葬儀屋日記 byノブアキ

つれづれなる葬儀屋さんの日記です

三沢光晴選手 お別れ会

2009年07月05日 | つれづれ日記
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090704-00000022-spnavi-fight

今日はプロレスラーの三沢さんのお別れ会に行って来ました。
葬儀屋としてじゃなく、ただ純粋に

「ファン」として

亡くなった親父もプロレス好きで
深夜に親父と二人でよく、全日本プロレスを見ていました

生きていく上で本当に勇気をもらいました
ありがとう、三沢さん。

2時から受付と言うことだったので
二時には着くように出たのですが、着きそうになると
一つ手前の駅で同じように花束を持った連中が降りていくではありませんか

おやおやと思って、一つ手前の駅で降りると・・
なんと、もう其処まで参列者の列が続いている

なんとか上手く列最後尾にならぶと

どんどんどん
 どんどんどんどん
  どんどんどんどん

列は延びていって、晴海の橋まで列は延びていきました

三沢光春って人が一体どれだけの人に、夢と希望を与えて
きたか、わかるようなシーンでした

よくある、見てみようぜ的なミーハーな人数の多さではなく
みんなが自分の財布から、お花を買って

三沢さんにお別れをするために集まってきている。

身震いするほど、すごいことだということは
感じました

三沢さんの別れに来た人たちは
おわってバカ騒ぎすることもなく
非常に行儀よく、非常におとなしく
粛々とその人なりの、お別れをしていました

現場にいる感覚では、大泣きする人もすくなく
本当に静かな、悲しみをみんな身に背負い
お別れの場へと進んでいくように感じました

こんなに人が沢山いるのに
トラブルもなく、礼儀正しく
まじめでそんな奴等ばかりいる

人に対して、礼節や優しさを大事にした
三沢さんのことが大好きな人たちの集まりでした

マスコミがあまり、騒がなかったのも良かったかも
しれません。

出口で選手の皆さんが挨拶をしていましたが
斎藤選手のつらい気持ちが伝わるようで
とても辛いんだな・・

と、なんとも言葉にできない気持ちを感じます。

ノアの選手の皆さんは、きっと頑張ってくれる人たちです
ボクも三沢選手に笑われないように、ちゃんと生きていくしか
ないなぁと

有明を後にして、家路に着きました


そうそう

こういう葬儀では、よく会葬人数を水増しして発表するのですが
現場で列数と距離とかお別れスペースから換算すると
ボクの計算で3万人弱きています。

こういうことを正直に発表するのは、めずらしいことなんですよ
芸能界がらみだと大体水増ししますから・・

三沢さんの残した、ノアという箱舟は
本当に誠実で正直ですばらしい箱舟です

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (参列者)
2009-07-05 12:58:51
僕も行きました。
3時間くらい並びましたが曇っていたので、
並びも苦にならなかったです。
晴れてたら日射病で倒れる人いたんだろうなと思います。

あと字が間違ってますよ。
光晴です。
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Unknown (ノブアキ)
2009-07-05 17:36:35
わちゃちゃちゃ

直しました~
ご指摘ありがとうございます
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