沖縄の日常

日々変わり行く沖縄と自然とつれづれなるままに

見てよ!でっかい虹

2011年05月18日 | 日々のこと
 ずいぶん前のこと。
 国道を走っていると、前方に、道路をまたぐように、虹が架かっていた。それも大きな、きれいな虹。
 「うわーっ!すごい!」「すごい」
 みんな、車を運転しているみんな見ているの?気付いている?と、私。見とれて、ながら運転をしていた。しばらく走って用事のため、車を左側に停車した。すると、追い越して行く車の運転手が一人、振り返って私を見た。「んっ?知り合いだっっけ?」首をかしげた。
 二人目も通りすがりに私を見た、というよりにらんでいるみたい・・・なんで?・・・・・「はっ」と気付いた。

 考えてみたら・・私、虹に見とれていたものだから、たぶん20kmぐらいでのろのろ運転をしていたのだと、はたと気づいた。「ごめんなさい」穴があったら入りたい心境。

 そこで、思い出した。ある時読んだ本にこんな事が書いてあった。
 宇宙船の乗組員は文系には向かない、理系の人の方が向いていると。
 それは、たぶん文系の人、たとえば詩人とか、そう言う人が宇宙から地球を見たら、感動のあまり任務を遂行できないというのだった。アポロ13号のように、数々のアクシデントに遭遇しても冷静に自分の心を制御し、ひとつ一つ難題をクリア出来たのも理系ならではなんだろうと、私も同感した。納得した。私は文系。宇宙に行ってみたいが、運転手ではなく客としてなら。あなたはどちら?

(金武湾の夕景)
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