つれづれ読書日記

SENとLINN、二人で更新中の書評ブログです。小説、漫画、新書などの感想を独断と偏見でつれづれと書いていきます。

私達は世界ッ!

2007-06-21 08:10:10 | おしゃべり
さて、第889回であります。


扇:『you tube』って、ほんと、何でも転がってるなぁと思うSENでーす。

鈴:転がりまくってるから敬遠してるLINNで~す。

扇:Wikiと同じで、視だすと止まらんからなぁ……。

鈴:ネットサーフィンと似てるからなぁ。
リンクを辿っていろんな動画に辿り着くから、10分制限があったとしてもけっこう時間が経つんだよなぁ、このサイト。

扇:とりあえず、俺の『お気に入り』には山程ミュージック・クリップが転がっている。
つか、『スリラー』とか『バッド』がまんま入ってるし……いいのか?

鈴:よくもまぁ、そこまで探したもんだ……。
しかし、「BAD」はいいにしても「Thriller」は見たいなぁ。
あの特徴的な踊りだけは忘れられん(笑)

扇:いや、言ってる間に視てるだろ、お前。(笑)

鈴:別のものを見てたりして……いま、見てるが……やっぱええなぁ(笑)

扇:マイケルの身体の動きって、何か間違ってるよな。
ダンスやってる人間からしたら、普通のレベルなのかも知れんが。

鈴:いや、ダンスじゃないだろ、あれは。
完全にパントマイムの動きだろうから、ダンスやってるだけじゃぁ無理じゃねか?
しかし、確かに今回の話題のこのひとは欠かせないが……マイケルで終わるわけにはいかんだろ。

扇:そだな、マイケルはまた別の時に引くとしよう。


『Wikipediaに聞け!』


扇:というわけで、今日のテーマはぁぁぁ~!
『私達は世界』

鈴:直訳すんなよっ! てめぇっ!!
さておき、若いひとならどうかとは思うけど、20代後半以降には少なくとも聞いたことはあるでよ、ってくらいの曲、「We Are The World」であります。
いやぁ、これ、実家にメーキングのビデオがあって、けっこう見たなぁ。

扇:俺は一度だけ、ビデオで視たな。
メイキング視たのは今回が初めてだが。
しかし、改めて思うが……異常なメンバーやね。

鈴:あぁ、異常も異常。洋楽好きならたまらんメンバーやろなぁ。
だいたい、そこまで洋楽に詳しくなくても、名前は知ってる連中がごろごろいる時点で、いかに売れてる連中がいるか、って証拠だもんなぁ。

扇:少なし、レイ・チャールズ、マイケル・ジャクソン、ダイアナ・ロスぐらいはみんな知ってるだろう。
軽く洋楽聞く人なら、スティーヴィー・ワンダー、ボブ・ディラン、ビリー・ジョエル、シンディ・ローパー、ポール・サイモンあたりも解ると思う。
何にせよ、これ、ギャラありでやったら凄いことになるのは確かだ。

鈴:あとは、有名な曲があるひとと言えば、ハリー・ベラフォンテがいるだろ。
私が名前は知ってると言えば、ブルース・スプリングスティーンだな。
で、ギャラ?
それは、考えてはいけない(笑)
いくら売上が上がろうとも、けっこーレコード会社的には厳しい収支になるんぢゃないか?

扇:まぁ……レベルはトップクラス、んで、人数が最終的に45人だからな。
俺がギャラ出す側だったら、企画立てた奴を首にするね。(笑)
って、ハリー・ベラフォンテ? ああ、野茂の歌を歌った人か。

鈴:あぁ、私なら首にせんな。
コケたら企画立てたヤツに責任全部なすりつけて首にして、成功したら威張る(爆)
しかし、いきなり野茂の歌かい……。
確かにメロディは「バナナ・ボート」だが、なんか激しく違うような気がする……。

扇:これだけメンツ揃えりゃ、売れるのは間違いないんだがな。
Wikiに書いてあるが、アメリカ国内だけでシングル400万枚、アルバム300万枚って無茶苦茶だろ。
そうそう、『バナナ・ボート』だ。ハリー・ベラフォンテの名は忘れても、そっちは覚えている。
ブルース・スプリングスティーンもハスキーでいい声してるんだが、何歌ってるかって聞かれると全然浮かばないな。

鈴:実際、このころはCDじゃなくて、レコードの時代でそれだけ売れるってのはすごいわなぁ。
Wikiには書いてないが、全世界でもかな~り売れたはず……と言うか、未だにDVD見つけて、買おうって言う……って言うか、Amazonでちょうど注文しちまったのがここにいるし(爆)
だが、をいをいって感じだが、バナナ・ボートと言い、ブルースと言い、洋楽好きではないから、さすがにそこまではわからんわなぁ。
曲を聞けばわかる、ってのはけっこうありそうだがな。

扇:買ったのかよ……。
後で感想聞かせてくれ、内容が良かったなら俺も買う。(さらに爆)
洋楽はそういう歌手多いよなぁ、探せば結構、歌手と曲が一致したりするんだろうが。
話をWikiに戻して、ここにずらっと並んでる歌手の記事読むだけで結構楽しいな。今、俺はレイ・チャールズの項目見てる。

鈴:買ったぞぉ。
こういうのは、勢いで買わんとあかんからな。ゆ~ちゆ~ぶで音楽流しながらAmazon の購入チャート進めてたし~(笑)
で、いまレイ・チャールズか。……もうお亡くなりになってんだよなぁ、レイ・チャールズ……。
と言いつつも、私はビリー・ジョエル見てるわ。「ピアノマン」大好きだし。

扇:ビリー・ジョエルも凄いが、やはり何と言ってもレイ・チャールズ!
あれほど楽しそ~に歌を歌う人を私は知らない。
『We Are The World』でも相変わらず自己流アレンジでソロ・パート歌ってるし。
しかし、ビリー・ジョエルと言えばやっぱり『ピアノ・マン』なのか。
個人的には『ハートにファイア』とか『オネスティ』の方が好きなんだけどな。

鈴:レイ・チャールズは別格だよなぁ。
とは言え、きちんと聞いたってのは「Ellie My Love」しかないが、それでもあの特徴的な歌い方は一度見たら忘れられん。
ビリー・ジョエルは……「オネスティ」は好きなほうだが、「ピアノマン」には負けるかなぁ。
あとは……カラオケでよく歌ってたりする関係もあるが、ポール・サイモンか。
「el condor pasa」「The Sounds of Silence」「Scarborough Fair」とか、いろいろと出てくるぞ。
もっとも、サイモン&ガーファンクルの曲だが(爆)

扇:レイは当然、別格!
トレードマークのグラサンかけて、首振り回しながら歌うんだよ――もう最高。いや、ほんと好きだわ。
ロック好きの俺にとっては、ピアノマンはちと静か過ぎるんだよ。綺麗な曲なんだけどね。
ポール・サイモン……奴単独の曲ってあったか?(無知)

鈴:曲で好きじゃないってとこが、洋楽好きじゃないって証って感じだな(笑)
そうねぇ……、ロックとか、派手なんが好きな相棒にはちと……だろうなぁ。
私はこういうのもけっこう好きだから、サイモン&ガーファンクルとか、おとなしめの曲、好んで聞くんだよなぁ。
カラオケでも歌うけど(笑)
……って、洋楽に詳しくないヤツにそんなこと聞くなよ、私だって知らないし(爆)

扇:別に派手な曲しか聴かないってわけじゃないんだが、好きな歌手の曲の中から激しい奴をピックアップするのは確かだな。
他に話題にするとしたら……やはりマイケルかね。
こん時既に27歳きてる筈なんだけど、最初のソロ・パートの声って変声期前としか思えね~。(笑)
ダイアナ・ロスとハモってて、マイケルの方が声が高いってどうよ?

鈴:マイケル・ジャクソンはなぁ……。
確かに、久々に聞いて、声高ぇ……と思ったしなぁ。
ソロのときも妙~にひとりだけ、男の声か? って気はしてたが……再度見ると、ポール・サイモン、ふつうに声高っ!(笑)

扇:そりゃ、サイ&ガイの『スカボロフェアー』なんか、どう聴いても男の声に聞こえないし。
話をマイケルに戻して、世界総売上げが7億5000万枚って人間の記録ぢゃねぇだろ。
アルバム『スリラー』だけで1億400万枚いってるし、もう異常とかいう領域越えてるね。

鈴:「Scarborough Fair」はいい曲だよなぁ……。
でも、カラオケで歌うにはかな~りきつい音程だが(爆)
で、マイケルか。
「Thriller」で1億……この当時の人口を考えると……考えたくないな。
なんか、買ってはいないけど、知ってる私とか、そういうのを入れると、何人にひとりだ? って気はするがな。

扇:考えない方がいいだろう、人外のレベルだから。
でも確かに、あの時代、どこに行ってもかかってたからな、『バッド』と『スリラー』。
『ビート・イット』も売れたが、一つ挙げるとすればやはり『スリラー』だろう。

鈴:「Thriller」はなぁ……。
たぶん、ほとんどのひとが知らなくても、あの特徴的な踊りを見れば、確実にわかる、ってくらいの曲だからなぁ。
もっとも、私もホントはきちんと聞いたことはなかったはずなんだが、カラオケでかかれば歌えるくらいだったから、変って言うくらい売れた曲ではあるんだろうなぁ。

扇:マイケルの歌の中では歌いやすい方ってのもあるだろうな。
あ、シンディ・ローパーの話をしてなかった。
『We Are The World』では主役級で目立ってるのに……。

鈴:主役級ってな……。
まぁ、あの特徴的な声はブルースに負けず劣らずだからわからんでもないが……。

扇:うん。
曲聴いてても、シンディとブルースとレイのパートだけはすぐに解る。(笑)
って、他人事みたいに言ってるが、カラオケで歌う時、シンディのパートはお前の担当だぞ。

鈴:!Σ( ̄□ ̄;)
そうだった……。
って、女声パートばっかり任せてんじゃねぇっ!!

扇:何を言う、俺も女性パート歌ってるぞ。
Wikiに書いてあるリードボーカルの歌唱順を見れば解る――

1A:ライオネル・リッチー(SEN)→スティーヴィー・ワンダー(LINN)→ポール・サイモン(SEN)
1A':ケニー・ロジャース(SEN)→ジェームス・イングラム(LINN)→ティナ・ターナー(SEN)→ビリー・ジョエル(LINN)
1B:マイケル・ジャクソン(SEN)→ダイアナ・ロス(LINN)
2A:ディオンヌ・ワーウィック(SEN)→ウイリー・ネルソン(LINN)→アル・ジャロウ(SEN)
2B:ブルース・スプリングスティーン(SEN)→ケニー・ロギンス(LINN)→スティーブ・ペリー(SEN)→ダリル・ホール(LINN)
C:マイケル・ジャクソン(SEN&LINN)→ヒューイ・ルイス(SEN)→シンディ・ローパー(LINN)→キム・カーンズ(SEN)
repeat1:ボブ・ディラン(LINN)
repeat2:レイ・チャールズ(SEN)
repeat3:スティーヴィー・ワンダー(LINN)→ブルース・スプリングスティーン(SEN)
repeat4:ジェームス・イングラム(LINN)→レイ・チャールズ(SEN)

ほら、ちゃんとティナ・ターナーとキム・カーンズを担当しているではないか。(笑)

鈴:それだけぢゃねぇかっ!
つか、なんか書いてみたら、ええとこは取ってんな、てめぇ……。

扇:それは否定せんな。
レイとブルースとマイケルのソロもらってる時点でかなり美味しい。
でも、俺にダイアナ・ロスとシンディ・ローパーは任せられんだろう?

鈴:任せられんと言うか、もともとの音の高低は別として、シンディの音域まで出るのは私のほうだから仕方がないと言えば仕方がないが……。
シンディ捨ててもレイ・チャールズのソロは極めて捨てがたい(爆)
次は譲るべし(笑)

扇:レイのソロは、とてつもなく楽しいからな。
つーか、思いっきり、わざとハズして歌ってるし。
まぁ、そこらへんの担当順の変更はまた考えよう。

鈴:楽しいどころか……。
まぁだが、担当順を変えるのは楽しかろう。
普段、しないのをやってみるのも妙な感じがするだろうしな。
ところで、なんか「今週のWiki」がとてつもなく長くなったが、「今週の1冊」ってなんかあるかえ?

扇:例の、俺が勧めたライトミステリがあるが、あれはもったいないのでまた今度にしよう。
代用品としては――。


『今週の一冊』


扇:以前、クロスレヴューで紹介した『IX(ノウェム)』古橋秀之著)とかどうよ?
鬼の右腕を持つ野生児と、陰陽五行術と中国武術をくっつけたよーな技を使う男装少女の、バトル・ファンタジー風ボーイ・ミーツ・ガール物……だったと思うが。

鈴:あー、そういや、あったなぁ、そんな作品。
つか、記事を見直してみると「いったいこれのどこがおもしろいんだろう……?」って書いてあるな……。
まぁ、それだけどーでもいー作品だったんだろうが(笑)

扇:俺も凄いこと書いてるな、「RPGの序盤だけ小説化したような感じ」って、単品の作品としての価値を認めてないし。
注目ポイントが、ヒロインがしっかり脱がされること、ってのも何か腐ってるしな。

鈴:あー、そんなもんだろ。
武侠小説をやりたかったんだろうが、どーでもいー必殺技オンパレードで武侠の「武」の字どころか、1画あたりもないくらいの作品だったからなぁ。
だが、武侠に脱がされるって、ホント、相容れないな。
……だから腐ってんのかもしれんが。

扇:武侠小説は読んだことあんの?
俺は、中国小説は『三国志』といわゆる奇書しか読んだことがないが。

鈴:武侠小説と言えるかは別だが、過去に「武術」という雑誌で孫禄堂と言う実在の人物を描いた連載小説は読んでたな。
つか、これは本気で知らないと読めない武侠小説だったが、「ノウェム」みたいに必殺技だけの荒唐無稽を描いたものではないな。

扇:『そんろくどう』って誰よ?
武術関係は、実際の技を知ってるか知らないかで偉い違うわな。
『ノウェム』は架空の武術の話だったから、読むのにディープな知識は不要だったが……荒唐無稽な割にはやたらと地味だったねぇ。

鈴:孫禄堂は……やめよう、詳しく書いていくとキリがない(爆)
まぁ、中国武術界では知らないひとのほうが少ない有名なひと、ってくらいでいいだろ。
しかし、地味って実際の記事でも書いてたな。
まぁ、ほんとうに戦闘シーンに勢いもなければ派手さも感じられなかったから、地味っちゃぁ、ほんまに地味だったわなぁ。

扇:マヂで地味なんだよなぁ。
小説の戦闘シーンに細かい解説はいらん……つーか、邪魔だ。
ただでさえ、絵がないから空間把握が辛いと言うのに、技の解説まで入れたらテンポが悪くて読めたもんじゃない。

鈴:まぁ、そうだよなぁ……(←経験あり(笑))
やっぱ、戦闘シーンは勢いとノリが大事だわな。
だが、この作品の作者って、他の作品でもそういうアクションを多用する作品が多い、って言ってなかったっけ?
となると、他のも結局、地味だったりすんのかねぇ。

扇:うーん、『ブラックロッド』はまだマシだったかなぁ。
戦闘シーンがゴチャゴチャしてるのは確かなんだが、何でもありの世界なので、それなりに笑えた。

鈴:……それはそれで、メインのアクションより別のところでおもしろい、って言う時点で終わってんじゃないか?
まぁ、たぶん、もう二度と読まないだろうから別にいーんだけど(毒)

扇:まぁ、色々書きましたが、ボーイ・ミーツ・ガール、戦う男装ヒロイン、いかにもこれから巨悪と戦いますって感じのラスト等が好きな方は、人から借りて、五分で読んでもいいかも知れませんね。
間違っても買わないように。(毒)

鈴:なんか、私の毒がかわいく見えるくらい毒吐いてんなぁ。
もっとも、まったく否定せんし、実際私も図書館で借りたクチだし~(笑)

扇:そんな感じで終わりかな……あ、オチがない。
とりあえず、次回はもっとマシな作品を真面目に紹介しますので、皆様、ウチが読書日記ってこと忘れないで下さいね~。
しかし、シンディは本当に可愛いなぁ。
(you tubeで『Change of Heart』を視聴中)

鈴:そうねぇ。
読書日記と言いながら、突発すら書いてないからなぁ。
ちゃんと読んで書かんとな。
……って、最後の最後でそこに戻るかぁっ!!


to be continued……



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