昔っから、業界では議論されているこの理論
人情派の人からは葬儀屋だって泣くもんだという意見が支持され
職人派の人からは、葬儀屋が泣いてどうするという意見が支持されてきました
これは一般的なケースでは、どちらも可能だと思われますが
例えば葬儀屋として一番辛い、新生児の死や死産を経験してみると
どちらが答えなのか明確にわかります。
わかりやすい言葉で言い換えるなら、限界まで追い詰められたとき
その仕事の本当の役割が見えてくるという意味ですね
葬儀屋をしていて、あかちゃんのお葬式ほど辛いものはありません
両親もまだ若く、こういった出来事に対する免疫もなく
また怒りのぶつけ場所もなく、自分の子供といった意識が
赤ちゃんの死をもの凄く個人的なものしまい
死を認識する初期の段階では、周りからの心理的な援助も
理解するだけの余裕などないからです
赤ちゃんの、葬儀屋をやっていて本当に辛い仕事です
その人の人生の最後の舞台を締めくくるお手伝いをするとか
お客さんに喜んでもらえる仕事とか
そういった普段使っている概念が通用しないぐらい厳しい世界です
この極限状況のときに、はっきりするのは
葬儀屋は泣くべきではないということです、あくまで頼りなる、目の前にいて
安心させてくれる専門家としての立場が要求されます
というか、葬儀屋さんは「死に慣れた人」であり「葬儀になれた人」という
ポジションを取るのが肌で感じたことですが大事なように感じました
泣く葬儀屋さんもいるでしょう、実際僕も友達の子供の葬儀のとき
泣きそうになりました、でも友達であるお父さんに泣かれたときに
「大丈夫だから、安心しなよ・・・」と背中を抱きしめて、子供をあやすように
たたいていました。
なんとなく葬儀屋のしなければないこと
本当に大事なことがわかったような、仕事でした。
葬儀屋は、目に見える褒め言葉にながされて
「演出」とか「提案」とかに走りすぎちゃいけません
自分の感情を表出するのが仕事ではないからです
だから、これから葬儀屋さんになるひとも
今葬儀屋さんになっているひともこの答えを一緒のに考えて欲しいと
そういう風に思います。
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葬儀のコツをおしえます。
葬儀・葬式・密葬の佐藤葬祭-----------------------------------------------------
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