NPO法人 三千里鐵道 

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ノムヒョン前大統領のサイトーあるノサモの投書

2009年03月23日 | 南域内情勢
久しぶりにノムヒョンのサイトを覗いた。ボンハ訪問記事が無くなり(冬季休み)、サイトへのカキコも激減。兄を端緒にした「不正」捜査がノムヒョン本人にまで及ぼうとしている。本人の文章にも覇気が失せて行くようで、淋しい。サイトへの投書者記事(抜粋)を読みながら、MBを押上げた世論(民意?)の背景に思いが及ぶ。ただただ、気の遠くなる想いを如何ともしがたい。namsang



今日はもしかしたら, みなさんの考えとは距離感のある内容になるかも知れなません。悶々と思い続けた私の考えを書きます.

李明博政府 憎いでしょう?  韓国が滅びたら良いとい考えている方もいらっしゃるでしょう?
ある文は、そのまま李明博を呪い茶化し揶揄する文で一杯です.

それですっきりするのでしょうか?

韓国経済、もう滅びると叫びます。だが、本当に滅びてしまうでしょうか? これがすべて李明博のためなのでしょうか? しかし、 大統領一人が国をいかし, 国を殺すことはできません.

事態を客観的に, 冷情に見る努力をしなければなりません. 李明博とハンナラ党は彼らが立てた政策を通じて執権しました. 彼らは自分たちが立てた政策を執行する権利があるのです.

李明博とハンナラ党は今その権利を行使しているだけです. ただその過程で '公論化'を経ないで力づくで強行する問題はあるが, 政策自体は彼らも言う権利があるのです.

振り返りましょう. ノ・ムヒョン大統領が立てた公約を実践する時、私たちの反対側に立った人々がどんな行動したのか.....本当に暴力団まがいの妨害をしたでしょ? 彼らの通うインターネットサイトは、ノ大統領と政府が推進する政策に対する呪いと皮肉が溢れかえっていました。当時も反対側の人々は、韓国は滅びると言いました.


それでほろびましたか?
韓国という国はそんなに甘い国ではないです. 我が国の官僚たちも無能な人々でもなく, 情けない人々でもないです. 自分の国が滅びることを願う人がいるでしょうか.

私たちと '方法', '政策'が違い, '哲学'が違うだけです. そしてそれを実行に移してやっと 1年少し経ったばかりなのです.

それなら私たちは何をしなければならないでしょうか?
何か政策実行する度に、蝋燭を持って, 通りに出て.....この方法しかないのでしょうか?
私の考えは違います. そんな時間があれば、政府が実行しようとする政策と哲学を覆すことのできる代案を準備する勉強をしたほうがましではないでしょうか?

李明博がいくら憎くても.....その感情は一旦横に置き、その政策がどんな背景から出たのか分析してみるべきではないでしょうか?

私はこの掲示板に、李明博を罵る文で, ハンナラ党を罵る文であふれることを願う人ではありません. 望むとすれば 客観的に政策を検証し, 代案を捜してみる努力をする....そんな文があふれるよう願うだけです.

彼らは以前、各種補欠選挙やら地方選挙やらで勝てば、あたかも '参加政府への審判が下った'と騷いだものです。 これが穏当のものでしたでしょうか? こんな式なら、誰がこの国の大統領になろうとしますか?

立場を変えて李明博からすれば、確かに大運河をすると公約しました、 減税も公約したし 公企業民営化も約束しました、 そして国民がその約束を掲げた人を大統領で選びました、 ところが実際に約束した政策を実行しようとしたら、しないでくれと言われていろようなものです.

ノ・ムヒョン大統領もそうでした. 国家均衡発展のために行政首都移転すると言いました. 南北平和繁栄政策も約束しました. 党・政分離も約束したし, 腐敗政治追放すると約束しました. その約束で当選して, その公約を推進しようとしたら、弾劾にあいました.

これで良いんでしょうか? そのように反対するのであれば、はじめから選んではいけないのです. どうして後で、とんでもないことを言いながら反対するのでしょう? このような市民意識なら、神様がこの地に下って韓国大統領をしても同じ結果になるでしょう。

いつまでこんな悪循環を繰り返さなければならないでしょうか。

李明博政府の公安統治は、国民に約束したことがないです. 彼らは デモクラシーを守ると約束しました. 李明博は就任宣誓を通じて憲法を守ると約束しました. ところが、その約束を守らない. だからこのような約束違反に対しては批判して, 行動にも出なければなりません.

しかしはっきり区分して行動しましょう。 すべての責任を '李明博という一人'に押し付けずに, 政策には政策で接近しなければなりません. ただ、憲法を守らなければ、そこに対して敢然と批判をし、憲法遵守を要求すれば良いことです.

私は, 少なくとも前任大統領のホームページで現大統領を政策が違うという理由で, 私たちと考えが違うという理由で、毒づき,茶化し, 揶揄する姿を見たくはありません.

国家の水準は、その国民の水準と思います. 私たち自らが、デモクラシーを擁護する市民たちだと自負するのであれば, 私たち自らが水準を高めなければなりません. 私たちの水準が高くなれば、この掲示板の水準も高くなるはずですし, ここを訪問する人々の水準も高くなるでしょう.

現在カキコ49件
賛・反意見が多く寄せられた。反論者の論拠は、MBの道徳性(不正、嘘、裏切り等)、民意の反映?への疑問、そして、現実の政策など。少々感情的な面もあるが、納得できる面もある。トータルして、これが韓国の現状、レベル! ここからスタートするしかない、のでは…。
やはり、気の遠くなる話だ!