さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

セリバヒエンソウ(芹葉飛燕草)

2021年04月30日 | 花と昆虫
コロナ禍のゴールデンウィークが始まりました。
街中や公園を見てもあまり人出は変わらないようで、緊急事態宣言やまん延防止重点措置がどれくらい効果を上げるのか??
ゴールデンウィーク明けの感染者数によっては、関東1都3県も医療崩壊が始まるのではないか心配ですが、
ワクチン接種が順調に進むまで、それぞれが自覚しながら行動するしかなさそうですね。

さて、MFの公園にもキビタキやオオルリが入り始めたようですが、BWも密を心配しながらでは、足が自然と遠退くこの頃です。
今回は、前回載せたエナガ団子の日に見つけた花や蝶です。

公園の道端に咲くこの花は??? 以前にも見たことある花のようですが、花の名前はすぐの忘れてしまって・・・・(花の名前だけはないですけどね。)
改めて、植物辞典などで調べても名前がなかなか分からず、やっとネット上で判明。    セリバヒエンソウ(芹葉飛燕草)でした。


セリバヒエンソウ(芹葉飛燕草)
明治時代に中国から入ってきた外来種で、中国原産のキンポウゲの仲間です。日本では、東京・埼玉・神奈川でよくみられるようです。
花には花弁のように見える5つの萼があり、上の萼の後ろには、長い筒状に伸びた距があります。
両脇の萼片が反り返り、燕が飛んでるように見えることから、この名前が付いたとか。

 

見た目はとても外国から来た帰化植物だとは思えず、そんなにあちこちに生育域をを広げるでもなく、ひっそりと咲く様子は、日本の山野草の雰囲気がします。


シャガは花期を過ぎてましたが、まだ少しだけ元気な花が残ってました。



コミスジも羽を広げて春の日差しを楽しんでるようです。白い3本の白帯が綺麗です。


この公園にはこうした野草があちこちで咲き始め、昆虫たちも活動し始めて、これからは蜜を避けて、野鳥以外の楽しみが増えてきそうです。
5月中旬頃からはミドリシジミも羽化し始めて、今度は愛蝶家さん達でも賑わいそうです。


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かろうじてエナガの団子

2021年04月28日 | 野鳥
A公園にもオオルリやキビタキなどの夏鳥が入って賑わってるようです。
4月16日、オオルリが入ってるとのことで、公園に出かけたものの、すでにオオルリは抜けてしまったようでした。
それでも林の中には、鳥撮りさん達の姿があちこちで見られます。
密になるのも嫌なので、こちらは双眼鏡とマクロレンズ片手に野草探しです。
ぐるっと一回りするも、やはりオオルリやキビタキの姿はなく、諦めて駐車場に戻る途中、何やらCMさん達がたくさん集まってます。
エナガの巣立ち雛がいるようですが、比較的見えるポイントは、かなり密状態です。
とりあえず、鳥撮り用のカメラを車から持ち出してきてみたものの、少し離れたところから、証拠写真だけ撮って今回は諦めます。
1羽だけ離れてますが、その右に・・・・・後ろ姿ですが、かろうじて存在だけ確認できます。


少し角度を変えると、手前に葉っぱが被って、ぼんやり写真



折角なので、以前撮った「エナガ団子」の写真を、フォトチャンネンルにまとめてみました。
スライドショーで見ることができますので、エナガ団子を楽しんでくださいね。(スライドショーのスタート:➤をポチッとしてください。)



以前載せた記事も紹介しておきますので、興味のある方はご覧ください。

2018年のエナガ団子は・・・・・・・・・・こちら
2019年のエナガ団子①は・・・・・・・・・こちら
2019年のエナガ団子②は・・・・・・・・・こちら



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高らかに囀るのは?

2021年04月26日 | 野鳥
チョウゲンボウに会えたものの、この日は、肝心のホオアカやセッカは、良い所に止まってくれず、写真は断念。
ホオアカがいるはずの場所にいたのはカワラヒワです。



遠くの荒川の土手では消防のヘリが、救難救助訓練中!!   ここではお馴染みの光景です。



田圃の入り口付近の高い枝の上で高らかに囀っているのは、ウグイス(鶯)。この時期は縄張り宣言のため、比較的高い所で囀ってることが多いですね。
「ホーホケキョ!」    よく見ると、「ホー」で息を吸って、胸をいっぱい膨らませて、息を吐きながら「ホケキョ!」


ウグイスは「春告げ鳥」として有名ですが、一夫多妻で、多いときには6~7羽の雌と結婚?
一夫多妻で、子育ては雌が中心と聞くと、雄のワンマンさが非難されそうですが、実は、雌が浮気性??
ウグイスの巣は天敵に襲われることも多く、雌は子孫を残すため、頻繁に離婚・再婚を行なうため、結果的に一夫多妻の形態になるようです。




歌の合間に、のびのび~!!



ところで、ウグイスと言えば、思い出すのは、和菓子の「ウグイス餅」ですが、表面に振ってある緑色の黄な粉はウグイス色でしょうか?
ウグイスの羽の色は、暗緑茶色ですね。どちらか言えばメジロの羽の色ですよね。本来なら「メジロ餅?」(笑)
そもそも、鶯色はウグイスの羽のような暗緑色のことで、後に、鶯色に茶色がからせた「鶯茶」が流行り、「鶯」といえば「鶯茶」のことを言うようになった??
日本の伝統色は本当に奥が深そうです。   ちなみに、「ウグイス餅」の名付け親は豊臣秀吉だそうですね。
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トンボのように舞う?チョウゲンボウ

2021年04月24日 | 野鳥
4月15日、A田圃へセッカとホオアカを求めて出かけてみたものの、セッカもホオアカもすぐに草むらへ・・・・
今回もリベンジならず!!
セッカは現在、子育て中のようで、この先まだ撮れる機会がありそうなので出直しすることにしました。
帰ろうとした矢先、上手い具合にチョウゲンボウ(長元坊)がやってきてくれました。このところ、この周辺によく姿を見せてるようです。
かなり近い所で、何度もホバリングを繰り返してくれましたよ。




近い!!  普段は優しい目も狩りをするときはさすがに鋭い!






何度か、餌を捕るために急降下で、草むらの中へ降りますが、草むらのなので、狩りの瞬間は捉えられず!
やっとトカゲを捕まえたようで、そのまま彼方へ・・・・・



66枚の連射写真をタイムラプス動画にしてみました。雰囲気だけでも味わってください。トンボのように見えるかな??


久々のチョウゲンボウでしたが、下から見ると、まさにトンボが滑空してるように見えます。何度見ても美しい姿です!!
チョウゲンボウの名前の由来は定かではありませんが、トンボの方言の「ゲンザンボウ」からきたという説もあるようです。
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タンポポの綿毛

2021年04月22日 | 
タンポポの綿毛があちこちで見られ、ふわふわと風に乗って綿毛が飛ぶ季節になりました。
ツマキチョウを撮った後、のんびりタンポポの綿毛で遊んでみました。


 

今にも飛んでいきそうな・・・・


風に吹かれてどこまで飛んでいくのか??


タンポポの綿毛にも花言葉があるとか・・・「離別」 
綿毛が本体から離れていく様子そのものを示し、少し寂しい気持ちもしますが、新しい命がまた別の場所で生まれます。


今度はどんな遊び方をしてみようかな!!




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