NPO法人 三千里鐵道 

NPO法人 三千里鐵道のブログです。記事下のコメントをクリックしていただくとコメント記入欄が出ます。

WBC, 名将痛恨のサインミス

2009年03月25日 | 管理人のつぶやき

'あ, サインミスだけなかったら….'
 
韓国が '通恨のサインミス'. 24日(韓国時間) アメリカ LA ドジャースタジアムで開かれた第2回ワールドベースボールクラシック・日本との決勝で9回裏の土壇場で 3-3の同点に追いつき、延長 10回日本のiIchiroに痛恨のタイムリーヒットを浴び3-5で惜敗した. 日本は大会 2連覇を達成。 1回大会日本との準決勝戦敗北の雪辱と初優勝に挑戦した韓国は、準優勝に終わった。 
勝負処であった延長10回の表 2死 2、3塁のピンチで投手イム・チャンヨンがIchiroを相手に 8球まで勝負して、結局センター前安打、2点を許した。 前の打席で2塁打のIchiroを敬遠、満塁で後続Nakajimaと勝負するほうが良かったと誰もが思ったのに、ど真ん中直球を投げて決勝打を浴びた.
 
キムインシク監督は試合終了後の公式インタビューで "10回の表Ichiro打席の時、4球ではないがボールで勝負してだめなら歩かせるようにサインを出し, 捕手・姜民浩もそのようにサインを送ったが投手がよく理解しなかったようだ、と惜しんだ. 韓国は 9回の裏李ボムホのタイムリーで 3-3 同点までは、逆転を期待したが, 延長 10回の表のピンチに耐えきれず崩れた.
 
金監督は "どうしてそうなったのか分からない。 その時初めから明確に敬遠を 指示することができなかったことが悔やまれる"と付け加えた. これに対してイム・チャンヨンは "サインをまともに見られなかった"と "Ichiroとは勝負したい心もあったが最後のボールは失投だった. ボールを投げようと思ったがつい中に入ってしまった"と説明した.
 
試合は歴史に残る名勝負だった. 韓国代表チームはたとえ優勝カップは逃したが、宿敵日本と最後まで手に汗を握るような水準の高い試合をしたことで、国内外で熱い拍手喝采を受けた.

LA | 朴記者jwp94@








当分の間、日本列島の興奮は続きそう。WBC2連覇達成で、今日本中が沸いている。
僕も7回コールド負けの第一試合から昨日の決勝までの5試合を全部テレビ観戦し、興奮し楽しんだ。特に昨日の決勝戦は、緊張の連続で途中胃が痛くなり、2度ほど家の周辺をぶらり散歩して、またテレビをつけ見た。
9回裏ダルビッシュ登場で、これで終わりかと思ったが、ボムホが渾身のレフト前ヒットで同点打。さー逆転だ!と一人叫んだが、同点どまり。

その時の原監督の表情と、解説の清原が「こんな試合、僕の野球人生で初めて見るような歴史に残るすごい試合」と叫んだ声が、僕の脳裏に刻まれた。

…今朝はぼくも落ち着きを取り戻し、日韓両チームに御苦労さん、ありがとうと喝采を送りたい心境にたどり着いた。
金監督は脳梗塞の後遺症を押しての采配で、韓国チームを世界レベルに鍛えぬいた。
原監督の言動には、スポーツマンの清々しさを見た。アジアのチームがファイナルに残ったことを共に誇りたい、韓国チームに尊敬の念を持って胸をつきあわせ堂々と戦いたい、と。韓国メディアは百戦錬磨の金監督に比べ、原監督はサラブレット
で経験不足云々と評していたが、なんのなんの。采配、人格、マナー、そして発言内容等に接すると、尊敬の念すら湧いてくる。
だからスポーツは良いのだ。オリンピックもそんな人類の知恵が生んだ産物であろう。今後も日韓は、スポーツの世界に倣い、互いにせめぎ合い、競い合い、東北アジアの平和と繁栄に寄与して行こう!namsang

最新の画像もっと見る

コメントを投稿