さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

チョウトンボ(蝶蜻蛉)も

2024年08月07日 | 昆虫

今やM自然公園の名物になったチョウトンボ(蝶蜻蛉)、今年も水辺周辺でヒラヒラ飛んでます。

蝶のようにヒラヒラと飛ぶことからつけられた名前ですが、縄張り意識が強くて、自分のエリアに侵入してきた仲間を追い払います。

そして、相手を追い払った後、すぐ自分のエリアに戻ってくるので、比較的撮りやすいトンボですね。

翅の面積が広いので見かけより大きく見えますが、全長は3.5~4cmほどで、本州・四国・九州の平地で生息してます。

トリミングしてみましたが、翅の光沢が綺麗です。

それにしてもトンボの仲間は葉っぱの先端が好きですね。

光の具合によって虹色に輝きます。

M自然公園の池は、トンボたちにとって最高の棲み処。この池の周辺では、いろんな種類のトンボが見ることが出来ます。

睡蓮の花は、花期が長く見頃が続いていていて、今月末ころまで楽しめそうです。

猛暑日が続いてる為か、公園は人の姿もなくひっそりしてます。トンボを撮り終えて、久しぶりに池周辺をぐるっと散策してみることにします。

 

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トンボ達は恋の季節

2024年08月05日 | 昆虫

猛暑日が続いて自宅籠りが続く中、7月19日、運動不足解消のため久しぶりにM自然公園へトンボ探しに出かけてみました。

この日、さすがに公園には人の姿は無し。

早速目的のベニイトトンボを探しますが、あちこちに見られるのはアオモンイトトンボ(青紋糸蜻蛉)のカップルばかり。

これだけたくさんのカップルを見かけるのは久しぶりです。左のカップルの雌は異形型のようです。

見つけカップルを手当たり次第に撮ってみますが、どれも完ぺきなハート形には程遠いようです。

 

単体の姿もたくさん見られます。

こちらはベニイトトンボに似てますが、異形型未成熟タイプのアオモンイトトンボです。

ちょっとアップで・・・・体に似合わず大きな目!!

やっと見つけたベニイトトンボ(紅糸蜻蛉)、カップルでしたが、残念ながら雌の方は葉が被って、完全な交尾姿にはなってないようです。

この日のベニイトトンボはこのカップルだけで、年々個体数が激減してるような気がします。何とか繁殖を維持してほしいものです。

トンボに負けず、ヤマトシジミ(大和小灰蝶)のカップルもいましたよ。

次回はこの池にたくさんいるチョウトンボです。

 

 

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晩夏の虫たち

2023年09月12日 | 昆虫

朝晩は大分秋らしくなってきましたね。 しかし昼間は相変わらずの暑さ。フィールドを昼間、歩き回るにはまだ早そうです。

 

そろそろムツバセイボウが現れる頃だと思い、8月25日、9月3日・9日の3日間、K公園に出かけるも成果無し。

毎年ムツバセイボウが姿を見せるポイントには、宿主のドロバチの姿が見えず、これではムツバセイボウがやってこない?

仕方なく周辺の虫たちを撮ることに!!まず姿を見せてくれたのはお馴染みのツバメシジミ(燕小灰蝶)ですが、こちらを向いてくれない!

ヤマトシジミに似てますが、尾状突起が特徴です。

藪の中では、ナガサキアゲハ(長崎揚羽)の雄と雌が絡み合ってます。暗すぎてSSが上がらない。

そのうち雌が止まってくれました。アゲハ蝶の仲間で最も大きい(?)だけあって迫力満点。

元々は南方系に蝶ですが、温暖化のせいか?只今北上中で、関東と方でも最近はよく見かけるようになりました。

葉の裏にひっそりいたのはモンキチョウやモンシロチョウより一回り小さなキタキチョウ(北黄蝶)

スケバハゴロモを期待して探してみたのですが、居たのはアミガサハゴロモ(編笠羽衣)だけ。

羽化した時は緑色の粉でおおわれていてその後、活動するうちに粉が落ちて、黒っぽくなるとか。

オンブバッタ(負飛蝗)です。

蜘蛛の巣も撮ってみましたが、横糸の粘り気のある粘球が虹色に輝いてました。

木道付近を歩いてると、「カヤネズミの巣」の立て札があり、藪の中の先の方をよく見てみると・・・・・小さな巣が・・・・

残念ながら、カヤネズミ(萱鼠・茅鼠)の姿は見えませんでしたが、レッドリストに加えられるほど最近は数が減ってきてるとか・・・・

ここでも繁殖してるんですね。一度姿を見てみたいものです。

以上、特に珍しい虫たちではないのですが、園内はこんな虫たちがいっぱい。 次回は植物編の予定です。

 

 

 

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ギンヤンマ、危機一髪!

2023年09月06日 | 昆虫

前回の続きです。  ブログネタも尽きて五目ネタでつないでます。

アサザの写真を撮り終えて、ぼんやり池を眺めていると、アサザの葉の間にギンヤンマの番が産卵してる場面に遭遇!

何度も何度も場所を少しずつ変えながら産卵をしていたのですが・・・・・突然・・・・水しぶきが上がってギンヤンマの雌が・・・・

一瞬に雌の姿が消えて・・・・・わずかに翅と背の一部だけが水面に見えます。(分かりますか?)

何が起こった????    水中から魚がギンヤンマを捕らえようとして、水中に引きずり込んだようです。

幸いこの後、雌の方は魚から逃れて無事飛び立ちましたが、さすがのギンヤンマもこんな風に突然、襲われるとは夢にも思わなかったようです。

 

池のほとりでは、そんな自然界の営みとは関係なくサルスベリの花が咲いてます。サルスベリの花もそろそろ見頃が過ぎそうです。

帰る頃には急にもくもくと怪しい雲が・・・・・自宅に着くころには空は暗くなって強風が吹きだすと、突然の強い雨が・・・・

結局この日はオオセイボウは撮ること叶わず、お預けになりました。

 

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大失敗のオオセイボウ(大青蜂)

2023年08月31日 | 昆虫

8月18日、そろそろ青い蜂たちが出始めてるようなので、炎天下でしたが思い切って出かけてみました。

今回の狙いはオオセイボウ(大青蜂)

APSCカメラに少し長めの180ミリマクロを装着したつもりで意気揚々と出掛けたのですが・・・・・

現地について、いざ撮影と思いきや・・・・大失敗!! レンズを装着していたのはフルサイズカメラ。

35ミリ換算180mm(フルサイズ)と288mm(APSC)とでは大違い。

炎天下、木陰で待つこと約1時間。やっと姿を見せて呉れたオオセイボウですが、豆粒のようにしか写りません。

(掲載した写真は大きくトリミングしたものです。)

体長1~2cmほどの小さなオオセイボウ。花壇の中を動き回りますが、なかなか近くに来てくれず!!

なんとか証拠写真でも撮れればと・・・・見れただけでもラッキーか?

この日、チャンスはこの1回だけ。

すぐ近くにはパンパスグラス

オオセイボウ待ちにナミアゲハ(並揚羽)も・・・・

まだ撮る機会はありそうなので、再度挑戦してみたいと思います。今度は事前に、よくチェックして・・・・

 

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