さんでんじです。

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だから、お鍋には羅臼昆布だったのか。

2011-02-10 01:23:55 | Weblog
昨日の夜の雨を皮切りに、今日は薄ら寒い日だった。奈良は、ここんところ最高気温が10度を超える日が続いていたのに、とうとう今日は最高気温が10度を超えなかった模様。また、寒い日が始まるんですね。そんなわけで、寒い日は鍋だ。

妻は、いつものように羅臼昆布を水の入った鍋に敷いて、時間を置く。で、じっくりじっくり、炊き上げる。沸騰したところで、昆布を引き上げ、具材を投入する。いつもいつも、思っていた。なんで、羅臼昆布なんだろうって。すると、昆布によって、ダシの味が違うんですね。羅臼昆布は、風味も旨味も強いダシがとれるのだそうな。利尻昆布は、澄んだダシがとれる。日高昆布は、ダシとしては昆布臭く、煮物に向いているそうな。な~るほど、だから、鍋には羅臼昆布だったんですね。だから、日高昆布は安かったんだ。だから、おでん昆布には日高昆布が使われているんだ。納得です。

今日は日田醤油を使ったダシですが、このダシだけを飲んでもおいしいんだよね。昆布のダシはいいよね~。そういえば、いりこを使ったダシって、使わなくなったよね。私が子どもの頃の50年くらい前は、確か母親はいりこを使ったダシを使っていたと思う。それから、化学調味料の味の素の登場です。あのキラキラした小さな結晶を、ちょっと舐めただけで、子供心に不思議なおいしさだったと思う。それからは、おひたしなど、なんでもかんでも味の素を使うようになった。さらにインスタントラーメンとか、カップ麺とか、スナック菓子とかが出てきて、日本人の味覚はおかしくなったんじゃないかな。化学調味料、食品添加物がいっぱいの加工食品が多くなったからね。だから、市販のパック鍋ダシより、昆布ダシです。いくら飲んでもおいしい。次の日でもおいしい。余計なものは、いらないんですね。


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