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白頭山に関する火山南北協議, 都羅山で開催

2011年03月29日 | 南北関係関連消息
★久しぶりのポーズ。
中国側からもたらされる情報だけでも、戦々恐々としている壇君の後孫たちは今…。それでも優先されるものは、理念なのか。
10世紀、高句麗の継承国渤海の史跡を埋めるほどに大爆発を起こした白頭山は、1000年の時空を越え今不気味な兆候を見せている。…なのに。namsang



白頭山に関する火山南北協議, 都羅山で開催

2011年03月29日(火)都羅山=共同取材団/金致寛記者ckkim@tongilnews.com


29日都羅山事務所(CIQ)で白頭山火山関連南北協議を持った南北代表団は、共同研究の必要性に対して共感しながら、次の協議日程を決めないまま閉会した。


協議を終えた南側首席代表のユ・インチャン慶北大地質学教授は、この日午後ブリーフィングで
“我が方は火山活動可否に対する事実関係確認と共同研究の必要性を強調しながら、白頭山火山活動実態把握のための資料交換を提起した”
“資料交換を土台に先行研究を通じて白頭山共同研究方式を協議していこうと明らかにした”
と説明した。

また“北側は白頭山火山活動に対する共同研究必要性を強調しながら、専門家間学術討論会を進行し、現地での共同調査を提案した”と伝えた。

南側が資料交換と先行研究などの共同研究方式を提案したのに比べて、北側は学術討論会と現地共同調査などさらに直接的な活動を提案したと見られる。

ユ教授は“今回の会議では私どもが色々な質問を準備して北側の意見を聴取する立場”だったとし、“北側は白頭山火山活動の可能性に対する言及はなかった、白頭山火山活動に対して共同研究必要性次元で言及はあったが具体的兆候に対する言及はなかった”と話した。


南側は純粋民間専門家会議であることを強調し次の協議日程を提起しなかったが、北側は内閣所属地震局傘下の火山研究所関係者たちが参加し次の日程を提示するなどより積極的に臨んだ。

午後協議は2時6分頃始まって3時50分頃終えられたし、北側代表団一行13人は午後5時頃MDL(軍事境界線)を越えて出境した。


震災報道を見てーぼくのツブヤキ

2011年03月29日 | 管理人のつぶやき
最近はどの番組を見ても震災報道が大半を占める。
昨日のある番組は、タレントのコロッケが被災地を訪れたニュースを扱った。コロッケは避難民をしっかり笑わせた後のインタビューで、現場のあまりの酷さにむせび泣きながら応えていた。『ぼくが泣いてはいけないのに…』と言いながらも、顔をくしゃくしゃにしながら泣いていた。
ぼくもついもらい泣きした。

今朝はやはりタレントのはるな愛さんが被災地を見舞い、寝たきり老人の手を取り, 家族を亡くし泣き止まぬ婦人を抱きしめ、そして握手し励ました。トン汁の炊き出しもし、明るく振舞っていた愛ちゃんが、帰り際に泣き止まぬあの婦人が駆け寄り『愛ちゃん、みんな泣きたいのよ。思いっきり泣かせて…』と言ったと、インタビューに答えながら愛ちゃんも笑顔を崩した。
ぼくはまた鼻頭がツーンとした。
未曾有の悲劇は、その復活、再生過程で、想像を絶する感動を呼ぶものだ。
不謹慎にそんなことを思いながら見ていた。

ところが昨日のある番組に、福島原発20キロから30キロ屋内避難圏内に自主避難の勧告が出た後のゴーストタウンを見廻る自警団の姿が放映された。銀行が遠くて現金を金庫に保管していることの多い東北地方海岸近くの被災地に、窃盗事件が発生しているという話が、震災直後全世界に発信された。その記事を『秩序正しく、我慢強い』日本人を褒め称える報道の片隅に見たときは、そんなに驚きもしなかった。しかし、何故か昨日のゴーストタウン化した街を見廻る「自警団」の活動を見ながら、正直寒気みたいなものが一瞬よぎった。

1923年9月1日、マグニチュード7.9を記録した関東大震災、自警団の標的は暴徒化(デマ)した「不逞朝鮮人」に向けられた。(YAHOO検索サイトに、割と冷静に詳しく載っている。ご参照を)

もうこんなことは起こらないと信じているが、それでも韓国サイトの片隅に『外国人窃盗団の暗躍』云々の報道に、関東大震災の悪夢を想起させた。

在日の象徴的な支援活動、韓流スターの行動とメッセージはあまりにも知られているので、これ以上書かない。だが在日の両巨大組織の総連と民団でも、積極的な支援活動を行ったいることは、あまり報道されない。
特に総連には被災地仙台に朝鮮高校があり、震災直後に東京、京都、大阪から被災地救援隊を派遣し、支援活動を行っている。学校だけでなく日本人被災者への支援活動も日増しに活発化している。
『高校無償化』から唯一はずされた彼らが、それでもこの緊急時に彼らが見せたこの想いと行動を理解することが、過去の不幸を繰り返さない一番の近道であろう。

そんなことを思いながら、恐らく今日も震災番組を見るであろう。namsang