さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

久々の北本自然観察公園

2022年08月30日 | 日記

8月9日、久しぶりに北本自然観察公園を歩いてみました。

管理棟の前ではクサギの花が満開で、甘い香りが漂っています。

花には蝶や蜂たちが集まってくることが多く、もしや青い蜂も?? 残念ながら居たのは大きいお尻のクマバチ(熊蜂)だけ。

近くの草むらにはアオバハゴロモ(青羽羽衣)キボシカミキリ(黄星天牛)

園内を奥に進むと、昨年と同じ場所にハナイカダ(花筏)の実が一つだけ。

木道の近くでは、オオシオカラトンボ(大塩辛蜻蛉)が乱舞してます。小ぶりのオオシオカラトンボがすぐそばに・・・・

園内の各所で咲くヤブミョウガ(薮茗荷)の花

園内の林はセミの鳴き声が響き渡るだけで、散歩の人も少なく、ちょっと寂しい散策でした。

 

*今回はコメント欄を閉じてます。

 

 

 

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ヒッ!ヒッ!・・・チャチャッ!

2022年08月28日 | 野鳥

「ヒッ!ヒッ!・・・チャチャッ!チャチャッ!」と天高く周辺に響き渡る声の主は、お馴染みのセッカ(雪下)です。

8月16日、田圃にアマサギでも来てないかとその様子を見に行ってみたのですが、田圃には数羽のコサギだけ。

あの賑やかなオオヨシキリ達も、今はどこへ行ったのか? ひっそり静まり返った田圃です。

田圃に響き渡る鳴き声はセッカです。そのうちの1羽の雄が少し離れた所に降りてきてくれました。

少しトリミング

JPG撮って出しの等倍切り取り

こちらに気が付いた?

過去に何度か取り上げてきたセッカですが、改めて紹介しておきますね。

セッカ(雪加・雪下)

日本では本州以南で繁殖する留鳥ですが、特に夏の雄は「お歯黒セッカ」で人気者。

一夫多妻としても有名ですが、オスは繁殖期間中に次々と巣をつくって、多いときには20個もの巣をつくるとか。

そして一つの巣ごとに雌を誘っては交尾し、卵やヒナの世話を雌にまかせ、次の雌を誘うため新たな巣づくりに・・・大忙し!

ただし、一夫多妻になれるのは全体の4割程度で、3割は一夫一妻、残りの3割は独身生活で、婚活活動も競争が激しそうですね。

繁殖期の雄は、口の中が真っ黒に変化し、この黒い部分は嘴の付け根部分に現れるので雌に比べて、精悍な顔つきになります。

同じように等倍で切り出した写真ですが、嘴の根元が黒くなってます。嘴も少し湾曲してますね。

おすまし顔で・・・

雄は縄張りを作ると、雌を誘うように大きく澄み渡る声で「縄張りソング?」

「ヒッ!ヒッ!ヒ!・・」と大きな声で鳴きながら上昇し、下降するときは「チャチャッ!チャチャッ!・・」

雌が現れると、「チャチャッ!チャチャッ!・・・」と鳴きながら,メスの上で求愛ディスプレイを行います。(「バードリサーチ」資料参照)

それにしても、縄張り周辺を休みなく鳴きながら何度も上昇したり下降したり繰り返す姿を見てると、こちらの方が疲れます。

羽繕いも入念に・・・

同じように等倍切り出しです。

参考のために、在庫から子育て中の雌も載せておきます。雄に比べて少し優しそうな顔つきです。

最後の写真以外はすべてEOS-R7で撮ったものですが、少し距離がある場所でも手持ちで何とかなりそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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RAWバーストモードを試す

2022年08月26日 | 機材

我が家周辺でもツクツクボウシの鳴き声が聞こえ始め、秋の訪れを感じるようになってきました。

6月終わりころから鳴き始めるニイニイゼミに始まり、アブラゼミからミンミンゼミ・ツクツクボウシへと、夏の移ろいを感じさせてくれます。

最近はなかなか聞けなくなった涼を感じさせるヒグラシの声も懐かしい!

ところで、先日「関東のセミより関西のセミの方がうるさい!」という記事を目にしました。

その原因はクマゼミにあるようです。あの超賑やかな「シャイ!シャイ!シャイ!」という鳴き声にはミンミンゼミも敵わないようです。

そんなクマゼミも温暖化の影響か? 徐々に北へ生息域を広げてるとか・・・何年か後には関東でも聞こえるようになるかもしれませんね。

 

さて、今回はEOS-R7の「RAWバーストモード」を試してみました。

「プリ撮影」機能、ミラーレスカメラの電子シャッターを利用した機能で、最近はこの機能が搭載されたカメラも多くなりました。

以前、私もニコンV1シリーズの「V3」で何度か試して重宝したこともあるのですが、そんな機能がEOS-R7にも採用されてます。

下の4枚の写真を見て下さい。花に止まってるモンキチョウ(雌)が、飛び立つ瞬間を通常の連射ではなく、プリ撮影したものです。

シャッターを半押しした状態で待機し、飛び立った瞬間シャッターを全押しします。

「プリ撮影」の機能は、シャッターボタンを半押ししている間、その画像をカメラのバッファメモリーに一時的に貯めて、
シャッターを全押した瞬間、バッファメモリーに仮保存してあった画像をメモリーカードに同時に記録してくれるんです。

普通の連射では、タイミングが少しでもズレると、飛び立つ瞬間は撮れませんが、シャッターを半押ししてる間の画像が記録されてるため、
少々タイミングがズレても大丈夫!! 電子シャッターならではの特技ですね。

ニコン「V3」は、プリ撮影後ただちに必要なファイルを都度メモリーカードに保存する必要があったため、連続プリ撮影は出来なかったのですが、
R7はいったんファイル全体をメモリに保存してくれるため、連続プリ撮影が可能です。

後でゆっくり、カメラ内でJPGファイルでもRAWファイルでも、任意選択でメモリーに保存できるので助かります。

3枚目のこの写真はボケてしまってますね。

今回は、100ミリマクロレンズで手持ち撮影でしたが、もちろんすべてジャスピンで撮れるわけではありません。

飛び出す方向や、シャッタースピードなど、条件によっては思い通りの写真が撮れないことも多そうです。

もちろん、野鳥撮影などにも応用は可能ですが、長いレンズになれば、三脚が必携??

先日、400ミリレンズの手持ちで、チョウトンボの飛び出しを試してみたのですが、見事失敗!!

飛び出す瞬間を待つ忍耐と繊細さも必要で、飛び出した瞬間慌ててシャッターを強く押してしまったため、カメラブレが起こったようです。

「RAWバースト」撮影時のSSの設定など、まだまだこのカメラの特性を活かしきれてないので、これからも模索してみたいと思います。

 

 

 

 

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EOS-R7試し撮りパートⅢ(マクロレンズ編)

2022年08月24日 | 昆虫

8月6日、新しいカメラの試し撮りを兼ねて、近くの大宮第2公園に行ってみます。

今回は野鳥が相手ではなく、昆虫や花がモデルさんです。今回の使用レンズはお馴染みのEFレンズ100ミリマクロです。

花壇にいた蝶はモンキチョウ。早速モデルさんになってもらいます。まずはJPG撮って出しの写真から・・・・

目にフォーカスしてみたのですが、上の写真を等倍で切り出してみました。

次のモデルはチャバネセセリです。こちらも連射した中の1枚ですが、同じようにJPG撮って出しの写真です。

同じように等倍で切り出してます。

そして以下の写真はいずれもRAW現像した写真です。

コハナグモの仲間のようですが、コントラストがはっきりしていなかったためRAWで現像して縦にトリミング。お尻の模様が顔??

こちらはコバンソウの縦撮りですが、RAW現像です。

アメリカフヨウでしょうか? 蕊の中心部を狙ってみました。(RAW現像)

ヤブミョウガの花です。

この公園では昨年オオセイボウの飛ぶ姿を確認してるので、大いに期待したのですが・・・・不発!

今回はEFレンズの100ミリマクロレンズをアダプター経由でEOS-R7に装着してみたのですが、支障はなさそうです。

次回は、モンキチョウをRAWバースト撮影した様子を載せてみたいと思います。

 

 

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ヒマワリに雀

2022年08月22日 | 花と野鳥

ヒマワリの花を撮ってると、時折、花にスズメがやってきます。

ヒマワリと雀?? 少々地味な取り合わせですが、試写にはちょうど良さそうなので、慌てて鳥撮り用のカメラを車から持ちだして・・・・

ごちゃごちゃした花の隙間にいる雀。新しいカメラを試すにはちょうどいいモデルさんです。

旨い具合に飛び出してくれました。新しいカメラで飛び出しを撮ったのは初めてでしたが、幸い横っ飛びだったためか、何とか追いついてくれたようです。

そのままのレンズで、隣の畑に咲いてる日差しを浴びてるコスモスの花も・・・・

コスモスはまだ一部の花しか咲いてませんが、秋の気配を感じさせてくれます。

コスモスの花にはキアゲハも!

沼の鳥たちは寂しい状態が続いてますが、今月末ごろには期待できるかもしれません。

本格的なシギチシーズンになるまで、新しいカメラに慣れておきたいものです。

 

 

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