ここは雑司ヶ谷駅前
二人の娘をするっととりあげてくれた第二のふるさと「目白バースハウス」
出産に向けての検診時、助産院のある雑司が谷にお散歩がてら、遠回りしながら
ふらふらと遊びに来たことを通るたびに思い出します。
毎日があまりに濃密で、ついこの前のそんな思い出さえなんだか遠い。
ついなつかしい…なんて微笑みながら通る鬼子母神参道のケヤキ通りに
そのときはなかったコーヒー喫茶が。
樹齢300年近いのではというケヤキの巨木の目の前。
名前は“キアズマ珈琲”
見つけたときからいつかこよう、いつか来ようとなかなかチャンスがなかったのでうれしい。
今日はお昼3時間の休息時間か作れたので、息抜きがてら夫婦デート。
聞けば昭和8年に建てられた長屋。
ご主人、目がきらきらしてました(笑)
「あれ、碍子(がいし)っていうんだよ。昔はあれをつかって電気コードを…」
本当、こういうときはうれしそう。
二階は喫煙席。
ホットドックなどの軽食や、ベイクドチーズ、ミルクシフォン、ガトーショコラのケーキも。
もっとのんびり来れるときにおやつはとっておいて、アイスコーヒーとカフェオレを頂きました。
おいしい~
お客様も後から後から次々に来店。
ずいぶん人気なんですね。
でも店内は何とも心地よい静けさで、読書にピッタリ。
店内、特に二階は面白くて、自分の好きなのんびりスタイルに近づけるような工夫が。
自宅の書斎の一角を思わせる、大人の勉強机のような空間。
のんびり話し込みたくなるワインレッドのソファー。
一人でも、仕事でも使える素敵な喫茶店でした。
けやき通りを進めば雑司ヶ谷の鬼子母神。
痛いくらいの日差しも、この周りだけは神々しい輝きに。
ん~我が家の庭にも大木が欲しい…
わけのわからないことを真剣に思った木陰の心地よさでした。
(かしこ)
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