2月13日、この日もレンジャク探しにA公園を訪れてみたもののレンジャクの姿は無し。
ウソがまだ滞在してるとのことなので、そちらのポイントに移動したものの1羽のウソの鳴き声が聞こえるだけで姿は確認できず。
途中に出会ったのはルリビタキ(瑠璃鶲)でした。
このルリ男君、以前から隣接するゴルフ場と公園側を行き来してるようですが、まだ2W(2年目の冬)の若鳥か??青色が薄い?
枝から地面に降りて・・・・1匹のミミズを見つけたようです。(足元の赤いミミズが見えるかな?)
あっという間に呑み込んでしまいます。
ところでルリビタキって冬鳥の代表選手のように思われがちですが、本州においては「漂鳥」扱いで、北海道や東北地方などでは「夏鳥」。
主に、北海道と本州・四国の高地で繁殖し、冬になると、関東地方以南では低い山や平地の公園などの林に移ってきます。
ルリビタキの雄は綺麗な青い羽を持っていることで人気がありますが、美しい青色に変わるのは生まれてから2・3年経ってからなんです。
若い幼鳥の雄は雌に似た地味な色をしていて、だんだんと青味が増してくるので、2年未満の若い雄は雌と間違えられることが多いようです。
このように、成鳥の羽の色が出てくるまでに数年のかかることを「遅延羽色成熟」といい、他の野鳥でもあまり例はなく、珍しい現象だそうです。
面白いのは、1歳の雄は成鳥ではないものの、未成熟個体ではなく性的には成熟しており,青色の雄と同様の繁殖能力はあるとのことでしょうか。
この子ももう少し経てば、もっと綺麗な青色に変身してるのかもしれません。
その後、この公園のヤドリギにはヒレンジャクが落ち着いたようなのですが、雨の日が重なったりで、まだ見に行けてないんです。
今月末まで居てくれることを願うばかりですが・・・・