沖縄の日常

日々変わり行く沖縄と自然とつれづれなるままに

億首ダム

2011年03月08日 | 金武町の風景
 先月の「桜祭り」はこの写真の工事現場の近くで行われた。ここは「億首川」の上流。今ダム建設工事中。傍らは旧道329号。バス通学だった高校生の頃、この坂道をバスが悲鳴を上げながら登って行ったっけ。
 大規模なダム工事は一時中断したがまた再開された。日本で初めてCSGという工法でダムが建築される。さらに日本で初めてダムの上を高速道路が走っているという事になるらしい。ここも変わって行く風景となる。


 今日の沖縄は寒い、暖かくなるはずだったのに?職場のある建物は大きいが、一階にある私たちの事務所は風がスースー入ってくるので、こんな日は特に薄ら寒い。
 しかし、5時前になって、いきなり大きな振動があった。私は地震かと思って立ち上がってしまった。程なくもう一度衝撃音と、さらに大きな振動が来た。どうやら裏手にあるキャンプハンセンの演習の所為らしい。その後も続いていたが、その度に心臓がどきっとする。「お前達、何やってんだ~!」と怒鳴ってしまいたい心境であった。

 CSG工法とは(厳しい財政事情や環境との共生を目指す社会情勢のもと、コスト縮減や環境の保全に資するため開発された新技術。CSG材は河床堆積物や掘削ズリなど、ダムサイトの近くで容易に入手できる岩石質材料に粒度調整を行わず、セメント、水を添加し簡易な混合により製造されるセメント系固化材で、コンクリートに比べて強度は小さいですが、経済性、環境保全などの面で優れている。)
 (北部ダムホームページより抜粋)

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