さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

クロハラアジサシ再び!!ゴイサギが頭上を・・・・

2018年06月30日 | 野鳥
連日、猛暑が続いてると思っていたら、関東甲信越地方は、早々と梅雨明け!!
6月の梅雨明け、今年の梅雨は一体なんだったのでしょうか。 この調子では、水不足が心配されますね。

お立ち台のハジロクロハラアジサシを撮った後、沼の北側へ移動してみます。
この日もあいにくの曇り空!!梅雨時の鳥撮りはいつも雨を気にしながらで、苦労しますね。
移動途中、暇つぶしに、近くを飛んでるツバメもついでに・・・・・



何やら見かけない鳥が飛んできたと思っていたら・・・・・頭上ををゴイサギが悠然と通過していきます。



北側では、コアジサシたちに混じって、一回り大きなクロハラアジサシが1羽ゆったりと飛んでます。
コアジサシの俊敏な飛び方とは違うので、判別しやすいですね。




カルガモも、クロハラアジサシに興味があるのかな???


コアジサシが止まってるところに降りようとして、叱られた????




翌々日19日、久しぶりの晴れ間!再びこの沼に来てみましたが、クロハラアジサシもハジロクロハラアジサシもすでに旅立ってしまったようです。

毎日暑い日が続いて、とても鳥見どころではありません。みなさんも体調を崩さないよう気を付けてくださいね。

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ハジクロハラアジサシ?クロハラアジサシ?

2018年06月27日 | 野鳥
6月17日、その後、クロハラアジサシがどうなったか、いつものI沼に出かけてみると・・・・・・
いつものお立ち台に、何やらハジクロハラアジサシ(羽白黒腹鯵刺)らしき鳥さんが2羽います。
去る5月6日に入った夏羽の成鳥なら判別はすぐつくのですが、今回は1S(昨年生まれた第1回夏羽)か???


ところが、この子、クロハラアジサシの幼鳥と非常によく似ていて、皆さんの悩みの種なんです。
日本では渡りの途中に立ち寄る為、夏羽→冬羽、冬羽→夏羽へ移行中・幼鳥でも1S(第1回夏羽)と1W(第1回冬羽)、個体差が加わるとお手上げですね。
ハジロクロハラアジサシと思っても、その大半はクロハラアジサシだといわれるほどです。
(繁殖地からの渡りのコースから見て、日本ではクロハラアジサシの方が渡来数が多いそうです。)


果たしてこの子は・・・・・ハジロクロハラアジサシなのでしょうか???
ヌマアジサシ類の3種類のうち、ハシグロクロハラアジサシは嘴の形状などで比較的判別しやすくレアな鳥だそうです。(私も未見)
ちなみに一般的にヌマアジサシ類のの判別方法として・・・・・
「耳羽の黒斑の範囲と頭頂の模様」・「背中、上面および腰の色と模様」・「嘴の太さと長さ」と云われてます。
それでも、見る角度や写真の撮り方によっても印象が違ってくるので、厄介ですね。
それでは、この子たちを見てみましょうか!!
目の高さより黒班が下にたれてヘッドホンのように見えるので、ハジロクロハラアジサシの特徴を示してるようです。
クロハラアジサシにも個体によっては同じような黒班が見えることもありますが、この子はかなりはっきり判で押したような黒色のようです。


背中部分の色ははっきり判別できませんでしたが、次の写真では、腰の色は白いように見えます。(クロハラアジサシはグレー)


次の2枚の写真、飛び立つ瞬間の連続写真ですが、翼の付け根の胸側に暗色班が見えます。
これもハジクロハラアジサシの特徴らしく、クロハラアジサシでは、全く無いか薄いそうです。
ただ、これも個体差があるため、何とも微妙ですね。



こちらの子は、その暗色色の黒斑は見えないみたいです。捕った小魚は持ち帰って食べるのかな??


飛ぶ姿はコアジサシの比べて、ズングリしてて速度も遅くゆったりと飛ぶのでコアジサシの中に居ても見分けやすいです。。



こうしてのんびりくつろいでる姿も、この日だけだったようで、翌日には、この2羽も旅立ってしまったようです。


さて・・・・・結論ですが・・・・・
今回は、ハジロクロハラアジサシの1S(第1回夏羽)と結論付けてみました。如何でしょうか?
見た目もそうなのですが、まず第1の理由は、渡来した時期が6月だったこと。
日本にやって来るハジロクロハラアジサシは繁殖地が中央アジア(クロハラアジサシも?)と思われることから、6月だと今から繁殖地に向かう個体。
「今年生まれたクロハラアジサシの幼鳥ではありえない。」と思いました。
秋に渡来するときは、繁殖地で生まれた幼鳥や1S(第1回冬羽)が混じって紛らわしいので、さらに判別が難しそうですね。
海無し県埼玉に、秋には、またたくさんのヌマアジサシ類が来てほしいものです。

2016年にも同じような悩み記事をの得ていますが、この時は秋、比較してみたい方は・・・こちらの記事も見てみてください。

*もし間違ってるようだと、指摘してくださいね。








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スマホでリモート撮影

2018年06月25日 | 機材
今回はちょっと話題を変えて、「スマホでリモート撮影」のお試しチャレンジです。
ドコモのらくらくスマホからY!mobileの格安スマホに切り替えて8か月、文字通り、通信費が節約できて助かってます。
いろんなアプリを楽しむ中で、今回は、カメラに備わったWiFi機能を使った「リモート撮影」を試してみました。

特にマクロ撮影などで、下からのアングルや目線より上のアングルで撮影する時って結構苦労するんですよね。
最近のカメラは、チルト式の可動モニターが付いてる機種も増えてきて便利になりましたが、それでもカメラに光が当たる状態では、非常に見辛いですよね。
最近はフルサイズの6Dに180ミリマクロか100ミリマクロを使うことも多く、腰痛持ちの私には、地面近くのものを撮る時はいつも苦労してます。
そこで、今回は、6DのWiFi機能を使ってリモート撮影することを試してみました。

使用してるスマホは、アンドロイドスマホなので、Google Playからキヤノンから提供されてるアプリ「Camera Connect」をスマホにインストールします。
もちろん無料です。(「EOS Remote」旧版で、新しいバージョンは「Camera Connect」です。)
そしてカメラ本体のWiFi機能を「使用する」にセットして、手順通り、スマホに同期させます。

①アプリを開いた状態の画面


②カメラとアプリを同期させた状態の画面

「リモートライブビュー撮影」をタップすると、撮影開始OKです。


③アングルを決めた後、スマホの画面を見ながら、レンズを<マニュアルフォーカス>で、ピント調整

カメラのライブビュー撮影(キヤノン)を、カメラのモニターではなく、スマホのモニターでコントロールすることができるわけです。

(画面中央型やや下にある白い丸印をタップするとシャッターが切れます)


そして、撮ったのが下の写真です。
蝶はヒメウラナミジャノメですが、上の写真が手持ち撮影で、下の写真が三脚使用のリモート撮影です。
小さな画面で少し分かり難いですが、目にピントを合わせています。



分かり易いように、それぞれ大きくトリミングして並べてみました。上が手持ち撮影です。如何ですか!


同じようにして撮った紫陽花の花です。
この日は少し風が強くて苦労しましたが、こんな時も、スマホのモニターを見ながら、風が止まった瞬間をタイミング良くシャッターが切れます。




スマホを使うメリットは他にもありそうですが、カメラの中にある撮影済みの写真も、こうしてスマホの画面で確認できるので便利です。
WiFiの電波がどのくらい飛ぶかは試してませんが、営巣中の野鳥などピントを固定しての撮影するときには、鳥にストレスを与えず短いレンズで撮れるかもしれませんね。
(ただし、連射機能は使えそうにありませんが・・・・・)


その他に、私はあまり使用しないのですが、グループ写真の時など、タイマーをセットした後は走る必要もありませんね。
人の立ち位置もゆっくり確認できます。 そして遠隔でシャッター・オン!!

最近のカメラには、デジイチだけでなく、コンパクトカメラにもこのWiFi機能がついてるので、試してみてはいかがでしょう。
使用する際は、カメラメーカーによつて使用するアプリが異なるのでインストール時には注意してくださいね。
それぞれのカメラメーカーから提供されてると思いますので、確認してみてください。

ブログのテンプレートの背景が黒色で、スマホのパネル写真が見難いので、一時的にテンプレートを変更してます。


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クロハラアジサシがやってきた。

2018年06月22日 | 野鳥
6月12日午後、前日台風5号が本土に接近したので、もしかすると、何か面白い鳥が入ってることを期待してI沼に出かけてみました。
駐車場に、車を入れて、双眼鏡をのぞいてみると・・・・・いつものお立ち台にクロハラアジサシが2羽いました。


雨上がりであいにくの曇天日、水面が光って逆光なので色が出ませんが、2羽が仲良く並んでます。時々飛び立ちますが、すぐに戻ってきます。






クロハラアジサシ(黒腹鯵刺)
今まで何度か取り上げてるのですが、この沼には毎年、6月頃か秋に姿を見せてくれます。(秋の方が多いですね。)
日本には渡りの途中、このように各地に立ち寄ってくれます。
以前は渡来数も少なかったようですが、最近はあちこちで見られるようになってるようです。
このクロハラアジサシは、ハジロクロハラアジサシやハシグロクロハラアジサシと同様、同じヌマアジサシ類です。
ヌマアジサシ類は海岸線にいることもありますが、どちらかというと、川や沼などの淡水域を好むので、海無し県の埼玉にも来てくれるんです。
魚だけでなく昆虫類も捕食して食べることもあるそうです。


実は、このクロハラアジサシの幼鳥とハジロクロハラアジサシに1年目の夏羽の判別が難しくて、いつも悩みの種なんです。
(このことは後日詳しく載せてみたいと思います。)


コアジサシも6羽ぐらいが周辺を飛び回ってますが、クロハラアジサシの方が少し大きいでしょうか。
相変わらず、ダイナミックなダイビングを見せてくれます。




翌13日、晴れ間が出たので、再び沼に行ってみましたが、クロハラアジサシの姿は見えませんでした。
(4~5日後、別のクロハラアジサシが1羽だけやってきました。この沼も目が離せない状態が続きそうです。)




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紫陽花いろいろ(指扇氷川神社)

2018年06月19日 | 
指扇氷川神社のアジサイ、地元の愛好家さんたちによって管理され、いろんな種類の紫陽花が見られます。
今回は続編ということで、そのうちのいくつかを載せてみたいと思います。
圧倒的に多いのは、青・青紫系でしょうか。どの色の花も、存在感があって綺麗な花を咲かせています。







いろんな色の花の間では白いアジサイが一段と目立ちます。特にこの日は、小雨模様で辺りが薄暗い空間の中で輝いてました。



こんな真っ赤な花や、ピンクの花もあります。 特にピンク色した紫陽花は異国の花のような感じ!!




毎年この神社や大宮公園の紫陽花を楽しんでますが、他の紫陽花も楽しみたいものです。
さいたま市内の紫陽花は見頃を過ぎそうですが、他の紫陽花はまだ6月いっぱい楽しめるところもありそうですね。







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