さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

行行子がギョギョシ!ギョギョシ!

2018年05月29日 | 野鳥
古くから、俗称「行行子」や「葦原雀」と呼ばれて親しまれてきたオオヨシキリ(大葦切)の季節になりました。
この賑やかな声を聞くと、いよいよ夏本番です。
このオオヨシキリ、温暖化の影響でしょうか? やってくる時期も少し早くなってきてる気がしませんか。



「これでもか!」と、大きな口を開けて縄張り宣言するオオヨシキリのお馴染みの囀る姿ですが・・・・・


・・・・・鳴き終わった直後の、嘴を少し突き出したようなこのアィ~ン!姿。   好きなんです。


遠くでも、葦の上で気持ちよさそうに揺られながら・・・・・ギョギョシ!ギョギョシ! まだカッコーの声は聞こえません。



上空では、オオヨシキリに負けじと、ヒバリが囀ります。


上空で囀っていたヒバリが急降下して降りてきたかと思うと、目の前の鉄柵の上に止まってくれました。こんなに近い所に降りてきて、こちらの方がビックリです。


キジもあちこちで、恋の雄たけび? ここのキジの縄張りはかなり広そうです。暫く待ってみましたが、母衣打ちは見れませんでした。


さて、次の写真、何がいるか分かりますか??


少し、こちらを向いてくれました。 これで分かりますよね。コチドリが隠れてる?? もしかすると巣があるのかもしれません。
もし、巣だとすると・・・・・可哀想に、ここは畑の真ん中で、耕運機で耕した後の場所なんです。 間もなく作物を植える予定の場所。
この後どうなるか心配です。



<おまけ>
このたび、環境省から、2018年のレッドデータが発表されましたね。
興味のある方は・・・・・・・・・こちら


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田んぼ巡り(ケリやムナグロ)

2018年05月26日 | 野鳥
5月12~13日、田んぼに来るシギチなどを求めて周辺の田んぼを巡回してみます。
12日は、毎年行くケリのポイント。
車で農道を走りながら、注意深く探しても、見つけたのはケリの番が2組だけ。
毎年見かけるチュウシャクシギやアマサギの姿は見えません。

1組目のケリの番です。(雌雄の判別は尽きません。)
1羽はあぜ道の比較的近い所に居ましたが、いつものような、攻撃的な威嚇は見られません。


もう1羽は、少し離れたあぜ道に居て、こちらものんびりと羽づくろいなどをして、落ち着いた様子。
まだ営巣してないのか??? こんな落ち着いたケリを見たのは初めてです。


少し近づいてみても、フワッと近くに移動するだけです。(もう一組のケリの番は、近づくだけで激しい声で威嚇してきました。)


結局、その後、周辺の田んぼを見て回るも、ケリが4羽の収穫だけ。

翌13日は、O田圃。
タマシギが入ったとのことなので、出かけてみたものの、その姿はすでになく、ムナグロが10羽ほどいました。


大半が雄のようで、まだ夏羽に移行中の個体もいます。


始めは4羽ほどの群れだったのですが、あぜ道にしゃがみ込んで写真を撮ってると、いつの間にか近くから飛んできた個体が混じって10羽ほどに・・・・



狭いあぜ道で、のんびりくつろぐムナグロも、この田んぼでは久しぶりです。
以前はあちこちで見られたムナグロですが、年々少なくなってきてるような気がします。


この子たちが再接近してきてくれました。 特に警戒するような気配はありません。




こんなムナグロ、日本で見れるのは3週間程の短い期間だけです。 2~3日後には姿を消してしまいました。
充分休息して体力を回復し、また長い旅に旅立ったのかもしれません。

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最悪のプチ遠征

2018年05月23日 | 野鳥
GW明けに計画していた県民の森へのプチ遠征、計画した5月10日(木)の1週間天気予報では、曇りのち晴れ。
前日のピンポイント天気予報でも、現地の天気は午前10時頃には晴れ予想。
万全を期して、準備していたはずなのですが・・・・・当日の埼玉は、朝から雨が・・・・・
念のため、出発前に当日の早朝の気象庁のピンポイント天気予報を確認すると、現地午前9時頃には晴れ予想。 そのまま雨の中を強行出発します。

東北道を北上する途中、いよいよ雨が激しくなり、不安が増すばかり。
現地に付くころには小降りになりまったものの、ときたま明るくなる程度ですが、寒い!!
林の中も暗く、聞こえるのは、サンショウクイの声だけです。
それでも確認できたのは、オオルリ・センダイムシクイ・キビタキ・サンショウクイ!!
ISO感度を上げてもSSが上がらず、とても写真の撮れる状態ではありませんでした。

それでも、一番多く見れたのはキビタキですが・・・・・証拠写真です。
雄が2羽、縄張り争いをしてるようですが、囀りはほとんど聞こえません。




ここは、もともとサンショウクイが多い所ですが、この日もあちこちで鳴き声が林の中で響いてました。
雌と雄が同じところに居ましたが、雄は巣材を口にくわえてるようで、巣作りの最中でしょうか。



次のキビタキは、警戒態勢??? キビタキも、そろそろ巣作りを始める頃ですね。



時折雨が降りだす状態は変わらず、しかも寒い!!! 予想してたより、体感温度はかなり低いようで、仕方なく断念!!

帰りに、カワガラスポイントに寄ってみましたが、川の水も増水していて、1羽のカワガラスが水面の上を飛ぶのを確認しただけ!!
こんな日もあるんですね。   「ト・ホ・ホ!」の一日でした。




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与野公園の春薔薇も満開2018

2018年05月20日 | 
昨日から「バラまつり」(期間:5月19~20日)が行われてる与野公園。
この公園の春薔薇も、他の花と同じように、例年より早く咲き始めたようです。

私は、一足先に、GW明けの5月7日に行ってみたのですが、この日、すでに満開に近い状態でした。
毎年この公園のバラを撮りに来るのですが、相変わらず薔薇の名前は未確認!!(あまりも多すぎて・・・・)


1877年(明治10年)に開園した歴史がある与野公園、1977年(昭和52年)にバラ園が造成され、今では170種、約3000株のバラが植えられてるとか。
バラは旧与野市の「市民の花」、合併して中央区になった後も「区の花」に選定されています。また、中央区の「区の色」にも「ばら色」が選定されています。

ところで・・・・・「バラ色」って何色なんでしょうね?????





花の間から可愛い蕾が覗いてます。


こんなシックな紫色のバラも独特の雰囲気を醸し出してます。



花の中に小さなブーケ????



今回の使用レンズは180ミリマクロです。花写真3連投でした。




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見沼自然公園のスイレンも咲き始めた

2018年05月18日 | 
見沼自然公園の池には今年も綺麗なスイレンが咲き始めました。
ここのスイレンは、まず赤系統のものが咲きだし、晩夏にかけて、白やピンク系の花に変わっていきます。


この日は、風も無く水面が静かなので、池映りのスイレンを、のんびり撮ってみました。




ところどころ、白いスイレンも綺麗な花を咲かせています。この白いスイレンを見ると、何故か心がっスッキリします。



水面に映るスイレン。 比較的遠くに咲く花を下から望遠で撮ると綺麗です。〈腰痛の方は要注意ですが・・・・・〉


カワウも、のんびり花見かな??? この池には、毎年オオバンが1羽だけ残ってるのですが、そのオオバン、今年も居残ってます。
今回は残念ながら、スイレンの近くまで来てくれなかったので、カワウで我慢です。


池の周辺では、トキワハゼ(常盤はぜ)の群生が薄紫の絨毯のように咲いていました。
いつでも花が見られ、実がはぜることからこの名前が付いたといわれていますが、ムラサキサギゴケによく似ています。




以前は、この池にもコアジサシがやって来て、スイレンとのコラボが見れたのですが、もう7年も前のこと。今は懐かしい思い出です。
このスイレンも、咲く花の色を変えながら、夏の終わりころまで楽しめます。
早朝、あまり早く行きすぎると、開いてないので要注意です。

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