さて、第884回であります。
鈴:やっぱり数字ばっかりは嫌いだなぁと思ってるLINNで~す。
扇:数字が表示されれば何でも理解出来るSENでーす
鈴:何でも……。
じゃぁ、ちょっと数字が出るのでいままで誰も証明できてないのをググってくるわ(笑)
扇:あ、妙な記号が入ってる方程式とかはパスね。
鈴:妙? じゃぁ、三角関数とかもダメ?
sinとかcosとかtanとかあるぞ。
扇:懐かしい~。
筆記体の書き方で順番覚えるんだよな、これ。
鈴:……そんなの憶えてねぇ……。
と言うか、習ってたときにそんなの聞いた憶えがない。
そゆのがあればまだ憶えやすかったんだろうになぁ。
扇:数学に限らず、妙な記憶法は沢山あったな。
水平リーベ僕の船七曲がりシップスクラーク化、って知ってるか?
鈴:「水平リーベ僕の船」までは有名だからなぁ。
そのあとはどうだろなぁ。いろんなのがありそうだし。
……しかし、今週のWikiのテーマとは激しくかけ離れたネタだな(笑)
扇:じゃあ、それは次回に回そう。
今日は何だっけ?
『Wikipediaに聞け!』
鈴:今週のWikipediaは「相撲」
まぁ、またスポーツの方面だけどね。
相撲と言えば、最近あんまり見てないけど、昔はよく見てたんだよなぁ。
やっぱり、あのひとがいたからね。
扇:あの人? 雷電爲右エ門か?
鈴:古すぎやっ!
ウルフこと千代の富士だろ。
扇:あ~、史上最高の力士だな。(独断)
鈴:確かに独断だわな。
ただ、お互い、相撲と言えば、やはりこのひとだよなぁ。
歴史上はいろいろといるにはいるが、現実に見てたときだからなぁ。
扇:戦前に生きてりゃ、双葉山って答えるとこなんだろうがね。
さておき、この千代の富士……洒落にならんほど強い、を地でいってたよなぁ。
Wikiにも書いてあるけど、優勝決定戦、六回すべて負けなしって何よ?
鈴:勝負強さを証明するエピソードだよなぁ。
まぁ、5月6日のメントレGでは、千代の富士(九重親方)曰く、「勝たなかったら嫁さんに家に入れてもらえない」から勝負強かったらしいけど(笑)
扇:なんつーか……庶民的だなぁ。(笑)
趣味でハマってたゴルフの話も結構きてるな。
そもそも、初めてコース回って、86叩き出すってかなり間違ってると思う。
(※18ホールズ、パー72なので、つまり14オーバー。大会とか出る人ならともかく、ごくごく普通のアマチュアでこのスコア出せる人ってそう多くないです)
鈴:だいたいゴルフ初めては、100オーバーがふつうだろうになぁ。
ゴルフネタと言えば、やはり九重親方のゴルフ好きで、九重部屋のゴルフコンペとかもやってる、って言ってたなぁ。
扇:満面に笑みを浮かべてクラブ振ってる姿がすらっと想像できちゃうのが、この人の不思議なとこだな。
現役時代で既に、凛とした顔つきでスマートな体型してたから、何やらせても違和感ないんだよね。
スポーツ万能だったって言うから、相撲に行かなかったら、サッカー選手になってたりしたかも。(笑)
鈴:そうねぇ。
メントレGでの話でも、一度も練習せず、助っ人で出た陸上の地方大会、三段跳びで優勝した、って言うわけわからんひとだったらしいからなぁ。
だいたい、ゴルフの86といい、中学校時代の三段跳び練習なしいきなり優勝といい、身体能力はずば抜けてたから、どの競技でもそれなりの成績残したんじゃないか、このひと。
扇:そだね。
つーか中学時代、相撲やりながら陸上で区大会入賞とかしてたみたいだし。
ああ、変と言えば……1981年、北の湖との優勝決定戦で瞬間最高視聴率65.3%って……何人見てたんだよ、をい! ってのがあるな。
鈴:視聴率は、逆に、いかに北の湖が嫌われてたか、って言う証左のひとつかもな。
あと、千代の富士のエピソードと言えば……昭和以降、双葉山に次ぐ53連勝、愛娘の死を弔うための数珠をかけての土俵入り、その場所での優勝、脱臼癖を直すための筋トレ、負けた相手に二度と負けないための出稽古、優勝回数31回……相撲界に入ってからもいろいろとあるからなぁ。
扇:北の湖って……そんなに嫌な力士かなぁ? 個人的にはかなり格好いいイメージがあるんだけど。
しかし、千代の富士はほんと話題に事欠かないね。今言ったのに加えて、十年横綱続けたってのもあるし、書けば書く程、化物だと思い知らされる。
俺は相撲はあんまり詳しくないけど、他に気になる人っている?
鈴:北の湖は、確かにふてぶてしいとは言われてたが、冷静に見ると信念持ってやってるひとだったら、嫌いと言うより、けっこう好きなほうだよな。
で、千代の富士以外かぁ……。
すまん、力士じゃないが、第27代木村庄之助はよく憶えている(笑)
確実ではないが、結びの一番の「この相撲一番にて、本日の打ち止め~」って言うあの声がよかったんだよなぁ。
未だに私の中では、結びの一番での声はこのひとが基準だ(笑)
扇:あー、あの人の声はよく覚えてるな。
よく通るいい声なんだよねぇ。
記憶に残ってると言ったら、旭道山だな。
何年前か忘れたけど、跳び箱跳びやったんだぜ!
相手の背後に着地して、ひょいって感じで背中押して勝利、名付けて旭道山スペシャル!(勝手に命名)
もっとも、すぐ後に物言い付いて取り直しだったけどな……今でも納得いかん。
鈴:そうなんだよなぁ。
いまもたまに相撲中継は見てるが、第27代に匹敵する美声の持ち主には出会ったことがない(笑)
しかし、旭道山かぁ。
小兵としては、千代の富士の時代では名を残したひとではあるわな。
ただ、その後、舞の海と、引退してからの政界進出のおかげで、力士としての名前はちょいと薄れた感はあるな。
扇:いいの、俺にとってはあの一番がとにかく面白かったから。
まだまだ話は続きそうだけど、あんまり長すぎるのも問題なんで、次のコーナーに移るとしますか。
『今週の一冊』
鈴:では、今週の1冊は、クロスレビューでお互い、「○」をつけた「付喪堂骨董店 ”不思議取り扱います”」であります。
扇:我々としては非常に珍しく、褒めてる短編とけなしてる短編がぴったり一致した作品だったな。
お互い、第一章を酷評して、第三章を絶賛って……ありえねぇ~~~~~。
鈴:ありえねぇ……ってのはわかるわなぁ。
本来、感性型と分析型で見るところが違うはずなのに、合致するって言うところがなぁ。
そう言う意味では、2章の違いがいかにもなんだろうがな。
扇:俺が引っかかってる部分がなぁ……単純に流れが不自然な箇所だものな。
ま、いかにも強引に運命の相手的な方向に持っていこうとしてるあたり、そういう恋愛物が大っ嫌いな俺の探知機に引っかかったってのもあるんだろうがな。
鈴:だが、運命の相手ってのが、また人気が出るひとつの要因なんだよねぇ。
だいたい、現実には100万分の1もねぇだろう現象だろうが、それを夢見て読むのが読者ってもんだろう。
扇:惰弱なっ!
だ~か~ら、ファンタジーは現実逃避だ、とかいう筋違いな意見が出てくるのではないか!
都合のいい夢を見るな! 偶然だけで幸せを勝ち取ろうと思うな! すぐ身近に美味しい景品が転がってるなどという御都合主義全開の展開など吐き気がするわっ!
鈴:ご都合主義を時代劇で認めたのは、はて、先週だったかな?
扇:世の中には二つの御都合主義がある。
時代劇で、主役が待ってましたとばかりに現場に現れたり、数十人に囲まれても全部一振りの刀だけで倒したり、名前明かしただけで敵があっさり降服するのは、いい御都合主義だ。
それ以外は全部悪!(横暴)
鈴:思いっきり前回のを引きずった発言だな(笑)
とは言え、ご都合主義も何も、あの第三章のよさは、やはり認めてるところであろう?
実際、記事でも絶賛してたし。
扇:いや、あの第三章に御都合主義なんて欠片もないし。
例の男があのポジションにいるのも極めて自然だしね。
特にラストは良かったなぁ……もう、呪いかかってるんじゃないかって言うぐらいブラックで。
鈴:呪いがかかってるかどうかは、感覚型の私にはかなりどーでもいいんだが、あのラストの秀逸さだけは誰にでも言えるわな。
実際、あのセリフで終わったところも見事だったしなぁ。
なんか、いま思うと、確かにあの第三章だけでごちそうさま、って言う気がせんでもないわな。
扇:キャラ、伏線、流れ、すべてに文句の付けようがない、完璧な作品だな。
少なくとも、ラノベでこれ以上の完成度を誇る短編は今のところ読んだことがない。
第三章以外は……第二章はまだいいとしても、第一章はグダグダだし、四章は……あ~、お幸せにって感じだしなぁ。
鈴:わははははは(笑)
やはり、第四章は、そうだよなぁ。
あれは、ラノベ的ラブコメのためだけにあるような話だからなぁ。
それでも雰囲気はいいほうだし、まださぶいぼ症候群を発症していない私はぜんぜん耐えられるものだったから、いいけどね。
扇:まぁ、第一章から既にラブコメ的仕掛けはしてあるから、主役二人が多少進展するのは自然っちゃ自然なんだが……お前ら恋愛精神年齢十歳以下だろ? って突っ込みたくなるような甘ったるいすれ違いはどうもなぁ。
鈴:だが、そういうところが人気の出る要因なんだがな。
人気のためには仕方がないところだと、割り切ってあげやうではないか。
扇:ま、ラノベ的にはオッケーだとは思うがね。
そいや、続きが出そうで出てないな、これ。各章で伏線張りまくってるのに。
鈴:せやなぁ。
続き出てないからなぁ。けっこう、ファンはやきもきしてんじゃないか?
扇:とりあえず、伝説の十二のアンティークをめぐって、咲の母親と戦う話は書かんといかんわな。
鈴:12のアンティークってな……これからどうやって聖闘士○矢ごっこやらせんだよ!
あ、でも星座絡みのアンティークって、出そうだな……。
扇:そう、所持者に光速拳の能力を与えるゾディアックという名前のアンティークが登場してだな……。
咲が天舞宝輪使ったり、刻也が積尸気冥界波かましたりするわけだ!
鈴:するわきゃねぇだろっ!!
to be continued……
――【つれづれナビ!】――
◆ 『付喪堂骨董店 ”不思議取り扱います”』のまとめページへ
◇ 『ライトノベル一覧表(その1)』へ
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鈴:やっぱり数字ばっかりは嫌いだなぁと思ってるLINNで~す。
扇:数字が表示されれば何でも理解出来るSENでーす
鈴:何でも……。
じゃぁ、ちょっと数字が出るのでいままで誰も証明できてないのをググってくるわ(笑)
扇:あ、妙な記号が入ってる方程式とかはパスね。
鈴:妙? じゃぁ、三角関数とかもダメ?
sinとかcosとかtanとかあるぞ。
扇:懐かしい~。
筆記体の書き方で順番覚えるんだよな、これ。
鈴:……そんなの憶えてねぇ……。
と言うか、習ってたときにそんなの聞いた憶えがない。
そゆのがあればまだ憶えやすかったんだろうになぁ。
扇:数学に限らず、妙な記憶法は沢山あったな。
水平リーベ僕の船七曲がりシップスクラーク化、って知ってるか?
鈴:「水平リーベ僕の船」までは有名だからなぁ。
そのあとはどうだろなぁ。いろんなのがありそうだし。
……しかし、今週のWikiのテーマとは激しくかけ離れたネタだな(笑)
扇:じゃあ、それは次回に回そう。
今日は何だっけ?
『Wikipediaに聞け!』
鈴:今週のWikipediaは「相撲」
まぁ、またスポーツの方面だけどね。
相撲と言えば、最近あんまり見てないけど、昔はよく見てたんだよなぁ。
やっぱり、あのひとがいたからね。
扇:あの人? 雷電爲右エ門か?
鈴:古すぎやっ!
ウルフこと千代の富士だろ。
扇:あ~、史上最高の力士だな。(独断)
鈴:確かに独断だわな。
ただ、お互い、相撲と言えば、やはりこのひとだよなぁ。
歴史上はいろいろといるにはいるが、現実に見てたときだからなぁ。
扇:戦前に生きてりゃ、双葉山って答えるとこなんだろうがね。
さておき、この千代の富士……洒落にならんほど強い、を地でいってたよなぁ。
Wikiにも書いてあるけど、優勝決定戦、六回すべて負けなしって何よ?
鈴:勝負強さを証明するエピソードだよなぁ。
まぁ、5月6日のメントレGでは、千代の富士(九重親方)曰く、「勝たなかったら嫁さんに家に入れてもらえない」から勝負強かったらしいけど(笑)
扇:なんつーか……庶民的だなぁ。(笑)
趣味でハマってたゴルフの話も結構きてるな。
そもそも、初めてコース回って、86叩き出すってかなり間違ってると思う。
(※18ホールズ、パー72なので、つまり14オーバー。大会とか出る人ならともかく、ごくごく普通のアマチュアでこのスコア出せる人ってそう多くないです)
鈴:だいたいゴルフ初めては、100オーバーがふつうだろうになぁ。
ゴルフネタと言えば、やはり九重親方のゴルフ好きで、九重部屋のゴルフコンペとかもやってる、って言ってたなぁ。
扇:満面に笑みを浮かべてクラブ振ってる姿がすらっと想像できちゃうのが、この人の不思議なとこだな。
現役時代で既に、凛とした顔つきでスマートな体型してたから、何やらせても違和感ないんだよね。
スポーツ万能だったって言うから、相撲に行かなかったら、サッカー選手になってたりしたかも。(笑)
鈴:そうねぇ。
メントレGでの話でも、一度も練習せず、助っ人で出た陸上の地方大会、三段跳びで優勝した、って言うわけわからんひとだったらしいからなぁ。
だいたい、ゴルフの86といい、中学校時代の三段跳び練習なしいきなり優勝といい、身体能力はずば抜けてたから、どの競技でもそれなりの成績残したんじゃないか、このひと。
扇:そだね。
つーか中学時代、相撲やりながら陸上で区大会入賞とかしてたみたいだし。
ああ、変と言えば……1981年、北の湖との優勝決定戦で瞬間最高視聴率65.3%って……何人見てたんだよ、をい! ってのがあるな。
鈴:視聴率は、逆に、いかに北の湖が嫌われてたか、って言う証左のひとつかもな。
あと、千代の富士のエピソードと言えば……昭和以降、双葉山に次ぐ53連勝、愛娘の死を弔うための数珠をかけての土俵入り、その場所での優勝、脱臼癖を直すための筋トレ、負けた相手に二度と負けないための出稽古、優勝回数31回……相撲界に入ってからもいろいろとあるからなぁ。
扇:北の湖って……そんなに嫌な力士かなぁ? 個人的にはかなり格好いいイメージがあるんだけど。
しかし、千代の富士はほんと話題に事欠かないね。今言ったのに加えて、十年横綱続けたってのもあるし、書けば書く程、化物だと思い知らされる。
俺は相撲はあんまり詳しくないけど、他に気になる人っている?
鈴:北の湖は、確かにふてぶてしいとは言われてたが、冷静に見ると信念持ってやってるひとだったら、嫌いと言うより、けっこう好きなほうだよな。
で、千代の富士以外かぁ……。
すまん、力士じゃないが、第27代木村庄之助はよく憶えている(笑)
確実ではないが、結びの一番の「この相撲一番にて、本日の打ち止め~」って言うあの声がよかったんだよなぁ。
未だに私の中では、結びの一番での声はこのひとが基準だ(笑)
扇:あー、あの人の声はよく覚えてるな。
よく通るいい声なんだよねぇ。
記憶に残ってると言ったら、旭道山だな。
何年前か忘れたけど、跳び箱跳びやったんだぜ!
相手の背後に着地して、ひょいって感じで背中押して勝利、名付けて旭道山スペシャル!(勝手に命名)
もっとも、すぐ後に物言い付いて取り直しだったけどな……今でも納得いかん。
鈴:そうなんだよなぁ。
いまもたまに相撲中継は見てるが、第27代に匹敵する美声の持ち主には出会ったことがない(笑)
しかし、旭道山かぁ。
小兵としては、千代の富士の時代では名を残したひとではあるわな。
ただ、その後、舞の海と、引退してからの政界進出のおかげで、力士としての名前はちょいと薄れた感はあるな。
扇:いいの、俺にとってはあの一番がとにかく面白かったから。
まだまだ話は続きそうだけど、あんまり長すぎるのも問題なんで、次のコーナーに移るとしますか。
『今週の一冊』
鈴:では、今週の1冊は、クロスレビューでお互い、「○」をつけた「付喪堂骨董店 ”不思議取り扱います”」であります。
扇:我々としては非常に珍しく、褒めてる短編とけなしてる短編がぴったり一致した作品だったな。
お互い、第一章を酷評して、第三章を絶賛って……ありえねぇ~~~~~。
鈴:ありえねぇ……ってのはわかるわなぁ。
本来、感性型と分析型で見るところが違うはずなのに、合致するって言うところがなぁ。
そう言う意味では、2章の違いがいかにもなんだろうがな。
扇:俺が引っかかってる部分がなぁ……単純に流れが不自然な箇所だものな。
ま、いかにも強引に運命の相手的な方向に持っていこうとしてるあたり、そういう恋愛物が大っ嫌いな俺の探知機に引っかかったってのもあるんだろうがな。
鈴:だが、運命の相手ってのが、また人気が出るひとつの要因なんだよねぇ。
だいたい、現実には100万分の1もねぇだろう現象だろうが、それを夢見て読むのが読者ってもんだろう。
扇:惰弱なっ!
だ~か~ら、ファンタジーは現実逃避だ、とかいう筋違いな意見が出てくるのではないか!
都合のいい夢を見るな! 偶然だけで幸せを勝ち取ろうと思うな! すぐ身近に美味しい景品が転がってるなどという御都合主義全開の展開など吐き気がするわっ!
鈴:ご都合主義を時代劇で認めたのは、はて、先週だったかな?
扇:世の中には二つの御都合主義がある。
時代劇で、主役が待ってましたとばかりに現場に現れたり、数十人に囲まれても全部一振りの刀だけで倒したり、名前明かしただけで敵があっさり降服するのは、いい御都合主義だ。
それ以外は全部悪!(横暴)
鈴:思いっきり前回のを引きずった発言だな(笑)
とは言え、ご都合主義も何も、あの第三章のよさは、やはり認めてるところであろう?
実際、記事でも絶賛してたし。
扇:いや、あの第三章に御都合主義なんて欠片もないし。
例の男があのポジションにいるのも極めて自然だしね。
特にラストは良かったなぁ……もう、呪いかかってるんじゃないかって言うぐらいブラックで。
鈴:呪いがかかってるかどうかは、感覚型の私にはかなりどーでもいいんだが、あのラストの秀逸さだけは誰にでも言えるわな。
実際、あのセリフで終わったところも見事だったしなぁ。
なんか、いま思うと、確かにあの第三章だけでごちそうさま、って言う気がせんでもないわな。
扇:キャラ、伏線、流れ、すべてに文句の付けようがない、完璧な作品だな。
少なくとも、ラノベでこれ以上の完成度を誇る短編は今のところ読んだことがない。
第三章以外は……第二章はまだいいとしても、第一章はグダグダだし、四章は……あ~、お幸せにって感じだしなぁ。
鈴:わははははは(笑)
やはり、第四章は、そうだよなぁ。
あれは、ラノベ的ラブコメのためだけにあるような話だからなぁ。
それでも雰囲気はいいほうだし、まださぶいぼ症候群を発症していない私はぜんぜん耐えられるものだったから、いいけどね。
扇:まぁ、第一章から既にラブコメ的仕掛けはしてあるから、主役二人が多少進展するのは自然っちゃ自然なんだが……お前ら恋愛精神年齢十歳以下だろ? って突っ込みたくなるような甘ったるいすれ違いはどうもなぁ。
鈴:だが、そういうところが人気の出る要因なんだがな。
人気のためには仕方がないところだと、割り切ってあげやうではないか。
扇:ま、ラノベ的にはオッケーだとは思うがね。
そいや、続きが出そうで出てないな、これ。各章で伏線張りまくってるのに。
鈴:せやなぁ。
続き出てないからなぁ。けっこう、ファンはやきもきしてんじゃないか?
扇:とりあえず、伝説の十二のアンティークをめぐって、咲の母親と戦う話は書かんといかんわな。
鈴:12のアンティークってな……これからどうやって聖闘士○矢ごっこやらせんだよ!
あ、でも星座絡みのアンティークって、出そうだな……。
扇:そう、所持者に光速拳の能力を与えるゾディアックという名前のアンティークが登場してだな……。
咲が天舞宝輪使ったり、刻也が積尸気冥界波かましたりするわけだ!
鈴:するわきゃねぇだろっ!!
to be continued……
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