葬儀屋日記 byノブアキ

つれづれなる葬儀屋さんの日記です

不思議なことってあるもんだ

2006年10月20日 | 葬儀屋ポエむ&葬儀屋はなし
お通夜のときによく言われる

言葉があります

「いやあ夢を見たんだ」って



その人が亡くなった日に

夢を見たんだ

笑っててね 

最後に笑顔で


そう亡くなった人のお友達は

そういって涙ぐむ


普通のお葬式の景色です
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泪(なみだ)

2006年10月17日 | 葬儀屋ポエむ&葬儀屋はなし

貴方は悲しいの

どうしてなくのでしょう?

その頬を 泪伝って

最後の時が終わる


あなたが

泪ぐむのは

つらいから?それともくるしいから

僕は知っている

貴方が泪するのは


それはそれは

あなたが一緒に居た喜びを

しっているから

だって喜びを しらなければ

泪は流れないから


貴方の泪は喜びのぶんだけ

空に向かっていく

あの煙を運ぶ

大切な一雫

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僕は仕事柄沢山の泪を目にします。一時期なぜ泪が出るのか
考えこんでしまったことがります。失った悲しみ、家族をなくした喪失感・・
そういったものから捉えてしまって。人の人生がとても苦しく、辛く思えた時期が
ありました。

小説なんかだとなんかのきっかけがあって、人は気づくのですが
現実ってそうじゃないんですよね。ある日いきなり、唐突に別の視点が開ける
その気づいたことは「泣いてる人って、うれしい思い出があるから。泪もでるんだ」
って言う視点ですね。そういう目を持つことで、いつもより深く泪する人を
見守ってあげることが出来るようになりました。辛くてやなことばかりをあった人を
送るのに泪は流れません、愛情のこめられる相手だからこそきっと泪は
流れるのでしょう。

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ふつうにキチンと

2006年10月13日 | 葬儀屋ポエむ&葬儀屋はなし
私は本を読むのが好きで
月に20~30冊ぐらい読んでるんですが
経営者とか小説とか活字だったら大体ノンジャンルで
読んでます

最近は経営書がおおいのですが、そこには
だいたい「会社の理念」はとても大事だとか
理念理念理念って呪文のように書いてあります

というわけで、私も一応会社の理念というのを
作ってみました


「ふつうにキチンと」

なんだか小学校の標語みたいですが
大きくこんな言葉が、マジックで書いて貼ってあります

私の仕事観になるんですが
変ったことをするよりも葬儀屋さんとして当たり前のこと

お客さんの意向に沿ったお葬式をちゃんと、トラブルなくすること
っていうのがまだまだこの業界には欠けています

せめてうちの会社は、温かく当たり前にお客さんにちゃんと
接することが出来るようにと思っています

ふつうにキチンと

変ったことをして、我が入るよりも
売り上げ一辺倒の価格破壊も、ボッタクリでもなく
ふつうの値段でちゃんとした葬儀が行える
そんな葬儀屋さんを目指しています。





ひさびさの休みは

2006年10月05日 | 葬儀屋ポエむ&葬儀屋はなし
今日久々にお休みをいただいて・・・

タイ式マッサージとで体をほぐして、
吉野家の牛丼を食べてきました
タイ式マッサージはプロレス技みたいな
ストレッチをを多用するのですが
これが疲れた体に効くんですわ(笑)

メリメリ、バキバキってかんじで
疲れをほぐしてまいりした

ほぐした後は、吉野家の牛丼が復活祭りなので
何年ぶりになるんでしょう?

「牛丼大盛、ツユダク、たまご」
食べてまいりました

豚丼もカナリのレベルに完成して来ましたが
やっぱり牛丼はうまいっすね
懐かしくて涙が出てきました

あんなおいしいものが、380円とか480円で食べられるのですもの
日本はとても幸せな国なのかもしれません


本当のこと・・・

2006年10月03日 | 葬儀屋ポエむ&葬儀屋はなし
本当のことは

きっとあの棺に入ってるんだ

小さいころ なぜだかそう思った

でたらめばかりの世なの中だから

みんな悲しむことも多いのだろう

なんて

そんなことを考えるような

頭でっかちの子供だった


葬儀屋をやって大人になって

本当の事は

棺の中じゃなくて

一人一人の胸の中にあるんだって

知ったとき


世界がなんだか好きになった

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涙が出るのはきっと、こころにたまったものが
あふれる出るではないかと、小さいころに考えていました
そうやって訳のわからない自分理論をすっと考えるのが好きな
空想好きな子供でした。

ぼちぼと生きていると、そんな自分理論のとおりには
行かないのが世の中の複雑さだってわかって落ち込んだり
救われたりしてましたね

でもそうやって、落ち込んだり救われたり
人生に波があるのが今ではとても好きです

人生は思うようには、生きられない
だからこそ興味深くて面白いそんな気がします