さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

幸せを運ぶ青いハチ(ブルービー)

2020年08月22日 | 昆虫
オミナエシの花にはいろんな虫たちが集まってきますが、もしかすると、オオセイボウがいるも??
集まってくるハチたちを注意深く追ってると・・・・少し離れたところに青いハチが飛んできます。
動きも早く、なかなか近づいてきてくれませんが、よく見ると・・・・・オオセイボウではなく・・・・
幸せを運んでくれるというブルービー、その名はルリモンハナバチ(瑠璃紋花蜂)です。



ルリモンハナバチ(瑠璃紋花蜂)
ミツバチ科コシブトハナバチ属のハチで、希少な種類の昆虫の中の一つです。
生態も謎が多く、絶滅が危惧されている昆虫で、青森県で絶滅危惧Ⅰ類、京都府や群馬県・大分県で絶滅危惧Ⅱ類、栃木県で準絶滅危惧種となっています。
東京都や千葉県でも絶滅危惧種に指定されてるようです。
体長は13.0~14.0mmで、体は黒色で、青緑色の分枝した毛からなる斑紋があるのが特徴です。
花粉や花蜜が大好きですが・・・・・
巣に花粉や蜜を集めるのではなく、コシブトハナバチ類やケブカハナバチ類の巣に産卵し、幼虫はその巣に蓄えられた花粉を食べて育つ労働寄生。
(労働寄生とは、宿主が餌として集めたものを餌として利用するためか、盗み寄生とも言う。)
幸せを呼ぶ青いハチ(ブルービー)とも言われ、この時期になると、このハチを求める愛好家たちも多くおられるようです。





オミナエシの花畑の中に入ることができないため、なかなか大きく撮らせてくれませんが、少し大きくトリミングしてみました。
いかがですか、黒い体に青緑色の毛状の斑紋がよくわかりますね。


花粉を舐めてるのか?蜜を吸ってるのか?忙しく動き回ります。



あちこち動きまわるので、時々姿を見失うこともありましたが、なんとか撮らせてくれました。
目的のオオセイボウは見つかりませんでしたが、こちらは、またの機会ということで・・・・・


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