葬儀屋日記 byノブアキ

つれづれなる葬儀屋さんの日記です

天国の親父さんへ・・・

2004年12月10日 | 葬儀屋ポエむ&葬儀屋はなし
葬儀屋の僕も 去年父がなくなって
二度目の冬を迎えます

残してくれた店の後をとって
青二才なりに一生懸命仕事をしています

さいきんなんだか不思議なんですけどね

「オヤジが生きてたらなんていうかなあ」と
ふと考えてしまいます

「安くても高くても、お客さんに喜んでもらえたらいい」

遠くても、忙しくても、真夜中でも疲れていても
寝台車任せにせずに、じぶんで車を運転して

遠くまでお迎えに行っていた親父の姿が思いに浮かんできます。


小さいころ、真夜中の高尾の方の病院へ行くのに
オヤジの脇で地図を見ながら、道を二人で探していたのが
どうも思い出されてしまいますね。

暗いし、山道だし・・・地図をみるのが10歳ぐらいの僕には
難しかった(笑)


思い出すと、あんなに喧嘩した親父に
なんだか感謝しかありません


不思議ななものです

向こうで先に言った友達ときっと楽しくやってるんでしょう。


親父さんに怒られないようになんとかやっていきます。


たまには止まって、考える・・・

2004年12月05日 | つれづれ日記
このところ、仕事がすごく忙しかったのでした

11月は結局月で21本の葬儀がありました。
なんだかだんだん仕事が増えていますね。

沢山の人に評価されるのは本当にありがたいです
こころから、よかったなあ。少しはお役に立ててるのかなあって
ほっとするところがあります


ここ2日ぐらいは小休止で、やっとこさ一休みでした

でもこのまま、仕事が増えていっても
担当する葬儀の質だけは落としたくないなあと

増えて、質が落ちるのはどうやっても
避けたいです


小さいころから葬儀屋やっていると
「その人のお葬式は一回しか出来ない」ってことを
身にしみて分かっていますから

ただ仕事が増えるよりは、一回一回の仕事を大切に
していきたいと思っています

だから今は

たまには止まって、考える・・・

ですね。


いそがず、あせらず。
基本どおり

「きちんとした、いい仕事をしよう」ですね