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安哲秀院長の激励メッセージ全文

2011年10月24日 | 南域内情勢
安哲秀院長の激励メッセージ全文

1955年12月1日、木曜日でした。

米国、アラバマ州の'ローザ・パークス’というある黒人女性が会社帰りにバスに乗りました。

暫くして狭苦しいバスに白人乗客が乗るとすぐにバス運転手は彼女に席を譲ることを指示しました。

彼女はこれを拒否して、逮捕され、裁判にかけられました。

だが、この小さい動きは多くの人々の共感を呼び、米国の黒人人権運動の大きい転換点になりました。

黒人に法的参政権が与えられたのは1870年でしたが、黒人が白人と共にバスに乗るにはそれから85年がさらに必要でしたし、その変化を引き出した力はまさに小さい“行動”でした。

後に彼女はこのように話します。

“私にはいつも日と同じ日でしたが、大衆の参加がその日の意味を変えた”

“選挙”はまさにこういう“参加”の象徴です。

私は今私たちが新しい時代を開いていく変化の出発点に立っていると考えます。

それで今回の市長選挙は
金持ち対庶民、
老人対若者、
江南と江北の対決ではなくて、

保守対進歩の対立では、より一層、あってはならないと考えます。

私は今回の選挙では特に、理念と政派の壁を超えて、対立でない和合を引き出すことができるのか、

誰の言葉が真実なのか、
また、誰が“過去でない未来を話しているのか”を問う選挙でなければならないと考えます。

それで私は、55年前の黒人女性‘ローザ・パークス’のように、私たちが‘その日の意味を変える’行動に出なければならないと考えます。

選挙参加こそ市民が主人になる道であり、原則が便法と特権に勝つ道であり、常識が非常識に勝つ道なのだと考えます。

私もやはり千万市民のひとりとして
当然私の一票の権利を行使しますし、
早朝に投票場に出て行くでしょう。

皆さんも私とともにしてくれることを心から求めます。
ありがとうございます。

安哲秀拝

maneappa