さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

ホシハジロ(星羽白)の雌?雄?オオホシハジロ?

2015年11月30日 | 野鳥
久しぶりの大宮公園、カイノキは見頃を迎えてましたが、他の木々はの紅葉まではもう少しかかるようです。

公園の池を覗いてみると、キンクロハジロやオナガガモの中に、1羽だけホシハジロ(星羽白)がいます。

目の後ろの涙流模様や虹彩の色から、初めは雌だと思っていたのですが、よく見ると嘴が、全体に真っ黒。

もしかしたらオオホシハジロの雌???

額から嘴のラインはオオホシハジロのような気もするのですが、個体差もあるし…やっぱりホシハジロでしょうか??????



いろいろ調べてみた結果、ホシハジロの男の子の幼鳥又は若鳥だと結論付けてみましたが、如何でしょう??

反対の角度の写真も載せてみます。嘴の先端の反り具合もホシハジロ??



背中の羽模様も少し白っぽいようですし・・・・・

比較のために、以前に撮った在庫から、ホシハジロの雌の写真を貼ってみました。

撮影条件が違うので、同様に比較しにくいですが、嘴の先端部分には、灰色のラインが入って、額部分が直線的ではなく丸いです。



如何でしょう。もし間違ってたら指摘くださいね。本当はオオホシハジロの雌だったら嬉しいのですが・・・・

そのホシハジロ、暫くすると、こんな恰好をしてくれました。羽ばたき始めた直後だけを切り取ってみました。





この池の主(?)のキンクロハジロ(金黒羽白)が、ザリガニを捕まえたようです。

ちょっと大きすぎたのか、しばらく咥えたままでしたが、結局は一飲み!!



キンクロハジロも、水浴びが大好き。その後はこんな羽ばたきシーンをよく見せてくれます。



お馴染みのカイツブリ(鳰・鸊鷉)も、黄葉が水に映る所では、ちょっとお洒落に見えるから不思議ですね。




帰りがけに、氷川神社に寄ってみると、菊の展示会が催されて、七五三のお参りで賑わってました。

菊の種類も多いですね。





次の菊はなんという種類なんでしょうか??

花が重たくて、台に支えられてるのですが、こんな菊もあるんですね。



今回は11月9日の在庫からでした。



*今朝、メールを開いてみると、gooから「ブログ1年経過!」の連絡が入ってました。

気が付かなかったのですが、ココログから引っ越して、もう1年も経ってたんですね。

(ココログから累計すると5年4か月になったました。)

1年もあっという間に過ぎてしまいましたが、これからものんびり、日記のつもりで、マイペースで続けていきたいと思います。

これからも拙い写真日記にお付き合い下さいね。


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ハクガン第3弾

2015年11月27日 | 鳥見行
いよいよハクガンシリーズの第3弾です。

ハクガンが、のんびり水面を漂ってる間、ふっと後ろを見ると・・・・スカイツリーが霞んで見えます。



空を見上げると、飛行船がゆったりと浮かんでします。青空だったら綺麗のに・・・・

この飛行船、しばらくご無沙汰していたのですが、最近は関東のあちこちで、宣伝飛行してるようですね。



そんなのんびりしたひと時を楽しんでると・・・・今度は水面のハクガンが、突然、飛び立ちます。



ハクチョウのような、長い助走はせずに、3羽一斉に、一気に飛び立ちます。



取り敢えず、先頭の1羽だけ追いかけてみました。











やっぱり、3羽一緒には撮れなかったあ~!!(悲)

ハクガン3兄弟(?)は、もと居た草原に降り立って、またまた食事を開始。

すごい食欲ですね。

食べては、水を飲み・・・又食べては・・・居眠りして・・・・又食べて・・・・水を飲み…の繰り返し??

そろそろ、こちらもお腹が空いてきたので、結局2時間ほどいて引き上げる事にしました。

この間、グランドと荒川を往復してくれたのは、この1回限りでしたが、何とか飛翔シ-ンも撮れたし、満足な一日でした。

次回は、今シリーズ最終回、癒しのポーズです。
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カイノキ(楷樹)の紅葉

2015年11月25日 | 散歩の出来事
今回は、ハクガンをちょっと休憩して、カイノキ(楷樹)の紅葉を載せてみたいと思います。

大宮公園の県立博物館の裏庭に咲く大きなカイノキが今年も綺麗な紅葉を見せてくれます。

毎年奇麗な紅葉を見せてくれる樹なのですが、最近まで、その名前を知りませんでした。



その名は・・・・・・「カイノキ(楷樹)」

中国、台湾、フィリピン原産の紅葉がとても美しい木です。

あのピスタチシオの木(ピスタチオの木)と同じ仲間です。

日本では林試の森公園の前身である林業試験場の白澤保美(しらさわやすみ)博士が、大正4年に中国の孔子廟から初めて種子を持ち帰り、この試験場で苗を植えたのが最初だそうです。

カイノキ(楷樹)の名前は葉が揃っていることを楷書にみたてたことから付いたそうです。

孔子の弟子がカイノキの杖を孔子の墓前にさしたら、杖が芽吹いて成長したという言い伝えから「学問の木」とも呼ばれ、日本でも、大正時代、日本各地の孔子や儒学に関係がある学校等に配られ、広まったとか。



カイノキ(楷樹)は、別名カイジュ、ランシンボク(爛心木)、トネリバハゼノキ、ナンバンハゼ(南蛮櫨)、クシノキ(孔子の木)とも呼ばれてます。(ウィキペディアより)



まだ完全に紅葉していなくて、黄葉の部分も混じってます。



木の根元付近では、まだ緑の葉が・・・・・



本当は、この樹の根元から空に向けて写真を撮りたかったのですが、残念ながら、県立博物館の庭の中なので、立ち入り禁止。



公園からの帰りに、「こども動物園」に寄ってみました。



前からいたのかどうか、記憶が定かではないのですが、シロトキ(白朱鷺)が居て、池のザリガニを捕まえたようです。

シロトキ(白朱鷺)は、 北米~南米の海岸やマングローブ林に生息するコウノトリ目トキ科シロトキ属の体長70センチほどの鳥ですが、日本にはいません。



そして、怖い目線でこちらを見てるのは、オオフラミンゴ(?)  たまには、こんな動物園の鳥たちを眺めて見るのも楽しいですね。



日当たりの良いイチョウの樹は、大分色付いてますが、足元の銀杏の匂いがすごい!!



大宮公園の小さな秋を求めての散歩でした。
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ハクガンが飛んだ!!

2015年11月22日 | 鳥見行
さて、今回はハクガンの第2弾。

のんびりしたハクガン、いつか飛んでくれるだろうと、暫し待つことにします。

食事をした後、喉が渇くと、すぐそばの荒川まで水を飲みに行くようなので、期待していると見ていると・・・・

3羽の様子がいつもと違う素振りをしたので、慌ててカメラを向けます。

すると、間もなく、まず1羽が飛び立ちます。



すぐに2羽目3羽目と飛び上がります。



残念なことに、近すぎて、飛びたった途端、フレームアウト!!

もう少し離れて見てればよかったのですが、後の祭り!!



慌ててカメラを振って、補足したものの、すでに後姿、しかも2羽しか捉えることが出来ません。

折角の機会だったのに、残念なことをしました。





そして、美味しそうに水を飲むハクガンです。



鳥撮りさんたちは、慌てて岸辺に集まってきて、やはり、こちらが気になるようですね。



しかし、その後は陸にいる時と同じように、のんびりと水面を漂ってます。



水面に居ても、上空が気になるようですね。



今回はハクガンがのんびりくつろいでるシーンの動画も載せますネ。




まだまだ続きますよ!!飽きた方は、スルーしてくださいね。




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ハクガンがやって来た

2015年11月20日 | 鳥見行
ハクガンが東京にやって来ました。

話によると、東京都内では58年ぶりとか・・・・・

10月中旬ころから確認され、当初は成鳥も含めて5羽いたそうです。

そして11月に入ってからは、幼鳥が3羽に・・・・・(成鳥は旅立った???)

風の便りで、ハクガンが渡来したことを聞いていたのですが、野暮用が重なり、見に行けてませんでした。

そろそろ人も少なくなってきただろうと、11月13日(金)朝から、出かけてみる事にしました。

しかも初めて、電車でのプチ遠征。

まだ居てくれることを期待して荒川の河川敷に着くと・・・・・居ましたよ!



3兄弟(?)が仲良く勢揃い。

手前の子が末っ子かな??まだ少し幼い顔をしてるように見えますね。

それにしても、近い!!まるで自然動物園で放し飼いを見てるような感じです。人を気にしてる様子はありません。



それぞれ、何かが気になるようです。 周りに人がいても、悠然としています。



ハクガン(白雁)

マガンの仲間ですが、スノーグースとしても良く知られてますね。

日本では、1900年代初頭までは、東京湾にもたくさん渡来していたようですが、今では全く見られなくなった希少種。

もちろん、私も初めての出会いです。

関東の近くでは、上越地方の朝日池が有名な渡来地として知られてますが、毎年お世話になるペンションのオーナーから「一度見に行きませんか!」と誘われていたのですが実現できてませんでした。

ハクガンは、名前の通り、頭の部分は真っ白ですが、「白色型」(胴体や翼の羽衣が白く初列風切が黒い個体)と「青色型」(アオハクガンとも呼ばれ、胴体や翼の羽衣が淡青灰色や暗青灰色の個体)と「中間型」(上面の羽衣が青灰色で下面の羽衣が白い個体)があるようです。



クローバーが好きなのか?葉っぱを突っついたり、根を掘り起こしたりして、食欲旺盛です。

主な食べ物は、植物食系で、植物の葉や根、水生植物などを食べるようです。



お腹がいっぱいになると、順番にくつろぎタイム。



荒川をタグボートをバックに、柔らかい日差しを受けて、のんびり休憩中のところも・・・・



上空を飛ぶヘリコプターが気になる様子。



こんな姿も時々見せてくれます。幼鳥と云えども、初列風切の黒が良く目立ちます。



近くに人が居ようとも、お構いなし!!ノッシノッシと近づいてきます。慌てて、後ろに下がるのは人間様です。



このままここで越冬するつもりなのでしょううか?



何せ初めての出会いなので、今まで以上にたくさんの写真を撮ってきました。

これから、数回に分けて載せていきますので、飽きないで見て下さいね。


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