さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

上町氷川神社の彼岸花2

2024年10月23日 | 

少し前に通りがかりの神社の彼岸花を載せましたが、その後、気になって再び訪れてみました。

与野(現在のさいたま市中央区)は鎌倉街道(現在の本町通り)に発達した古い街で、七福神をお祀りしている寺社があります。

七福神は、幸福をもたらす七人の神様。室町時代に竹林の七賢人になぞらえて七体の福神を取りそろえたのが始まりとされ、
インドや中国、日本の神様から選ばれているそうです。

「上町氷川神社」は、そんな「与野七福神」の一つで、福禄寿が祀られていることは前回も紹介しました。

この神社は江戸時代、与野町の北のはずれに位置し、与野町・小村田村両所の鎮守とされていました。

社頭で大宮・奥州道と川越道が分岐しており、社地が扇子の形に似ているために「扇の宮」と称されていました。

次の写真で、右への道が大宮道(奥州道)、左は川越道になります。

境内の様子はこんな具合です。

この神社の摂社か末社か分かりませんが、「八雲神社」も祀られてました。

そして、境内に咲いていた彼岸花を、今回はレンズを変えて改めて撮ってみました。

 

木の根っこに1輪咲く彼岸花と、彼岸花の中に咲く1輪の小さな小さなサルスベリの花(??)が印象的でした。

 

以前は鬱蒼とした木々に覆われていたのですが、今は多くの木が伐採され、境内も明るくなったのですが、以前の方が神社らしくてよかったような気がします。

 

*今回はコメント欄を閉じてます。

 

 

 

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中を覗いてみれば・・・???

2024年09月26日 | 

9月9日、新調の電動アシスト自転車の試乗を兼ねて、大宮公園まで出かけてみます。

電動アシスト自転車に乗るのは初めてでしたが、想像以上に楽ちん!!楽ちん!!

試乗レポートは後日書くことにして、公園をぐるっと一周してみましたが、この日はまだ残暑のせいか人影はまばら。

公園の一角に夏の花の代表選手を見つけました。早速、花の中を覗いてみることにします。

まずはこちらから・・・・・・・蕊が伸びる前でしょうか???

たくさんの花の中に埋もれるように長い蕊が・・・・

蕾もいっぱい。次々と順番に咲き始めます。

 

咲き終わった後には小さな実が・・・・

さて、この花の正体は・・・綺麗なドレスの襞のような花弁。サルスベリ(百日紅・猿滑)の花です。最近は公園などでよく見かけるようになりました。

 

サルスベリの花の特徴は、春から伸びた枝先に円錐形の花序をつくり、下から上に次々と咲いていくそうです。

「散れば咲き 散れば咲きして 百日紅」 江戸の女流歌人、加賀千代女の詩(俳句)は、その特徴をよく表現されてますね。

花弁の数は基本6枚だそうですが、7枚・8枚もあるとか。この場所にはピンクと白と赤の3色の花が咲いてました。

サルスベリ(猿滑)の名前は、「猿が滑って落ちる」ほど、つるつるした表皮というところから由来している説。

また、花の開花時間で表現するなら、花期が長いことから「百日紅」(百日紅の読み方は、ヒャクジツコウ)。どちらも木の特徴から由来してるようです。

サルスベリの花は、枝の先端の花の集まりが房のようになっていて、同じ房から次から次へと、散った後からまた別の花が咲いてくるので、
長く咲いているように見えるんですね。

今年は残暑が厳しかったせいか、例年より花期が長いように感じます。現にこの記事を投稿する26日でもまだ咲いてる木があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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アメリカ芙蓉と「米騒動」

2024年08月21日 | 

8月6日、暑い最中、久しぶりに大宮第2公園に出かけてみました。

7月の「大宮公園球場」は毎年、高校野球埼玉県予選会で連日の熱戦が繰り広げられ、期間中は周辺の駐車場はいつも満車状態。

さすがに予選会が終わると、大宮第2公園の大きな駐車場も閑散としてます。

公園内の花壇に、ときたまやって来る青い蜂に遭えればいいかなと思いながら、久しぶりにマクロレンズでお試し写真です。

前回ブログに書いたように、今までのような野鳥写真からマクロ写真へ・・・・果たして・・・・

今回持ち出したのは100ミリマクロレンズの手持ち撮影です。(少しトリミング)

以前から花や虫などによく使っていたレンズですが、今回は敢えて撮影最短距離まで近づいてみます。

雌しべの先端を撮ってみます。小さな細かい髭のようなものがいっぱい。

こちらは雄しべです。粒々の小さな卵のようなものが・・・・花粉??

こちらは蕾です。

今回は手持ち撮影でしたが、自然の中では微風でも撮影に影響が出るためなかなかピントが合わず苦労します。やはり三脚は必須か??

 

(米騒動)

昨日(20日)、いつもの近くのス-パーへ5日ぶりの買い出しで、女房殿に付き合ってると・・・・米がない!!

確か5日前に来たとき、棚にまだ米があったのに、この日、棚には「入荷の見込みは未定!!」の掲示があるのみ。

巷で噂になってたことが、身近に現実になったようだ。

女房殿曰く、「まだ10日分ほどの米は残ってるけど、ストックは無し!!」

これは大変だと、近くのスーパーなどを4軒程周ってみるが、どこも在庫は無し状態。

最後の手段、以前利用していた「米屋さん」で何とか調達できた。(ここでは新米も入荷していて、少々割高だが、その場で精米してくれる。)

最近、街中では少なくなった米屋さん、こんな時くらいしか利用しないが重宝する。

このところの猛暑などによる影響で、収穫量が減ってる為とのことだが、最近の減反政策が影響してるのかもしれない。

今年の新米が出荷されるようになれば解消するといわれるものの・・・日本の備蓄米はどうなってるか?気になるところ。

ほんの少しの気候変動でこれだけの影響が出てくるとは・・・・これから毎年こんな心配をしなければならないのか??

 

 

 

 

 

 

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ハンゲショウ(半夏生)も・・・・

2024年07月15日 | 

前回の続きです。

古代蓮にカワセミがやってこないかとしばらく待機してみたが、その気配は全くなく、周辺を散策してみます。

古代蓮が咲く池の奥に、ハンゲショウ(半夏生)の群生を見つけました。昨年来た時は気が付かなかったところです。

夏至から数えて11日目の7月2日から七夕(7月7日)までの5日間を「半夏生」と呼び、その頃に花を付けることから名付けられたとか。

また、葉っぱの半分ほどが真っ白な白粉を塗ったような様子から「半化粧」とも呼ばれます。

花が終わる頃には葉っぱの白い部分が色落ちして緑に戻る不思議な植物です。

 

帰り際に、蓮池の全体の様子もパチリ!!

古代蓮の蕾や実にはシオカラトンボ。これかカワセミだったら・・・・・

 

 

 

 

 

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「浦和くらしの博物館民家園」の古代蓮

2024年07月12日 | 

7月3日、久しぶりに車で「浦和くらしの博物館民家園」へ古代蓮を見に出かけてみました。

いつもは、「原市の古代蓮」を見に行くのですが、退院後、久しぶりのフィールドなので近くの古代蓮見物で我慢です。

昨年は7月5日に訪れたのですが、今年は蓮の花も早く咲き始めたのでしょうか?古代蓮も見頃を少し過ぎてました。

前にも書いたのですが、ここの古代蓮は、「行田の古代蓮」系です。普通の蓮に比べて花弁が少なく、色も濃いのが特徴です。

「浦和くらしの博物館民家園」が開館した1995年に行田市教育委員会からご寄贈されたもので、翌1996年から花を咲かせ始めました。

 

小さな池ですが、今年もこんなにたくさんの花を咲かせてくれました。

 

このハス池には、時折カワセミも姿を見せてくれるようです。

いつもの沼の古代蓮が全滅してハスカワも見ることが出来なくなったので、期待したいところなのですが・・・この時間帯では無理か??

・・・・・続く!!

 

 

 

 

 

 

 

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