さんでんじです。

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野良猫の餌付け判決。ちょっとなあ~。

2010-05-14 14:52:53 | Weblog
結局は人間の身勝手なんだよね。なんで、そこに野良猫がいたのか。それは大概が捨て猫によって繁殖してしまったから、元はと言えば人間が悪いのだよね。確かに猫に餌付けをしている人はいます。そんな人はよく見るものね。猫が嫌いな人もいます。でも、集合住宅で餌付けしちゃったのはまずかったのかも。猫の嫌いな人がカチンと来たのかも。しかし、猫の嫌いな人も、どうして協力しなかったのか。猫はきれい好き。だから、共同で猫のトイレを用意してやるとか。

あるご意見で、加藤一二三さんもそんなに猫が好きなら、一軒家に引っ越して、好きなだけ猫を飼えばいい、というのがありました。でもこの場合、猫は三鷹市の集合住宅に集まった子たちです。だから、そのご意見はちょっと違うと思いますね。

加藤さんも、18匹いた猫を4匹まで減らしたといいます。そりゃ~、猫がうろつく限り、シッコもンコもするでしょう。引っ掻いたりもします。どうして共存できないのかなあ。加藤さんも身勝手だろうけど、猫をゼロにしろという人も身勝手です。一番の被害者は、捨てられて飼い主もなく、懸命に生き抜く猫なのですから。

加藤さんが言うように、「一日でも長く生きてほしいとやってきたことが裏目に出た。理解に苦しむ判決だ」。ここまではわかります。訴訟対象外となっている、敷地外での餌付けは続ける、んだって。おいおい、ただの猫好きじいさんじゃないか。まずは、猫たちの去勢手術をしっかりやって、猫たちにもルールを守るように、地域の人たちが一体となって、猫をしつけましょうよ。ちゃんとトイレを用意してやれば、猫たちもそこでシッコもンコもするようになりますって。

私も散歩時に野良猫をよく見かけます。丸くなって、じ~っとこちらを見て警戒しています。さらに私が近づこうものなら、パッと身をひる返して逃げていきます。それくらい、野良猫は臆病なのです。人間をまったく信用していません。だから、いつも餌をくれるおじいちゃんは、唯一心を許せる人間なのですね。いつも、逃げ回っている猫が、警戒心を解くことができる、一番幸せな時間なんです。さから、一日でも長く生きてほしい、その気持ちはわかります。その集合住宅の人は、一日でも早く死んでほしいと思っているのでしょうね。冷酷な人たちです。もしそれらの猫すべてに心を許せる飼い主がいれば、一番理想的なんのですが。だったら、猫にルールを守らせることもできるでしょう。

わが家にも猫がいます。この猫は外には出せません。猫にとっては、寂しいことなんですが、それがわが家のルールです。よそでウンチをして苦情になっても困りますから。猫も人間も仲良く暮らせる時代が、この三鷹の集合住宅にも来るといいですね。ルールを守りながらね。