さんでんじです。

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大学生に対する就職協定を復活すればいい。

2011-02-10 14:31:28 | Weblog
大学卒業予定者の就職活動を遅らせて、学生にじっくり勉強させたほうがいいではないか。という気運がやっと企業側に起こってきましたね。4年次の夏休み頃から説明会を開いた方がいいとする業界もあらわれた。今の企業側は、大学生の3年秋の時点から説明会を開いています。で、面接とかを繰り返して、大学4年の4月頃から採用試験が開始されて、5月には最初の内定者が決まる。そこから中小企業や、大手企業の二次募集がはじまる。9月には内定辞退者の補充を目的とした採用が行われる。で、10月には内定式がだいたいどこでも行われるんですよね。この時に、内定の辞退者が現れてガックリする会社もあるんですよね。そうです、上手な学生は内定を数社からもらっている。当然、内定式は1社しか決められないので、他の数社を辞退することになる。そんなわけで、企業側は内定者を多めに取ったりすることもある。内定式が終わって、入社希望者が少なかったり、多すぎたり。人事の担当者は大変です。だから、就職活動を遅らせて、短期間に狭めることは、企業にとって時間のムダを省くことになるんですよ。

そもそも数十年前には、就職協定があった。確か私が就職したときもあったはず。夏休みくらいから企業の説明会があって、秋ぐらいから面接。で、年内には内定とかがもらえたはずだった。だから、4~5カ月の就職活動ですんだはず。それにくらべりゃ、今の学生さんも、企業側も大変です。そもそも、就職協定を破ったのは、一部の企業だったのです。青田刈りといって、就職活動が始まる夏休み前に、学生の採用をこっそりと決めちゃった。そうすると、他の企業も負けてられないと、協定を破って、前倒しした。で、なし崩し的に就職協定はなくなったんですね。だから、今の長期にわたる就職活動も、元をと言えば、企業が次々と先走りした結果なんですね。だから、悪いのは企業側なんです。かわいそうに、学生側はそれに翻弄されている。1人の学生が、100社以上もエントリーするって、あまりにも変だから。それに対応する企業側も大変でしょ。短くすればいいんですよ。学生もそんなに動き回るよりは、アルバイトをしたほうが、いいんだから。その方が、実社会体験になるんだから。インターンシップもいいかもしれない。


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