沖縄の日常

日々変わり行く沖縄と自然とつれづれなるままに

残してほしい「山」

2012年04月18日 | 日々のこと
 先日、町史編纂室に保管されている「金武町鳥瞰模型」(と言うのだろうか)見る機会があった。かなり前に作ったものらしい。津波があってから、自分の住む場所が、海抜何メートルになるのだろうかと言う事が、皆の関心事であるだけに、こんな物が倉庫にしまってあるのはもったいないという気がする。(模型は戸板一枚大の大きなものだ)
 等高線に拠って作られているが、開発や土地改良に寄って変わっている所もあるらしい。

 開発によって、土地が平らになると使い道が広がって良いのかも知れないが、平面だけでは面白くないよ、また台風が来たら、吹きっさらしになって大変なんじゃない?と、私は思っていたが、今回の大津波のことで、高い所もないと避難する場所がなくなるので、重要だと思い知った。

 昔、テレビによく出ていたケントデリカット氏が言っていた「お金があったら山を買いなさい、そうすれば山は(自然は)いつまでも残るから」と。彼が父親と山に登った時に、言われたと言う。私はこの言葉がとても印象に残っている。

 今日はちらっと雨があった。一日曇り空で、夕方の今は戸を開けていると、肌寒い。季節の変わり目の今ごろ、私は苦手だな。 

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