葬儀屋日記 byノブアキ

つれづれなる葬儀屋さんの日記です

神道での葬儀、玉串奉典までの時間

2007年10月31日 | 葬式豆知識
神道でのお葬式を
神葬祭(しんそうさい)といいます

鯛やお餅、果物、果物etcと
色々な盛り物が飾られて、五色の旗が揺れて
雅楽ピーヒャラとが鳴って仏教のお葬式と比べると
にぎやかなものです

それで

神道の場合はお焼香の代わりに
玉串という枝つきの葉っぱを神様にお供えして
お参りするのですが

玉串奉典までは、お焼香とちがって
時間がかかります
宗教的な儀礼であり、はしょるわけにも行かないので
ウーンと考えてしまうわけです


平均して式が始まってから大体30分ぐらいは
会葬の人たちは何も出来ません

急いでいる人も、なにもありません
魂をヨリシロに移したり
神様への言葉を唱えたり
お祓いをしたり
ひとつひとつが意味があることなので

どーですか、神主さん
今日はひとつ人も多いのではしょっちゃくれませんか?
とも言えずw

地味に玉串奉典までを30分待って居たりします

あんまりにも人が多い場合などは
親族だけ早めの集合をかけて、15分前、30分前に
開式したりといったこともめずらしくはありません

そうすれば会葬に来た人は早めに玉串奉典できるわけです

ケースバイケースでいろんなお葬式がありますね。



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それぞれの事情

2007年10月26日 | 葬儀屋ポエむ&葬儀屋はなし
やっぱり、沢山お葬式を取り仕切りしていると
どうしてもお金がない
余裕がないという家庭があります

うち(佐藤葬祭)では、なるべくそういった事情は
葬儀施工前に話してくださいとお客さんにお願いしています

ない袖をふってムリに葬儀をするよりも
火葬だけにして、あとでお別れ会って形式してもいいし

出来る限りで、こころを込めて送ってあげれば
いいんじゃないかと思っています

それに対応できるように
いろんなプランがあってアレンジの仕方も
あるのでまずは相談してくださいね。

あとから、まけて下さいって言われても
事情はわかりますが、あとからは不可能なんです

予算を組むときに、その予算に合わせて
葬儀のコストをつかっているし

ほか下請け業者さんはほとんど原価で提供しています
どこかの大手のようにマージン主体の価格体系ではありませんので
料理、返礼品、車両、、式場費など俗に言う実費(立て替え金)と呼ばれる部分は

佐藤さん負けてよ~

といわれても、もともと限度ギリギリですから
ムリなんですね

安い葬儀を行うなら
安い葬儀の方法はあります

まず正直に事情と、お話を聞かせてください
出来る限りで出来るだけっていうのが
うちのスタイルなんだと思います

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生花の札が葬儀の最中に倒れる

2007年10月25日 | つれづれ日記
葬儀をすると、○○って名前で生花一本だしといてくださいと
葬儀屋は注文を頂きます。

葬儀屋を通さずに直接生花店が届けに来る花を「付け花(つけばな)」と
呼びます

この付け花が厄介で、誰の名前で何本来るか
家族の人は把握できないし
花がひどいとか、札の形が全然ちがうとか
いろいろあるわけです

また葬儀の時には籠花と言って、葬儀用の花が規格で
あるいていど決まっているわけですが
生花店によっては自宅用の花を届けてしまう
ところもあります

今回葬儀をしていて、司会をし
人の流れも安定してきたので
式場の中をスタッフに見ていてもらったら

トコトコとそのスタッフの子がやってきて
「社長、生花の札が倒れてます・・・」


「なにぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!」

という感じです
急いで札を式場の中を確認
二本の生花が片方が倒れ、片方は完全に外れて
ゴロン
生花の札は企業名であれば
その会社も同然です

まさかうちの生花店がやってしまったのか?!

なぜだ!とあせったのですが

急いで生花店を呼びつけ「なんとかしろ~~~」ということになったのですが

良く見ると両方とも付け花で
他の花屋さんが持ってきた生花と札

こりゃあ作りになんかあるなと思い

式が終わって、生花の札を確認すると
あり得ないことですが

札と差すための棒が、文具用の両面テープだけで固定されている

はがれますわな
そりゃ
はがれます

おわってうちの花屋さんに釘を打って貰って
トントンして

ごめんね、他の花屋さんだった・・・
と謝っておきました


他の花屋さんの尻拭いをさせらるのですから
困ったものです。


そんでもちゃんとやるのが葬儀屋の仕事です

多分経費削減のために
生花店と契約して、直接花を納品しているんでしょうが
葬儀の花は、葬儀屋に頼んでおいた方が無難でしょう






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故人を送る気遣い どちらが正解?

2007年10月23日 | 葬儀屋ポエむ&葬儀屋はなし
故人を送る気遣い どちらが正解?

10月22日16時54分配信 オーマイニュース
 会社の同僚に不幸があった。父親が亡くなり、会社を休むことになるという。当然だろう。葬儀の準備やら後片付けなどしなければならないのだから、1週間くらいは休まなければならないのだと思っていた。

 ところが、彼はそれからたった2日後に職場復帰した。

 改めて彼に話を聞いてみると、同僚の父親は長期に渡って患っていたらしく、家族でずっと看病していたという。「やるだけのことをやった」と言う彼の表情に悲壮感はなく、むしろ清清しささえ感じた。

 そして、休みが短いことについてたずねるとこう答えた。

 「密葬だったもので葬儀も、告別式もやらなかったんですよ」

 それは故人の遺言だったという。どうやら残された家族に迷惑をかけたくないという配慮だったらしい。その遺言どおり、父親が亡くなった日に肉親だけで密葬が行われ、その翌日に荼毘に付されたとのこと。事実、そうした遺言によって、彼はわずか2日で会社に戻ってこられた。

 それはそれで美しい話だと思う。だが、私としては「遺言とはいえ、そんな簡単に故人を送っていいのか?」という「疑問」が浮かび、それを彼にぶつけてみた。すると、彼は表情を曇らせた。

 「やはりそう思いますか? 実はそう思う人が他にもいて、それでちょっと大変なことになっているんですよ……」

■「なぜ知らせてくれなかったんだ!」──気遣いがあらぬ方向に

 密葬が終わった後に故人の関係者に報告したところ、友人達が激怒したというのだ。見送りたかったのに連絡をくれなかったことに対して怒っていたという。それはそうだろう。

 それで遺族は急遽「お別れの会」を開くことになったというのだが、参加人数を集計してみると、その友人連中が100人近くを連れてくるという。予約で押さえた会場の収容人数ギリギリになってしまうということで、彼は頭を痛めていた。

 「これじゃ会社関係の人、呼べませんよ……。どうしたらいいんですかねえ……」

 困惑する彼に、かける言葉がなかった。

 その話を聞いて思ったことは、孤独死が多いといわれている昨今、最期を送りたいという人がそんなにたくさんいるという故人は、間違いなく幸せ者だろう。しかしそんな人だからこそ、遺言通りにしたばかりに後々面倒なことになってしまった。

 「普通に葬儀やったほうがよかったですよ、こんなことになるのなら」と、彼はため息混じりに話す。死にゆく者による、遺された者に対する心遣いと、残された者による死にゆく者への心遣い……。その1つ1つは美談ではあるが、今回はその2つが皮肉にもねじれてしまった。

 私の両親はまだ健在だが、いつの日か、残念ながらも「送る日」は必ずやってくる。その時に自分はどう対応したらいいのか、つくづく考えさせられた1件であった。

(記者:小澤 健二)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071022-00000002-omn-soci

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非常に興味深い記事ですね。
ココでいう密葬というのは、「火葬だけのお葬式」のことだと思います。

密葬が一概にラクかというと、葬儀をやってしまった方がラクだったりする場合も
あります。

もしフツウに通夜・葬儀を行って
式場を借りて葬儀をするならば、予算的には飲み食いと返礼品の差額と
返礼品ぐらいしか大幅な違いはでません。

みんな手ぶらで来るわけじゃないですから
持ってきた香典でそれはチャラになるとは思います。

さて、上記のケースですが
この故人のばあいはある程度社会的な地位にあって
それなりの付き合いがあったことが予想されます

こういったケースの場合は葬儀をしてしまったほうが
ラクではあります

ただ故人の遺志として「家族だけで・・・
密葬で・・・といわれてしまうと、現実の都合と家族への思いで
板ばさみになってしまい苦労することがあります。

本当はそこを踏まえて、本当に家族に負担をかけない方法を
遺志としてのこしてあげたいものです



さて、今回のケースでは
お別れ会を開くことになったが、人数とキャパのバランスが悪いといったケースです
こういった場合も実はお別れ会慣れしている葬儀屋さんに相談すると
解決方法があったりします


よくあることなのですが、こういった場合は
最初に受付をしたら
まず献花をしてしまいます

あとは立食形式で行ってしまえば
それなりにキャパは自由になります
多少進行としてはわかりにくくなってしまいますが

着席よりも多くの人間が入場しても
なんとかなる形式になります

そんな風にしたら何とかなるケースですから
迷ったらまず相談ですね

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疲れと戦う

2007年10月20日 | 葬儀屋ポエむ&葬儀屋はなし
葬儀屋の仕事は夜遅く、朝早かったりします
不規則ですけどね・・
精神的にも肉体的にもハードだし
みんな良くやってくれているなあとおもっています。

さて、そんな風にハードな仕事ですが
ですがというか、だからなのかも知れませんが
仕事が比較的に暇なときは
料理の好きな人間がまかないをつくったり
アットホームにすごしています

大工仕事をしたり
HPつくったり

みんなで飯を食べに行ったり
背中任せてみんなと一緒にがんばってます