さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

賑やかな食事風景(オグロシギ・アオアシシギなど)

2015年09月29日 | 野鳥
今回は、I沼のシギたちの賑やかな食事シーンをまず動画を見て下さい。

主演はオグロシギですが、アオアシシギ・セイタカシギ・コサギ・チュウサギ・アオサギ・コチドリ・イソシギ・カルガモなどが登場。

パン動作が早く、ブレて少々見辛く、お叱りを受けるか分かりませんが、2分少々お付き合い下さい。




全ての種類、分かりましたか。(もしかしたら私自身見落としてる鳥がいるかもしれませんが、その時はご容赦を…)

動画は、早送りしてる訳ではなく、特にアオアシシギの忙しない動きには驚きます。

今度は写真でゆっくりご覧ください。

まずは、定番のセイタカシギと一緒のオグロシギ



地味なオグロシギも、翼を広げると、なかなか綺麗です。



次のシーンは、オグロシギがアオアシシギに威嚇行動???他の鳥と、真正面で出くわしたときに良く見せるポーズです。



同じように、今度は、体の大きなセイタカシギに・・・・・



オグロシギが、アオアシシギを追い払った瞬間です。



反対にこうして追い払われて、あわてて場所を移動する時もあります。



アオアシシギもコサギもセイタカシギも、上空の同じ方向が気になるようです。猛禽類がいるのかも知れませんね。



アオアシシギが4羽勢揃い、食後の休憩??



次の写真、オグロシギが、コサギと重なって見難いですが、アオアシシギの上をジャンプしてます。

実は、アオアシシギがオグロシギに突っかかっていった瞬間なんです。

こうして見て見ると、特定の鳥だけが攻撃を仕掛けたり、攻撃をされたりするわけではなく、たまたま遭遇した状況によって変わるようですね。



この後、オグロシギだけが、別の場所に移動して、餌捕り場所を変更。

やっぱり水の中が似合います。



近くにはシロチドリ







今回のおまけです。

残念ながら、28日の中秋の名月+スーパームーンはあいにくの天気で見えませんでしたが、翌28日のスーパームーン、こちらでも綺麗に見えました。






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ハグロトンボ再び

2015年09月28日 | 昆虫
以前、下書きしていたハグロトンボの記事が残っていて、いつ載せようかと思ってるうちに時間が経ってしましました。

実際は8月末にツユクサを撮った時に、近くにいたハグロトンボを撮ったものですが、ちょっと面白い構図なので、夏の思い出として見て下さい。

まずは、雄と雌を比べてみました。

雌の方が雄よりすこし大きいとも言われてますが、そんなに差は感じません。(下の2枚の写真は画角が違うので、雄の方が大きいですが…)

雄は体色が全体的に黒く緑色の金属光沢があるのに対し、雌は黒褐色です。

雄の胴体は金緑色に輝き、雌は全身が黒いので、比較しやすいですね。





ツユクサに止まった雄が、翅を広げ始めました。



川べりのツユクサの近くではこんな光景も見られます。

まずは1匹だけ。雄ですね。



そしてその先に雌が止まって2匹。



さらに雌が加わって3匹が並びます。



恋の邪魔をしたくないのか、最後に止まったメスが飛ぶ瞬間。(暗い所なのでブレブレですが・・・・)



ハグロトンボは、6・7月頃に羽化しますが、羽化後の若い個体は薄暗いところを好み、水域から離れて林の中で生活する事が多いです。

そして、成熟すると再び水域に戻り、明るい水辺の石や植物などに止まり縄張りを張り、婚活開始!!

雌が仲良くツユクサの葉の上で、くつろぎタイム?? この時期は恋の季節、男の子を物色中かもしれません。





*以前と同じシリーズなので、今回はコメント欄を閉じています。
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さいたま市の街中でイソヒヨドリ!!

2015年09月26日 | 野鳥
9月22日の午後、久しぶりに写真の整理でもしようと、PCに向かってると・・・・・

外で、何やら聞きなれない綺麗な鳥の囀りが聞こえます。

初めは気にもかけなかったのですが、しばらく続いてるので、双眼鏡を持って、ベランダに出て見ると・・・・・

なんと!    向かいの建物のアンテナの上に、イソヒヨドリの雄と雌が止まってるではありませんか!!

慌てて、カメラを持って出て見ると、時すでに遅し。

諦めて部屋に戻ってしばらくすると、またまた声が・・・・・・しかもすぐ近くで…

今度は、外へ出て探してみると……わがマンションのベランダの手すりに雄がいました。

雌は、反対側の建物の屋上にいるようです。



イソヒヨドリ(磯鵯)

日本の海岸線などでは、普通に見る事が出来るツグミの仲間(今は、2013年の改定で、ヒタキ科に分類されています)で、留鳥です。

磯でよく見かけるから「磯鵯」と名前が付けられたようですが、海岸や河川に近いビル街やダムなどのようなところでもよく見る事が出来ます。

埼玉県はご存知の通り、海無し県で、イソヒヨドリには、あまり縁のない地域。

それでも、今まで荒川沿いの戸田市や埼玉の水門近くで何度カ目撃され、その都度、鳥撮りさんたちで賑わったことがあります。

しかし、大宮駅に近い、こんな街中までやってくるとは・・・・・・・

この辺りは、荒川から直線で6kmくらいなのですが、こんな内陸部までやってくるとは想像もつきませんでした。



数枚写真を撮ったらすぐに大宮駅方面へ飛び去ってしまいましたが、さらに内陸部に向かったようです。

私自身、さいたま市に住んで長いですが、こんなところで見かけたのは、もちろん初めての事です。




今回、この2枚だけでは寂しいので、今年初めてのコスノビも載せておきますね。

彼岸花の写真を撮りに行った帰り間際、ノビタキ(野鶲)でも来てないかと、いつものポイントを覗いてみると・・・・・

ラッキーなことに1羽だけいましたよ!!この日も、念のため、ミラーレス望遠を持参していたのでこんな時は大助かりです。

このノビタキ、以前はツグミ科の中で登録されていたのですが、2013年の改定で、今はヒタキ科に分類されています。



今年のコスモスは開花が遅れてるようで、チラホラしか咲いていませんでしたが、上手く白いコスモスの花にとまってくれました。



枝被りのため、少し横へずれて見ると・・何とか顔が見えます。





高い枝の上で、のんびり見物?? この後は、どこかへ飛び去ってしまいましたが、これからはノビタキの姿もたくさん見られそうです。



彩りの為に、まだあまり咲いていないコスモスの写真も載せますね。





彼岸花は、そろそろピークを過ぎそうでしたが、コスモスは9月末頃が見ごろかもしれません。


彼岸花(曼珠沙華)は、写真が整理次第載せる予定です。
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早朝の沼

2015年09月22日 | 野鳥
最近、早朝の鳥見にはご無沙汰していたのですが、久しぶりの早朝散策です。

I沼に着いたのは午前6時半ごろ。

少し逆光なのですが、朝日を浴びて、水鳥がのんびり日光浴(?)してる姿が見れます。

柵の上にはダイ・チュウ・コサギに混じってアマサギやアオサギがいます。

そして、水位が下がった水辺では・・・・・

セイタカシギが合わせて20羽くらいいるのでしょうか、数カ所に分かれて朝寝(?)を楽しんでます。

少し前には、亜種オーストラリアセイタカシギが混じっていたと聞いていたのですが、辺りを見渡しても、見当たらず。



浅瀬には、オグロシギが1羽、お食事中。



一時は2羽いたそうですが、今は1羽だけ。

昨年同様、この沼にやって来たようです。もう少しすると、数が増えるかもしれませんね。



突然、横っ飛びして着地したところですが、朝日に映えて、翼の模様が良く見えます。



暫くすると、飛び上がったのですが、慌てて後追いしたものの、もちろん後姿だけ・・・・

名前の由来になってる尾羽が黒いのが分かりますか。



イソシギも数羽が飛び回って、朝から賑やかです。



もちろんセイタカシギも・・・・・・



物思いにふけったような姿ですが、成鳥のしるしの赤い脚が綺麗です。



帰り間際に、こんなに近くまで来てくれたセイタカシギ。

餌を捕るのに懸命で、こちらの事はお構いなし。



小さな獲物をゲットしたようですね。



嘴から滴り落ちる水滴も綺麗です。



おまけは、小さなひまわり。

毎年、沼の東縁に、綺麗な花を見る事が出来ます。

地元の方が毎年植えられてるのですが、今年も持ち帰りOKのようです。




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睡蓮とチュウダイサギ(?)

2015年09月19日 | 野鳥
この日は久しぶりのM公園散歩です。

腰の痛みも和らいで、久しぶりにM公園を散策。足どりも軽く??

季節の変わり目を感じながら、園内をのんびり歩いてみます。

まず見つけたのは・・・・・樹の幹から生えてる新芽??

伐採された枝の間から、新しい枝が生えてきたのでしょうか?どこか逞しさを感じます。



そして・・・・コムラサキシキブでしょうか??(ムラサキシキブ??)植物の名前は・・・・??

妙に紫色が綺麗ので撮ってみました。



睡蓮の花も、そろそろ終盤の時期を迎えてますが、そんな睡蓮の花の中にダイサギ(大鷺)がのんびりくつろいでます。

対岸ではカワセミ撮りの人が数人いますが、ダイサギには興味なさそう。



しばらく眺めてると、静かに動き出します。



睡蓮の葉の下にいる小魚を狙ってるようですが、どうもうまく捕れないようです。



餌捕りに何度か失敗しながら、今度はカルガモのいるところまで、まるでスローモーション映画を見てるような緩やかな歩きで近づいて行きます。

カルガモたちは・・・・・・・「我、関せず!」微動だにしません。



そして、突然飛び立って、こちらの岸へ・・・・

睡蓮をバックにすると、綺麗ですね。

ところが飛んでる姿をよくよく見て見ると・・・・・脚が黒い?

飛び立つまでは脚が見えなかったので、気が付かなかったのですが、どうも、亜種チュウダイサギのようです。(間違ってたら、ご指摘ください)



ビックリしたのは、水面をのんびり泳いでいたバン!!突然大きなチュウダイサギが、自分の上を飛び越していきます。





このチュウダイサギ、こちら側の岸へ降りたものの、人がたくさんいたので、慌ててバックし、また対岸へ・・・・

こんなありふれたシーンでも、やっぱり花が加わると華やかになりますね。



公園周辺の畑にはハナニラが満開です。

ハナニラには、たくさんのハチやチョウがやって来ますが、あいにく、この日は、翅の傷んだヒメアカタテハが1頭だけ。



そこで、前回も試してみたV3のスローモーション撮影をしてみます。

ヒメアカタテハとアオスジアゲハがメインですが、画面の片隅ではちゃばねせせり(?)やハチ(?)が飛んでますよ。

ちょっと長いかも知れませんが、クリックしてのんびり楽しんでください。




同じチョウでも、飛び方が違うのが分かりますよ。


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