教科書問題、今韓国の民主主義が試されている

ニューライト連合の出した教科書代案（既報）




近現代史教科書, 左偏向か

去る１１月 26日, 教育科学技術部（文科省）が歴史教科書理念偏向に関連, 各出版社と著者たちに 2次修正指示公文書を送った.


教育科学技術部はいわゆる ‘左偏向論難’を呼び起こした金星出版社など 6種の韓国近現代史教科書に対して、去る 10月末 102ヶ所に自律修正, 55ヶ所に修正勧告を出した。 該当の出版社と著者たちの修正案が充分でないと再び ‘修正勧告’ではない ‘修正指示’に高めた.

一応金星出版社などは直ちに “政府の要求どおり教科書内容を直す”と言う立場を明らかにしたが, 教科書著者たちは出版社側決定を受け入れることができないと “出版社が一方的に修正する場合法的対応すること”と言いながら反発している.

教科部（日本の文科省）措置に対する立場も大きく変わっている. 粘り強く左偏向教科書修正を要求して来た ‘教科書フォーラム’ など保守陣営では “国家正統性と憲法精神を否定する内容を直すということは当たり前の措置”と言いながら歓迎の意味を表しているが, 進歩陣営の歴史学者と全教組などは “民主政府ではありえない, 政府が教育の政治的中立性を毀損している”と批判している.

一方, ソウル市教育庁が高校生たちを対象に実施した ‘現代史「特講」も右傾教育論議を生み、教育現場あちこちで摩擦をもたらしているが...





以上、韓国のサイト・アゴラに載った紹介文。この前に、MBC１００分時事討論（パネラー４名）が行われた。それを見た視聴者のカキコがものすごい数に上った。やはり教育に関する関心は高い。

いくつかを拾ってみた。
◆政府が変わるごとに歴史的事実が変わって良いものか。
◆解放直後に戻ったような錯覚を覚える。
◆金九は独立闘志・愛国者なのか、それともテロリストなのか。
◆親北、左傾を貫きたければ、金正日の北に行けばいい。これ以上国内を混乱させるな。
◆教師がかわいそう。教育の中立性は守れないものか

等など

やはり、扶桑社の教科書よりは反応が強烈だ。一縷の望みを託したい！