葬儀屋日記 byノブアキ

つれづれなる葬儀屋さんの日記です

縁は異なものと申しまして

2005年09月21日 | 葬儀屋ポエむ&葬儀屋はなし
今日のお坊さんの話はこんな感じ

おしゃかさん、って人は
亡くなる時に、

「私は縁が尽きて向こうの世界に
旅立つけれど、必ず同じところで会えますから
また向こうでお会いしましょう
ちょっと先に行くだけです」

そういって、お亡くなりになったそうです


この世に命を預かって
命がつきたので、こっちの娑婆世界から
本来の世界に帰るだけなんですよ

とそういって、旅立たれたそうです


おしゃかさんは、残されたお弟子さんたちが心配しないように
そういわれたのかも知れませんし、本当にそうなのかも知れません


でも残された人は、向こうでもう一度会えると思えば
寂しさも和らぐし、亡くなった人に会った時に胸を晴れるように
生きていけるのだとおもうのです

だから、私たちは今日縁あって、この葬儀という場に
集まらせていただいたわけですが、亡くなった人のためにも
しっかり生きて、心の中に手を合わせてください
そしたら、向こうでもう一度会った時に
きっと故人さんも「よくやったね」って笑ってくれますよ。

仏様のおかげでこうしてご縁をいただいて
お話させていただきました。

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宗教ばなれが進んでいるけど
いいお坊さんっていうのはまだまだ本当はいる訳で

悪いお坊さんに、目を向けるか
いいお坊さんに目を向けるか
それによって、自分の中の答えが決まってしまうと思うのです

きちんとしたお坊さんの、お話はやはり何より
暖かいなあ

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葬儀のコツをおしえます葬儀・葬式・密葬の佐藤葬祭
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