たくぎんの、なごり。

そうです。かつての北海道拓殖銀行。東京の杉並、井の頭線西永福の駅の直ぐそばに、3階建てのこのビルはあります。

20年前に、杉並に来たときは、なんでこんな所に拓銀が、なんて不思議に思っていました。

今は、もちろん、シャッターが閉まったままの幽霊ビル。駅前の一等地なのに、気味が悪い。

投資ファンドか何かが買い取って、元気なテナントを入れるか、ぶっ壊して店舗付きのマンションにするとか、活気を入れてほしいものです。

西永福の周辺も、いつのまにか酒屋がなくなったり、寿司屋が閉まったり。栄えてんだか、廃れてんだか、中途半端。井の頭線の電車だけは、どんどん混んでいるのに。

落葉につづいての、なごりでした。こちらも、きれい、とは言い難い。

落葉のなごり。

落葉を掃除したあとに、形がくっきりと。これってホコリですよね。

地面に落ちた落葉の下に、どんどんホコリが入り込んで、真っ黒です。大気って、そんなに汚れているんですね。

ベランダの手すりだって、拭いてからしばらくすると、もうザラザラとしている。

ホコリの正体は、花粉、自動車やバイクの排ガスによる黒煙、大気の汚染物質、その他もろもろ。タバコの煙もあるのでしょうか。

東京は、星の見える数が少ない。その証拠が、地面に表れているのかもしれません。