葬儀屋日記 byノブアキ

つれづれなる葬儀屋さんの日記です

個人情報保護法案と葬儀屋さん

2006年02月23日 | お知らせ
取材の依頼が来ました
「葬儀屋さんは、個人情報保護法案の施行の後
 名何か大きく変わりましたか?」

ざっくり言えばそんな内容の取材でした」


答え、「えっ、葬儀屋はもともと守秘義務のある仕事だから。何にも変わらないですよ」

プライベートが見える仕事、探偵とか弁護士とか、医者とか・・・
相違仕事についている人は職務上で知った情報を
本人の許可なく他人に知らせてはいけない

それが守秘義務ってことなので
もともとマトモな人であればそのことは理解しているので
あのようなケッタイな法律がなくてもあんまり変わらないはずです


僕ら葬儀屋は、いろいろ仕事のときに事情を聞いてしまうことが多いので
守秘義務は大事な職務です


亡くなった爺さんも、親父も

「葬儀屋って言うのは、例え知っても何も話しちゃいけないもんだ
 きちんと忘れたように、知らないようにしてあげるのが葬儀屋ってもんだ」

 「だからなノブアキ、お客さんは安心して葬儀屋に本音を話せるんだぞ」

そういってました。

そんなもんです

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温かいお便りをもらいました

2006年02月08日 | 葬儀屋ポエむ&葬儀屋はなし
ウチでは無料で「葬儀のわかる小冊子」というのを差し上げているのですが
そちらに対するお礼のメールです

こいうの、いただくと素直に嬉しいです
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佐藤 さま

 見事な冊子をお送りいただきましてありがとうございました。
所要で出かけておりまして、お礼が遅くなり申し訳ございませ
んでした。

 微にいり細に亘って見事な編集にただただ頭が下がりました。
私は家付き娘なので、父と母の葬儀を自分で出しました。

 特に父は、長い闘病の果てでございましたので、最期を迎える
前からすべてを準備しておりました。

 実は、私はお墓が千葉県にございます。母は、昨年末
50回忌をいたしました。父は一昨年33回忌をいたしました。

 今度は私自身の最期のことになりますので、どのようにしたらよ
いものかと今思案中です。

 今、私は広島県におりまして、子供は一人、女の子を嫁がせて
おり、結果として後を看取ってくれる者はおりません。

 私どもに何かあった時に、まずその処し方から問題になってきます。
夫が先に行けば私が致しますが、今まで何もしたことがない夫が残
った時が心配になります。

 そのために、お送りいただいた冊子をそれとなく夫に見せました。心
の中では『しっかり勉強しておいてね』と万感の思いを込めて渡したつ
もりでしたが、どこまで伝わったやら・・・・
 

 もう少し時を経たら正面から話そうと御社の冊子を大切に保存致し
ました。
 
 心のこもったあなた様の思いが隅々にまで伝わって参りまして、思わ
ず泣けてしまいました。

 失礼ですが、いまどきこのように真摯な気持ちでこのお仕事に携わっ
ておられる方がおられることを知り、本当に日本人としてうれしゅうござい
ました。

 あなた様のこのお気持ちは必ずや周りの皆様に伝わることと存じます。
直接はお世話になることはできませんが、東京に住まいの親戚、教え子
たちにしっかりと伝えたいとおもいます。

 どうぞ今後ともこのお気持ちを大切になさって、日本の心を末永くお伝
えくださいますよう心からお願い申し上げます。

 御社のご発展をかげながらお祈り申し上げます。
 
 ありがとうございました。

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さあ、今日もがんばんなきゃね


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さんまさんのお父さんの密葬

2006年02月07日 | 葬儀屋ポエむ&葬儀屋はなし
『さんま気丈、父の死伏せ仕事』-

 4日に父・杉本恒さん(享年78)を亡くしたタレント明石家さんま(50)が、師匠の落語家、笑福亭松之助(80)に訃報(ふほう)を報告したときの様子が5日、分かった。

 松之助が兵庫県内の自宅で明かしたところによると、さんまから電話があったのは4日午後10時半ごろ。「普段話すような明るい感じで『親父が亡くなりましたんで、まずは師匠に連絡をと思いまして…。葬儀は密葬でやりますので、来ていただかなくて結構です』と連絡してきた」という。松之助が受けた印象は「悲しんでいる感じではなく、いつもと変わらず、時折、笑い声もあった」そうだ。


この記事が世間に出回ってからとても質問が多いのですが

密葬っていうは、誰かのことを呼ばない(本来は秘密にする)お葬式のことで
対外的なところからは弔問、お供物などを辞退というのが一般的です

どこまでを身内、どこまでを外とするかは家族の人が決めることが多いです

さんまさんは、お兄さんもいらっしゃいますし
普通にやったら、「芸能人 明石家さんまの父」の葬儀になってしまうのを
避けたのでしょう

きっとお父さんを、さんまの父ではなくて
一人のお父さんとして、家族にとっての父として送ってあげたかったのだと思います

お師匠さんにきちんと、連絡入れるのはさすがと思いました。
やっぱりそういう義理だけはきちんとしているところが
さすが落語の世界ですね。

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おかげさまで

2006年02月06日 | 葬儀屋ポエむ&葬儀屋はなし
おかげさまで葬儀の仕事も忙しく
なかなかゆっくりPCの前に座る時間が取れません
(PC打ってる暇があったら、社長は少し休めとみんなにおこられます)

仕事は好きなので、やっているのでずっと働いていても苦にはならないのですが
もっと働けと言われるならまだしも、働くなといわれると
なんとなくつまんない

とういう今日この頃

そんでは告別式があるので働いてまいります(^^)

ノブアキ
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