さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

コアジサシの雛、飛行訓練?クロハラアジサシも・・・

2019年07月29日 | 野鳥

少し遅くなりましたが、コアジサシの雛の飛行訓練??
親鳥が、食欲旺盛な雛に餌の小魚を与える中で、時々面白い行動をします。
餌を咥えて雛の近くに来ますが、一向に餌を与える様子もなく、雛の周辺を飛び回ります。
まるで、「こっちへおいで!!」と飛び立つよう促してるようです。

 


そして・・・・餌を咥えたまま雛から離れます。・・・・雛は親鳥を追いかけるように・・・・


親鳥から離れないよう必死の雛。沼の周辺を数周した後、餌を与えてます。こんなことを何度か繰り返しながら、逞しく育っていくんでしょうね。



この日、沼の上空では、もう1羽、コアジサシより少し大きなアジサシがゆったり飛んでました。クロハラアジサシです。

 

 

近すぎて、フレームアウト

 


アオサギが6羽、上空を通過します。(写ってるのはそのうちの4羽)   沼に降りそうで降りません。


今年のハラグロアジサシ、6月から何度か現れていたようですが、数も1~2羽ですぐにいなくなってました。
今回も1羽だけのようで、いつまでいてくれるやら・・・・・


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伊佐沼の古代蓮2019

2019年07月26日 | 
今日は朝から強烈な暑さ!今まで涼しい日が続いていただけに、辛いですね。
空も青く、雲も白い!!「空ってこんなに青かったの?」って改めて感じました。しかし・・・・暑い!! 午後からエアコンもフル回転。

梅雨の合間に、コアジサシやハラグロアジサシなどを撮るため、何日か通いましたが、沼も古代蓮が見頃!!
今回は、鳥撮りの合間に撮った古代蓮を一挙大公開です。(笑)
7月17日・21日・24日、曇りの日や雨上がりの日など、その時々によって花姿も変わっていきます。ランダムに載せてます。


 


この沼の古代蓮は、確か2016年ころに植えられたもので、同時に橋の整備も行われて、今では、古代蓮の名所になってます。
古代蓮の花まで距離があるところが多いため、こうして鳥撮り用のレンズでも十分に楽しむことができます。

 


 



雨上がりの日には・・・・・・蓮の葉っぱに並々と注がれた日本酒のようです。「蓮酒が飲みた~い!!」
蓮の葉の茎から空気が出て、時々ぷくぷくと泡が出てるんです。



次の写真は、水面に映った古代蓮の花


 


いかがでしたか!いくつか抜粋して載せてみましたが、こんな蓮の花も今月いっぱいまででしょうか。
あいにく、この土・日は天気が悪そうですが、雨上がりの花も綺麗ですよ。
午後は、蓮の花は閉じてしまうので、午前中がおすすめです。






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コアジサシが雛を連れてきた!!

2019年07月24日 | 野鳥
7月17日(水)、久しぶりの梅雨の晴れ間、時折太陽が姿を見せてくれます。何日ぶりの太陽でしょう!!
早速、いつもの沼の様子を見に出かけてみます。
沼の古代蓮も、すでに見ごろを迎え、古代蓮の花を楽しんでる人も多いようです。
陽がが差したといえど、時折太陽が姿を見せてくれる程度なので、花見にはいい日和です。

沼は・・・・・このころにはもう来てるはずのセイタカシギの姿は見えません。
昨年、この沼で確認したのが6月19日ですから、ほぼ1か月が過ぎてるのに・・・・・・・
コアジサシのお立ち台には、巣立って間もない雛が親に連れられて2羽来てましたよ。


お腹がすいてるのか、親を求めて、周辺を飛び回ります。まだ幼さが残る雛たちですが、飛ぶ姿は、もう立派に大人気分。




親が餌を咥えて戻ってきます。順番に餌をもらう姿は、なんともほほえましい光景ですね。







・・・・・・・・続く!(次回は子供たちの飛翔訓練です。)

近畿地方や九州地方は梅雨明けしたようですね。
こちらも今週中には梅雨明け宣言されそうです。 通明けすると、今度は真夏日が心配です。




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シオカラトンボ談義

2019年07月22日 | 昆虫
トンボの続きです。

幼少のころ、網を持ってトンボを撮りに行くと・・・・・・
トンボ捕りの定番は何といってもシオカラトンボ(塩辛蜻蛉)ですよね。そして、王様はギンヤンマ。
そのころはシオカラトンボとムギワラトンボは別種のものと思い込んで追いかけてました。  今では懐かしい思い出です。
今回は、このシオカラトンボのことで、以前にも少し触れた朝日新聞デジタルの記事を紹介しますね。

「シオカラトンボは紫外線を反射し、撥水性のある特殊なワックスを分泌していることを、産業技術総合研究所などの研究チームが明らかにした。」
これが、将来日焼け止めの開発につながる可能性がある。というんです。 驚きですよね。
記事を要約すると・・・・・・・
 「シオカラトンボの成熟したオスは、背中付近で紫外線をよく反射する油に近いワックスのような物質が見つかったそうです。
 顕微鏡でワックスの表面を観察すると、板状の微粒子が重なり、光を散乱させていた。ほかの生きものではあまり見られない特殊な成分だという。
 現在の日焼け止めにはチタンや亜鉛が含まれる商品もあり、人によっては金属アレルギーを起こすこともあるそうですが、今回の発見で、
 従来とは違う生物由来の日焼け止めにつながる可能性がある。」
将来、このシオカラトンボ由来の、人にやさしい日焼け止めができるといいですね。


ちなみに、シオカラトンボという名前の由来は、成熟した雄が、胸部や腹部に生じる白粉を塩にみたてたものです。

シオカラトンボによく似たトンボとして知られるのは、オオシオカラトンボとコフキトンボでしょうか。
この池では、その両方を見ることができます。
次の写真は、オオシオカラトンボ(大塩辛蜻蛉)???
この池では、オオシオカラトンボの雄は時々見かけるのですが、雌の数は少ないようです。
雄の特徴は、シオカラトンボより胸から尾の先まで真っ白で複眼は真っ黒で、後翅の基部に黒褐色の斑あるのですが、この個体の翅の基部は透明なんです。
調べてみると、地域差があって、透明の個体もいるとか・・・・・


コフキトンボ(粉吹蜻蛉)はいっぱいいましたよ。 ただし、この日は雌ばかり???
「???」を付けたのは・・・・・若い雄は白粉も少なく胸から尾の基部の側面に黄色い班があるか時々間違えてしまうからなんです。
雌は、白粉が吹いては翅が透明なタイプと、白粉が吹かなく翅に茶褐色の帯状の斑がでてくる異色型(オビトンボ)がいますが、この池では前者のみ。




ギンヤンマ(銀蜻蜓)の交尾シーンも見れましたよ。 場所を選びながら、卵を産み落としてます。


ウチワヤンマ(団扇蜻蜒)も、この池の定番です。このトンボ、名称に「ヤンマ」と付いてますが、サナエトンボの仲間なんですよね。


チョウトンボ(蝶蜻蛉)もあちこちで、ヒラヒラと舞ってました。なかなか良い所に止まってくれなくて、今回はこの1枚だけ。


池のスイレンも、当初より、茎が長くなって、水面から飛び出してるものが多くなりました。


次の写真、逆さまに撮ったわけではなく、水面に映った部分だけ撮っててみました。


スイレンも、これから8月末頃まで咲き続けるんですね



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ベニイトトンボ(紅糸蜻蛉)探し

2019年07月20日 | 昆虫
梅雨の蒸し暑い雨後の公園、さすがに汗が噴き出てきます。
7月13日(土)、今年は一度ベニイトトンボに会っただけなので、久しぶりに会いに出かけてみました。
どんより曇った日のせいか? 少々探すのに苦労しましたが、赤いベニイトトンボ!!
この池では、毎年見ることができますが、絶滅危惧種Ⅰ類またはⅡ類に指定されてるところが多く、全国的には珍しい種類かもしれません。



赤い体の雄に比べて、雌は地味です


すぐ横で、アオモンイトトンボ(青紋糸蜻蛉)のラブラブシーンを見つけました。仲がよさそうですが、残念ながら、綺麗な💛型になっていませんね。


この子は???  ベニイトトンボの雌によく似てますが、アオモンイトトンボの未成熟型のようです。


次の子も雄?  アオモンイトトンボの雌は、雄と同色タイプもいるため、外見だけではなかなか判断し難いですね。


ん??  何か口に咥えてますね。  体は小さいイトトンボですが、さすがに肉食系!! 小さなバッタを捕まえたようです。


雨が降った翌日は、こんな光景があちこちで見ることができます。まさに雨粒の宝石がいっぱい!


 



次回は、そのほかのトンボを紹介しますね。


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