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キム・ジョンウン “いたって人間的に見えた”-平和自動車代表会見記

2012年02月03日 | 北域内情勢

   ★統一ニュースに、お馴染みの金編集局長のインタビュー記事が載った。異色な記事なので敢えて載せた。

日本では勝共連合、壷売りなどで過去悪名をはせた統一教会が、1980年代後半と思うが教祖文鮮明が突然北を訪問、金日成と会った。…そして義兄弟の契りを結んだ。

「神」と「神」はその後も三代にわたって親密な交流を続けている。

無神論を信念としているわけでもないが、文も金も、神と自分で言ったのか周辺から祭り上げられたのか分からないが、どうしても受け入れがたい。

そして、やがてキム・ジョンウンも神格化のロードマップを歩んでゆくのであろうか? 統一の片方、早く安定し南北交流の活性化と統一への悲願成就に向け前進するのであれば、個人的には宗教であれなんであれ歓迎したい。もう戦争は、民族破滅に繋がるから…。 N

                                                                                     

                  “いたって人間的に見えた”

               キム・ジョンウン副委員長に会った
                                パク・サングォン平和自動車代表

         2012年02月02日(木) 金致寛記者ckkim@tongilnews.com

昨年末、イ・ヒホ女史とヒョン・ジョンウン会長がキム・ジョンイル委員長弔問に行った事実は広く知られているが、パク・サングォン(61)平和自動車代表理事が弔問に行き、キム・ジョンウン当時党中央軍事委員会副委員長に直接会った事実は知らされなかった。

パク・サングォン代表は世界平和連合弔問団の一員として、昨年12月24日DMZ(非武装地帯)を越えて平壌に到着、キム・イルソン広場で焼香した。26日錦繻山記念宮殿でイ・ヒホ女史、ヒョン・ジョンウン会長に続き弔問し、キム・ジョンウン副委員長に会った。

先月31日国内言論としては初めてインタビュー、パク・サングォン代表は文ヒョンジン(34)世界平和統一家庭連合会長とチュ・ドンムン会長と一緒に、キム・ジョンウン副委員長に会い“握手もし挨拶もした”と明らかにした。

パク代表はキム・ジョンウン副委員長に会った印象を
“そんなに特別な感じではなかった。 いかにも人間的に見えた”として
“(弔問に対し)とても有難く感謝し、父を失った人としての悲しみに沈んでいた”と伝えた。

また
“人々を迎える姿が非常に真剣で、心から感謝し丁重な姿であった”と付け加えた。

当時平壌の雰囲気に対して彼は、
“雰囲気は昔金日成主席逝去の時と全く一緒だった”
“人民が道路に自分たちの服を脱いで敷いたりした姿は、金日成逝去時は熱かったのでなかったが、今回は雪が降っていたのでそうしたのではないか”と語った。

彼は “60年以上を金日成を神に、その後は国防委員長を神のように見守り、生きた”とし

“北朝鮮で集団指導体制はありえない”
と断言した。
“キム・ジョンイル国防委員長逝去日が12月17日、3月末に100日が過ぎることになる”として
“100日までは北側の人々は比較的静かに行くだろう”と展望した。

天安艦事件以後5.24措置で南北間交流が途絶えた状況、でも米国籍のパク代表は着実に南北を行き来し、3年前から平和自動車を黒字に、普通江ホテル経営も黒字にした。

また彼は、18年の間の対北朝鮮交流経験を根拠に、北朝鮮が追求する‘強盛大国’の意味、北の唱える‘世界に向かって’というスローガンなどについても、自分だけの解釈を述べた。