台風の恩恵。

世界の中でも、日本人が優秀である理由は、
春夏秋冬と自然環境が厳しいからである。
なぜなら、
楽園とは違って気楽に、のんびりとは過ごしていられないからである。

火山国で島国にあっては生きることは戦いだ。
安易な考えでは生きられない。

日本人にとって生きることは命懸けの遊戯である。
だから、
日本人は平均的に見ても優れた人が多いと言えるし、怠け者には用はない。


私は三重県出身ですが、三重県は台風の被害が多い場所でもあります。

しかし、台風が来ると急にわくわくします。

台風のトラウマが地域住民を団結させたり、台風の危険がアドレナリンを分泌させたりするからかもしれません。


思うに、日本人が目指す目的とその方向性は自然的なものとの一体感に尊った国家千年の計が相応しく、国民も同意しやすいのではないのでしょうか。

その千年の計とは、日本の永世中立国家の設立であると考えます。
なぜなら、
その資格が日本にはあるからです。

世界地図で見て解るように、東の最端に位置する日本は、一度も侵略されたことのない、世界でもめずらしい国であり、原爆の悲劇を経験した、唯一の被爆国である。

そこから日本人が学んだことは、怒りや復讐ではなく、大いなる悲しみを知った国民なのである。
だから、
今後の日本人の使命と世界の貢献は、原爆の悲劇を繰り返さない為にも、世界中に言葉で言うだけではなく、国家の方針いう具体的な形で示さなければ、日本自身が、また同じ過ちを犯しかねないからである。

だからこそ、日本という国には平和を愛し、それを厳守するためににも、永世中立国家を宣言すべきであると考えます。

世界から見て、今後の日本の立ち位置は、世界平和への貢献にこそ希望が託されているのです。

その為にも、極東に位置する小さな島国日本が、永世中立国家であっても何もおかしくはないし、
世界中の、また地球人の誇りでもあると思われるのです。