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マイナンバー制度で収入が隠せなくなる。

2015-05-26 | 社会問題
マイナンバー制度を大きく二つに分けてみると、

一つは、高額所得者の所得漏れが無くなる事と、

もう一つは、低額所得者を働かせる為の理由になる。

前者は、ずる賢く大胆でもあるが、後者は、怠け者の言い訳好きだ。

どちらも「お金には弱い」のだが、一方は欲望であり、もう一方は快楽だ。

どちらが良いと言うのではなく、前者は悲しい「性」でもあるが、後者は単なる「習慣」だ。

不思議な事に、この二つは類似している。20対60対20である。

真ん中に位置する「60」に当たる普通所得の人達には、マイナンバーはそれ程、悪いものではないらしい。

なぜなら、

列記とした国民の義務を果たしている、勤労者であり納税者の証明だからだ。

と言う事は、社長業は大変だ。今までは社長業でなければお金を残せないと言われていた税法が、

今後は庭下の金庫「枯山水」に隠せなくなってしまう・・・。


昔から、「水が清ければ魚が棲まず」のように、税収を取り締まれば、納税者まで監視する事に陥る。

実際、年金番号や社会保障番号は企業にも「まる分かり」のように、

マイナンバーも恐らく、企業に活用されるのではないだろうか。

人口が多いと何かと社会問題も多くなりますが、

日本人が管理、監督が好きなのは、江戸時代から続く我々の遺伝子なのかもしれません・・・。