昨年の12月に受任した女性2人(AさんとBさん)と半年ぶりにお会いしました。
東京でグラフィックデザインの株式会社を経営していますが(代取はBさん)、受注減で会社はもとより個人の借金の返済もままならなくなっていたところ、ある経営コンサルタントの紹介で私のところに来たのです。
受任時の話では会社の継続も含めてお2人ともどうしたら良いのか迷われていたので、新年度(22年度)の業況を見てから判断しましょうということになっていました。実際、負債総額だけ見たら、Aさん約800万円、Bさん約1500万円と破産してもおかしくなかったのです。
しかし、例年暮れから春は受注が減るとのことなので(予算の問題で)、それが本当ならば受任時の損益計算等を基に方針を決めることはできないと考え、では暫く待ちましょうということになったのです。もちろんそれだけではなく、別の目的もありました。時間を掛けて現実を見つめながら考えてもらったほうが、選択した方針に納得しやすいと思ったからです。仮に受任時に「破産が妥当」と伝えても受け入れてはくれなかったでしょう。
決めるのはご本人です。私はその意志決定を尊重したい。
だから、受任してから方針を決めるまで私の場合は時間がかかるのです。
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では、また明日。
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--司法書士 松鵜孝之(HN:佐季papa/サキパパ)--
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