い鳴きあいながら行ったり来たり・・・・・・・左がお嬢さんですよ。



ちょうどお食事タイムだったのか、目の前によく飛び込んでくれます。



久しぶりに飛び込みシーンを撮ろうとしたものの、初めての場所では、飛び込むポイントがなかなかつかめず、大苦戦。



全て、飛び込んだ後のシーンばかり!!せめて照準器だけでもあれば何とかなったかも知れませんが・・・・・



捕った獲物を一気にゴクリ!!



次の写真は、ちょっと珍しい(?)、柳の枝にとまって、水面の小魚を狙っている男の子。



近い所では、お嬢さんが、小魚を物色中。



やっぱり背中のコバルトブルーが綺麗ですね。

面白いには、カワセミの青色は、構造色と云って、色素によるものではなく、羽毛にある微細構造により光の加減で青く見えるんですよ。そのため、光の具合によって、緑色にも見える事があります。



在庫写真から、少し緑っぽく見えるカワセミのアップ写真を載せておきます。陰に入った時には緑っぽく見えるようですね。



如何ですか??あまり変わりない???



そんなカワセミも、そろそろ恋心が・・・・・恋の季節が来ると、雄は雌に魚をプレゼントするようになります。

そして、雌がそのプレゼントを受け取れば、めでたくゴールイン!!相思相愛のカップル誕生です。

そして、赤ちゃんの誕生を迎えるのですが、多い時には、3番子まで育てる強者夫婦(?)がいるから驚きですね。

カワセミが産む卵は4~7個と云われてますが、生き残るのはせいぜい1羽か2羽なんです。

ちなみに、カワセミの寿命って何年ぐらいなんでしょうね。

調べて見ると・・・・・平均寿命は2年と記述されていることが多いですが、7年程度生きる個体もいるようです。

長寿記録は、10年とか・・・・・・中には記録として21年という驚くべき長寿の個体がいたとか・・・・



果たして、ここのカップルは無事ゴールインすることが出来るでしょうか???
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アメリカコガモが2羽??

2015年02月21日 | 野鳥
I沼に逗留中のアメリカコガモ、来シーズンも来てくれるかどうか分からないので、撮りだめです。

この日も、コガモの群れから少し離れたところにいました。

早速デジスコをセットして撮り始めると・・・・・・

初めは気が付かなかったのですが・・・・よく見ると、アメリカコガモが2羽??

手前の個体は、白い縦の線が少し乱れてますが、同じアメリカコガモのようです。

どこかから新たに紛れ込んできたのか、それとも、もともといたのに気付かなかったのか。

仲良く並んでる姿を見ると、仲間同士で安心してるようですね。



その内、線のはっきりした方が、突然、餌場に飛んで行ってしまいます。

早速、こちらもその先へ移動してみると、岸から比較的近い所で、他のコガモたちに混じって、餌を食べ始めてます。



少しずつ移動しながら、食事に夢中です。  2羽を比較すると、コガモとアメリカコガモの違いがはっきりしますね。



いつの間にか、カワウの傍まで来ますが、カワウも一向に気にしてない様子です。



餌を食べるのに飽きると、今度は、プカリプカリと気持ち良さそうに泳ぎ始めます。なんだかヘルメットをかぶってるようですね。



ここでもコガモと仲良く・・・・・



今度は水面で羽ばたきポーズ!!  コガモのお嬢さんが来たのでアピールしてるのかな??

翼が開くと、特徴の白い線がはっきり見えます。





突然、横にいたコガモの雌が飛び立ったのにつられて、飛び立ちます。こちらとしてはラッキー!!



もちろん、アメリカコガモの飛ぶ姿を撮ったのは初めてです。

やっぱり綺麗ですね。白い縦線もくっきり見えます。



そして、元の場所に戻っていったのですが、残念ながら、もう1羽のアメリカコガモのいる場所ではなく、はるか離れたところへ・・・・

この後、ついに2羽並んだところは撮れませんでした。

このままみんなと仲良く旅立ってほしいものです。
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のんびりウォッチング

2015年02月19日 | 野鳥
日差しがだいぶ和らいできました。

最近は、なんだか忙しくて、鳥見にも行けてないのですが、今回も2月初めの在庫からです。



今シーズン2回目のK自然公園、またまた月曜日の休館日に、のんびりと散策です。

ルリビタキでも見れれば、ラッキーと思いながら、歩いてみたものの、目新しい鳥さんは出てきてくれません。

まず顔を出してくれたのは、ウグイス。まだ地鳴きの状態ですが、暗い藪の奥でウロウロ!!



地上では、アオジが元気です。敢えて黒い土をバックに撮ってみると、なかなか綺麗です。



アオジと一緒にいたのは、カシラダカ。  今シーズンもたくさん来てます。



相変わらず、ジェィ!ジェィ!とうるさく鳴きながら飛び回ってたのは、お洒落なカケスです。

正面顔もなかなかお洒落でしょう。



首を少し傾げて、何を考えてるのでしょうか??・・・・・・さらにおすまし顔も見てやって下さい。





突然、カラスに追われて林に飛び込んできたノスリ。まだ若いようですね。

足には、小さな小鳥を掴んでいたのですが、枝被り!! 食事が終わって、やっと姿を見せてくれました。



ノスリはいつまでも動きそうにないので、傍らのシジュウカラを撮って見ます。





忍者のように現れた、ベニマシコのお姫様。



セイタカアワダチソウでしょうか?盛んに啄み始めます。

旅立ちに備えて、今は体力造りかな??



暫くいてくれたので、動画も撮ってみました。



特別な目的もなく、いろんな野鳥を観察しながらの、のんびり鳥見でしたが、気分爽快!!





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ナベヅル(鍋鶴)

2015年02月16日 | 鳥見行
今回のプチ遠征、最終回です。

深谷の河原を散策して、ホオジロガモなどを撮った後、昨年末から渡来しているナベヅルのポイントに移動します。

新聞などで報道されて、一時は大変な人が押し掛けたようで、そろそろ下火になったのではないかと行く気になったのですが、今でも居てくれるかどうか??

ちょっと不安に駆られながらも、現地に着いたのはお昼過ぎ。 北風がかなり強くなってきました。

昼食の前に、撮影を済ませる為、そのまま土手に向かうと、土手の上には鳥撮りさんが二人だけ。

土手の上は、とんでもない強風で、風に向かって立ってるのが辛いほどです。

距離が近いと聞いていたので、手持ちの456とミラーレスのみの軽装が、結果的に大正解でした。

肝心のナベヅルは、河原のすぐそばにいたのですが、周辺には、流れ着いたペットボトルや空き缶などがあり、暫し待つことにします。

それにしても近いですね。土手の上に人が居ても悠然と餌を啄んでいます。



ナベヅル(鍋鶴)

シベリア南東部や中国東北部などで繁殖し、朝鮮半島太中国の一部で越冬しますが、大半は鹿児島県出水(いずみ)周辺や山口県周南市に冬鳥として渡来します。

ナベヅルは同じ仲間のマナヅル同様、環境省レッドリストの絶滅危惧Ⅱ類に指定されています。

また、ナベヅルにおいては世界の生息数の約9割、マナヅルにおいては約5割が日本に飛来しており、鹿児島県出水周辺が世界最大の越冬地となっているから驚きです。

ちなみに、ナベヅルの世界にいる個体数は、推定10000羽程度と云われてますから、すごい数のナベヅルが、ここに集まることになりますね。

日本で越冬するナベヅルは、20世紀初めまでは日本全国で越冬していたようですが、生息地の湿地の開発や狩猟によりツル類は急激に減少したそうです。

幸い、出水と周南市八代では,地域の人々がツル類を保護し,給餌,ねぐらの整備などをしてきた結果、地理・地形的要因もあって、多くのツル類が出水に集まってくるようになったそうです。

ただ、この集中化により伝染病発生時に大量死が起きる危険や農業被害の大規模化といった新たな問題も生じてきているようで、もう少し日本各地に分散してくれるといいのですが・・・・(「日本野鳥の会」資料より)



ナベヅルの飛翔も撮りたくて、冷たい強風の中を待ってみましたが、風が強すぎる為か、一瞬、飛び上がる姿勢を見せたものの、すぐに着地。残念!!



傍らでは、ダイサギが、風に逆らいながら一生懸命!!



上空では、トビが、風に逆って、強引に前に進もうとしています。



もう少し、ナベヅルの事を書きますね。

このナベヅルの名前の由来は・・・・・・・灰色の羽色が鍋に付いた煤に似てるところからこの名前が付けられたそうです。

日本では、ナベヅルは「くろづる」という名前で鎌倉時代より知られており、江戸時代には全国各地に渡来し、『和漢三才図会』などの玄鶴(黒鶴)もナベヅルとされています。(ウィキペディアより)



ナベヅルの顔が良く見えるように、トリミングで拡大してみました。首部分の羽が強風で逆立ってます。

額の黒い部分と赤班が特徴ですが、雌雄同色なので、性別は分かりません。

幼鳥や若鳥はこの黒色と赤班はありません。



鹿児島県出水平野と山口県八代盆地のツルは、1921年(大正10年)3月3日に国の天然記念物に指定されました。

また、その越冬地は、「鹿児島県のツルおよびその渡来地」として1952年(昭和27年)3月29日、「八代のツルおよびその渡来地」として1955年(昭和30年)2月15日に国の特別天然記念物に指定されています。



のんびり移動しながら、やっと川の縁まで来てくれました。何度も飛び立ちそうなそぶりを見せてくれるのですが・・・・・・



飛び立つのを諦めたのか、またまた餌を探して、のんびりと移動し始めます。



もう少し我慢して待ちたかったのですが、あまりの強風に耐えきれず、ここで撤収。

帰る頃には、土手の上にはもう誰もいません。

遅い昼食の時には、鳥撮りさんのご夫妻にお会いし、しばし鳥談義。

ご夫婦で、栃木から来られたとのこと、いろいろ鳥情報もいただきました。
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