さんでんじです。

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りっちゃん、鹿さんに、嫌われちゃった。

2008-10-30 22:26:17 | Weblog
猿沢池を後にして、階段を上ろうとしたら、急に木立の方に向かう。もぞもぞしながら回り始める。ウンチだ。それも木の根っこに。ちょっと柔らかい。取ったけど、ピチッと木にへばり付くウンチカス。妻が、ペットボトルの水を掛けて木の汚れは落ちた。良かった良かった。奈良を汚しては、いけないぞ。水を持ってきて良かった。

五十二段の階段を上り、三条通りを渡り、興福寺の五重塔の下に来る。やけに人が多い。いつも群れているはずの鹿が一匹も見あたらない。ん、鹿って数え方は、匹だっけ、頭だっけ。ま、いいか。ちょっと拍子抜け。大群を見れば陸も逃げ出すかと期待していたのに。人の多さに鹿も逃げ出したか。いや~奈良公園の鹿はタフだから。

こうなったら、鹿の群れを探してやる。しばらく歩くと、柵の向こうに鹿が数匹。陸は猛然と突っ込もうとする。金網が張ってあるから、入れないよ~。でも、鹿はどうやって入ったんだろう。人もいないのに。などと思っていたら、ぽ~んとジャンプして鹿が飛び出してきた。そうだ鹿はハイジャンプの達人でした。忘れてた。

春日大社の参道を陸と歩くのも恐れ多いかな、と。道を逸れて浮御堂の方へ。いましたいました、鹿がいっぱい、休んでいる。また陸はぐんぐん群れの方に。その中の角を切られたばかりの大きな鹿、ボスでしょうか、キー、キーと周囲に鳴き声を振りまく。変なヤツが来たぞ。気をつけろ。といってるような。みんな、少しずつ陸から離れていく。ヒッハッ、相変わらず、陸の息だけが荒い。も、いいから行こっ。

浮御堂に到着。残念ながら、陸を入れるわけには行きません。だって、浮御堂は鹿の通り道。観光客とは、大人しくすれ違っているのに、陸が入るとパニックだろうから。浮御堂に入る妻をさびしげに見つめる陸。そして、陸も周りの鹿から見つめられています。どうして鹿さんと、なかよくできないんだい。嫌われちゃったじゃん。

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